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雪山ハイキング
東海

大日ヶ岳−ひるがのルートから

2013年02月12日(火) [日帰り]
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コースタイム

8:26登山道駐車場〜10:23いっぷく平〜11:30途中の稜線

昼食11:30〜11:56

11:56途中の稜線〜14:07登山道入り口駐車場
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東海北陸自動車道
ひるがのSAのスマートインター利用
ひるがのSAから車で10分少々で登山道入り口駐車場

カーナビでは登山道入り口までの詳細な地図が表示されず、すこし迷いました。
利用される方は下調べをどうぞ
コース状況/
危険箇所等
駐車場から雪。

駐車場までも雪。

谷の向こうに見える「高鷲スノーパーク」のHPによれば、
積雪220cmと言う事らしい。

尾根が隣で、すぐそこに見える所なので、同じくらいの積雪だと思う。

登山道入り口のりっぱな案内です

初めて来たので、この看板がどれくらいの高さに有るのか、良く分かりません。

今日はHandMの足元と同じ高さです
登山道入り口のりっぱな案内です

初めて来たので、この看板がどれくらいの高さに有るのか、良く分かりません。

今日はHandMの足元と同じ高さです
ミズナラの林を進みます
ミズナラの林を進みます
冬枯れの樹間から遠くの山々が望めます
冬枯れの樹間から遠くの山々が望めます
こっちもですね
うっすらと残る踏み跡ですが、所々消えてしまっていて、ルートを探さなければなりません
うっすらと残る踏み跡ですが、所々消えてしまっていて、ルートを探さなければなりません
ブナの木が多くなりました

かなりの太さの大木も沢山ありました
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ブナの木が多くなりました

かなりの太さの大木も沢山ありました
風の創った造形ですが、白ばっかりで良く見えません
風紋状に模様が出来あがっています
風の創った造形ですが、白ばっかりで良く見えません
風紋状に模様が出来あがっています
木曽 御嶽山を望みます
その左手には乗鞍 北アルプス槍ヶ岳、穂高連峰

右側の遠くには、富士山も見えました
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木曽 御嶽山を望みます
その左手には乗鞍 北アルプス槍ヶ岳、穂高連峰

右側の遠くには、富士山も見えました
「一ぷく平」の名の通り、この辺りは傾斜もほとんど無く、ひろく開けた所です

ここも案内板の高さまで積雪ありですね
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「一ぷく平」の名の通り、この辺りは傾斜もほとんど無く、ひろく開けた所です

ここも案内板の高さまで積雪ありですね
とおくに「ひるがのスキー場」のゲレンデが見えます
先週の雨の中、連れとスノーシューのお試しに行った所です
とおくに「ひるがのスキー場」のゲレンデが見えます
先週の雨の中、連れとスノーシューのお試しに行った所です
「高鷲スノーパーク」のリフト最上部のもちょっと上の構造物
ほぼ同じ高さまで登りました
「高鷲スノーパーク」のリフト最上部のもちょっと上の構造物
ほぼ同じ高さまで登りました
白山 ひときわ白く見えるのが不思議です
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白山 ひときわ白く見えるのが不思議です

感想

「アンダーの下はどこかたずけたの?」とHandMが連れに聞きました。

「知らない」と連れが答えます。

下用のアンダーウェアが無ければ、寒くて山に行けません。
がんばって探しますが、HandMには見つける事が出来ません。

連れがやっと出してくれたのは、連れ用の物・・・
それって女物じゃ?
しかし、他が無いのでお言葉に甘えて借りていきます。

HandM 今日は珍しくおひとり様で山行です。

ウェアを着て、車のエンジンをかけて暖気運転して、ヒーター効く様にせねばと、車庫まで行ってキーをONからスタートへって?
「カチカチ」って音だけして、セルモーターが回りません。

バッテリー上がりです。

部屋に戻って、連れに「バッテリーが御臨終ですわ」と報告するも、「へぇ・・」とつれない返事。

これでは山に行けない。

数分後、「私の車に乗って行ってもいいよ」ってお言葉。
さすが、27年も連れ添ってるだけあるねぇ。
って、その車の支払いもHandMがした様な気もしないではないが。

せっかく早起きしたのに、数々のトラブルが行く手を阻んで、すでに予定の1時間以上のおくれ。 でも泣きません

スマートインターと言う、夢のような便利な出口がある「ひるがのサービスエリア」
なんとコンビニまで一緒に有るのだから、住みたい場所NO1にしてあげたいね。

そのコンビニで買った、HandMの大好きな「ルーツアロマブラック」と信じ切って、一口飲んだその缶コーヒーは、「ルーツアロマ・・微糖」
とことんトラブルな予感がしてならない。

