北参道から敬慎院─七面山周遊


- GPS
- 08:04
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,810m
- 下り
- 1,801m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 8:04
天候 | 晴れ後曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
参道なので、問題なし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ジョギングシューズ
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感想
前日に粟倉山に行った(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2688982.html)後、クルマで七面山雨畑参道の登山口の下見に行ってみた。雨畑川流域は前年の台風の土砂災害で大きな打撃を受け、白い河原に何台もショベルカーとダンプカーが居て、復旧作業を行っていた。そして、雨畑参道の登山口の吊り橋は、どうみても架かっていなかった…。
七面山の雨畑参道の現状を確認するという当初の目的はこの下見の段階で放棄され、フツウに七面山に登りに行くことに変更。
前夜は下部温泉に宿泊。5:40に宿を出て、6時前には登山口のある角瀬地区に到着。角瀬トンネル西口の防災倉庫のある広場にクルマを駐め、6:07より登山開始。俵屋観光タクシーの乗り場の横を過ぎ、神通坊の前の看板に従い、神通坊の境内に入って左折し、赤い鳥居を潜る。ここから北参道を歩く。1丁目ごとに標識とありがたい教えが書かれた看板が建っている。鬱蒼とした杉林のなかをつづら折れで登っていく。七丁目の休憩所を過ぎるとつづら折れから解放され、参道らしい一直線な道になるけど、それは長くは続かなかった(苦笑)。
十三丁目で休憩後、さらに登ってく。丁目ごとの標識のほかに、適度な間隔を持って簡易休憩所があって、塩水やコロナ対策の消毒液の容器が準備されている。なおもつづら折りを登るとパッと開けた場所に出て、安住坊が建っていた。安住坊の前には県の天然記念物の大トチノキが屹立。この先で、この日初めて登山者とすれ違う。コロナ対策なのか、フェイスシールドをされてた。
沢山頂上付近(廿五丁目)の二重稜線を通過すると植生が明らかに変わり、木々の間から景色が望めるようになって来た。廿七丁目で休憩したけど、ここから富士山も望めた。明浄坊を通過し、ゴヨウツツジの案内板と雨畑分岐に出る。当初の計画では、頂上には向かわずにここから下山する予定だった…。ここまでは下山の登山者とすれ違うことも稀だったけど、どんどん頻繁に登山者の姿を見るようになって来た。
丗八丁目付近の谷筋に、白いコンクリート物体が転がってるのを見遣りながら先を進むと、奥之院の裏に出た。奥之院には人も居て、クルマもある(苦笑)。影嚮石の横は展望が広がる広場になってる。奥之院から敬慎院までは車道で(苦笑)、御神木分岐と二の池を通過し、広大な敷地を誇る敬慎院に到着。時間は、9:38。想定よりだいぶ早い。
敬慎院から頂上を目指す。シカさんがタムロしてる荷揚げリフト終点の小屋までは広い道。そこからはようやく普通の登山道。ガレに近寄らないように何度か付け替えられたらしき道を往くと、40分ほどで七面山の三角点に到着。山梨百名山の標柱と展望盤などが設置されてた。ここでカップ麺を喰うなど20分休憩してから、1,989 mの最高地点を往復。何も無いところです(苦笑)。
三角点から敬慎院まで戻って、下りは表参道へ。さすがに「表」というだけあって、一般参拝者の姿が多い。三十六丁目の晴雲坊には人が居て、洗濯物も干されてた(苦笑)。小学生くらいの男の子兄弟の2人とすれ違った。その保護者らしき姿が見えなかったんだけど…。二十三丁目の中適坊で休憩。倒木の直撃を喰らってますが、建物は大丈夫なんでしょうか?
十三丁目の肝心坊、二丁目の神力坊を経て、13:22に参道入口に到着。最初の目論見ではここに荷物を置いて、ジョギングシューズに履き替えてジョギングで角瀬までクルマを取りに戻るつもりだった。しかし、それもメンドーなのでそのまま車道を下る。春木川も大雨の影響が酷かったらしく、復旧工事中のよう。万年橋まで歩いたところで、「ジョギングシューズを担いで来てるのに、何故舗装道路を登山靴で歩いてる?」と今更ながらに気付き、靴の履き替えを行った(苦笑)。栃原橋を渡って進んでるうちに角瀬集落に出て、早川南小学校の横を通ると、朝に(8時間ほど前に)見たばかりの風景が現れた。神通坊の前で一周行程が完成。俵屋観光タクシー前のバス停に多くの登山者がバスを待ってるのを見遣りながら、14:11に角瀬トンネル西口のクルマに戻った。
単純計算で登山口から頂上まで1,650 mも標高差がありながら、長年歩かれてた参道だけあって、凄く歩き易い。標高差のわりに歩きやすいという意味において、燕岳の合戦尾根に近い。標高差に怖じずにもっと歩かれてもいいコース。
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