大日ヶ岳−ひるがのルートから
コースタイム
昼食11:30〜11:56
11:56途中の稜線〜14:07登山道入り口駐車場
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ひるがのSAのスマートインター利用 ひるがのSAから車で10分少々で登山道入り口駐車場 カーナビでは登山道入り口までの詳細な地図が表示されず、すこし迷いました。 利用される方は下調べをどうぞ |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から雪。 駐車場までも雪。 谷の向こうに見える「高鷲スノーパーク」のHPによれば、 積雪220cmと言う事らしい。 尾根が隣で、すぐそこに見える所なので、同じくらいの積雪だと思う。 |
写真
感想
「アンダーの下はどこかたずけたの?」とHandMが連れに聞きました。
「知らない」と連れが答えます。
下用のアンダーウェアが無ければ、寒くて山に行けません。
がんばって探しますが、HandMには見つける事が出来ません。
連れがやっと出してくれたのは、連れ用の物・・・
それって女物じゃ?
しかし、他が無いのでお言葉に甘えて借りていきます。
HandM 今日は珍しくおひとり様で山行です。
ウェアを着て、車のエンジンをかけて暖気運転して、ヒーター効く様にせねばと、車庫まで行ってキーをONからスタートへって?
「カチカチ」って音だけして、セルモーターが回りません。
バッテリー上がりです。
部屋に戻って、連れに「バッテリーが御臨終ですわ」と報告するも、「へぇ・・」とつれない返事。
これでは山に行けない。
数分後、「私の車に乗って行ってもいいよ」ってお言葉。
さすが、27年も連れ添ってるだけあるねぇ。
って、その車の支払いもHandMがした様な気もしないではないが。
せっかく早起きしたのに、数々のトラブルが行く手を阻んで、すでに予定の1時間以上のおくれ。 でも泣きません
スマートインターと言う、夢のような便利な出口がある「ひるがのサービスエリア」
なんとコンビニまで一緒に有るのだから、住みたい場所NO1にしてあげたいね。
そのコンビニで買った、HandMの大好きな「ルーツアロマブラック」と信じ切って、一口飲んだその缶コーヒーは、「ルーツアロマ・・微糖」
とことんトラブルな予感がしてならない。
一口飲んで、ふたをしたきり二度と飲めません。
なにせHandMは、糖尿病予備軍・・のも一歩進んだ病人なんですから。
気持ちが折れながら、登山道入り口駐車場を探す・・探す・・・
5年前の高性能カーナビに、その場所は無かった・・
「詳細表示」にしても、無表情なままのカーナビ。
アカン、きょうはとことんアカン
もう止めようかと思ったころに、一筋の光が。
「登山道」ってかいた案内板発見。
それに従って進んで行くと、ありました、有りましたよ駐車場が。
予定の時間から1時間30分も遅れて出発。
駐車場からたっぷりの雪で、その場でスノーシューを履いた。
このスノーシューってのが、例のドッペル○○○ーって言う、この上なくリーズナブルな物。
どれくらい使えるのか、先週この近くでお試し済み。
その時は、この時期のこの標高にしては珍しく雨だった、寒かった。
まぁ、なんとか使える物って事で、今日のこの大日ヶ岳に連れて来たのだった。
本当は、スノーシュー頼りなんだけど。
1月末に、三重県の御在所岳に山行した時の事。
しんせつのしんせつ・・ってシャレにもならない、新雪の深雪の日。
1メートル登っては、2メートルずり落ちるという、コメディーの様な連れの姿に、他人事だからって雪の楽しさに目覚めてしまって居たのだった。
これから、あの御在所のコメディーをHandMが、自演するとは思ってなかったけどね、この時は。
もくもくと歩く、だまって歩く。
連れが居ないおひとり様山行なので、静かです。
ひときわ大きな急な登り坂。
あのスノーシューはクランポンの長さが不足して居るために、この上なく滑る。
せっかく1メートル登ったのに、それもストックにかなりの体重を預けて、足の体重を抜いて。
ちなみに、スノーバスケットなる大きな物をストックに着けてるおかげで、ストック自身はせいぜい30cmも沈めば、体重を預けられるほど効いてくれます、本当にこれに助けられました。
いっぱい汗かいて登ったのに、落ちるのかよ?
本当に登った以上に滑り落ちます。
連れが見てたら、きっと大喜びしたに違いない!なぜか自信が有ります。
そんな坂を3つ位やり過ごして、大日ヶ岳はだいぶ近くなってきましたが、時間はすでに11時を過ぎました。
「何時ころ帰ってくるの?」
おひとり様で出かける後ろめたさから「たぶん2時ころ」なんて、」口からおまかせ じゃなくて、出まかせを言ってしまった。
言ってしまった以上、あまり遅く帰るわけにも行かない・・
だから、この辺りで引き返さないと間に合わない、今戻っても多分約束の時間は1時間過ぎる事だろう。
「今日の晩御飯は大戸屋で食べたい」って連れが言ってたしな。
「バッテリーも買いに行かなきゃいけないから、早く帰ってくる」なんて、念まで押してしまったしな。
進んでも進んでも深い雪のラッセルと、滑りまくりのスノーシューに、嫌気がさして、引き返そうなんて事は、ぜったいに思ってません、絶対に!
言えば言うほど疑わしいから、言い訳はこの辺にしておこう。
一度決めたら行動の早いHandM、そそくさとその場の雪を踏み固め、お昼御飯を食べる場所を確保。
しかもそこはルートのど真ん中・・・誰か来たら踏みつけて乗り越えて行ってもらおう。
ラーメン作って食べましたが、おひとりで回りわ真っ白な雪ばかりで、しかもおっさんがズルズルってラーメンすすって、現実は厳しいものですね、いつでも。
サクサクっと坂を下りながら、歩きながら滑りながら、転んでるのか滑ってるのか分からない状態で、サクサクと駐車場まで。
我ながら見事な歩きっぷりだったな。 泣かないよ!
帰ったら、このなんじゃく者スノーシューを、鍛えなおしてやろう。
なんとかライトニングアッセントとか言う者に負けないくらいの、強い奴にしてやろうと、心に誓った。
だったら、MSRを買えばって?
HandM、天邪鬼ゆえそういう訳にはいかないのである。
強い子にしたスノーシューを連れて、連れと一緒にも一度大日ヶ岳に遊んでもらえるように、訪れよっと!
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