一口飲んで、ふたをしたきり二度と飲めません。
なにせHandMは、糖尿病予備軍・・のも一歩進んだ病人なんですから。

気持ちが折れながら、登山道入り口駐車場を探す・・探す・・・
5年前の高性能カーナビに、その場所は無かった・・
「詳細表示」にしても、無表情なままのカーナビ。

アカン、きょうはとことんアカン
もう止めようかと思ったころに、一筋の光が。

「登山道」ってかいた案内板発見。
それに従って進んで行くと、ありました、有りましたよ駐車場が。

予定の時間から1時間30分も遅れて出発。

駐車場からたっぷりの雪で、その場でスノーシューを履いた。

このスノーシューってのが、例のドッペル○○○ーって言う、この上なくリーズナブルな物。

どれくらい使えるのか、先週この近くでお試し済み。
その時は、この時期のこの標高にしては珍しく雨だった、寒かった。

まぁ、なんとか使える物って事で、今日のこの大日ヶ岳に連れて来たのだった。
本当は、スノーシュー頼りなんだけど。

1月末に、三重県の御在所岳に山行した時の事。
しんせつのしんせつ・・ってシャレにもならない、新雪の深雪の日。
1メートル登っては、2メートルずり落ちるという、コメディーの様な連れの姿に、他人事だからって雪の楽しさに目覚めてしまって居たのだった。

これから、あの御在所のコメディーをHandMが、自演するとは思ってなかったけどね、この時は。

もくもくと歩く、だまって歩く。
連れが居ないおひとり様山行なので、静かです。

ひときわ大きな急な登り坂。

あのスノーシューはクランポンの長さが不足して居るために、この上なく滑る。

せっかく1メートル登ったのに、それもストックにかなりの体重を預けて、足の体重を抜いて。
ちなみに、スノーバスケットなる大きな物をストックに着けてるおかげで、ストック自身はせいぜい30cmも沈めば、体重を預けられるほど効いてくれます、本当にこれに助けられました。

いっぱい汗かいて登ったのに、落ちるのかよ?

本当に登った以上に滑り落ちます。
連れが見てたら、きっと大喜びしたに違いない!なぜか自信が有ります。

そんな坂を3つ位やり過ごして、大日ヶ岳はだいぶ近くなってきましたが、時間はすでに11時を過ぎました。

「何時ころ帰ってくるの?」
おひとり様で出かける後ろめたさから「たぶん2時ころ」なんて、」口からおまかせ  じゃなくて、出まかせを言ってしまった。

言ってしまった以上、あまり遅く帰るわけにも行かない・・
だから、この辺りで引き返さないと間に合わない、今戻っても多分約束の時間は1時間過ぎる事だろう。

「今日の晩御飯は大戸屋で食べたい」って連れが言ってたしな。
「バッテリーも買いに行かなきゃいけないから、早く帰ってくる」なんて、念まで押してしまったしな。

進んでも進んでも深い雪のラッセルと、滑りまくりのスノーシューに、嫌気がさして、引き返そうなんて事は、ぜったいに思ってません、絶対に!
言えば言うほど疑わしいから、言い訳はこの辺にしておこう。

一度決めたら行動の早いHandM、そそくさとその場の雪を踏み固め、お昼御飯を食べる場所を確保。
しかもそこはルートのど真ん中・・・誰か来たら踏みつけて乗り越えて行ってもらおう。
ラーメン作って食べましたが、おひとりで回りわ真っ白な雪ばかりで、しかもおっさんがズルズルってラーメンすすって、現実は厳しいものですね、いつでも。

サクサクっと坂を下りながら、歩きながら滑りながら、転んでるのか滑ってるのか分からない状態で、サクサクと駐車場まで。
我ながら見事な歩きっぷりだったな。  泣かないよ!

帰ったら、このなんじゃく者スノーシューを、鍛えなおしてやろう。
なんとかライトニングアッセントとか言う者に負けないくらいの、強い奴にしてやろうと、心に誓った。

だったら、MSRを買えばって?
HandM、天邪鬼ゆえそういう訳にはいかないのである。

強い子にしたスノーシューを連れて、連れと一緒にも一度大日ヶ岳に遊んでもらえるように、訪れよっと!

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