もう一つの下の廊下「東電歩道」と鳥甲山で秋を楽しむ。

2020年10月31日(土) ~ 2020年11月01日(日)

• GPS: 32:30
• 距離: 30.6km
• 登り: 2,303m
• 下り: 2,301m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:41
• 休憩: 1:20
• 合計: 7:01

距離 17.4km 登り 981m 下り 998m

8:11 雄川閣駐車場
9:21 サイレン
10:57 12:16 渋沢ダム
13:54 13:55 サイレン
15:12 雄川閣駐車場

2日目

• 山行: 7:04
• 休憩: 0:53
• 合計: 7:57

距離 8.5km 登り 1,322m 下り 1,322m

8:39 屋敷登山口
10:49 10:50 赤�凜慮�
11:39 赤�凜瞭�
12:28 13:18 鳥甲山
13:58 13:59 赤�凜瞭�
14:41 赤�凜慮�
16:31 16:32 屋敷登山口
16:36 ゴール地点

歩数　一日目　　32463歩
　　　二日目　　22660歩

天候

一日目　ピーカン
二日目　晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

切明温泉「雄川閣」さんに泊まりましたので、初日は朝、宿のフロントで許可を得て車を駐車場に置かせていただきました。

二日目の鳥甲山は屋敷登山口、入り口のところに3台ほどの駐車スペース、屋敷トンネルの手前に10台ほどのスペースあり。

コース状況／危険箇所等

◆東電歩道
切明温泉から渋沢ダムまで。
東電が管理する、中津川渓谷沿いの断崖上に作られた遊歩道。
下の廊下に似た雰囲気が楽しめます。
下の廊下より道幅は2〜3倍広く安全に歩けますが、落ちたら助からないところは本家と同じですので気を付けて。
切明温泉側のゲートの横を通り、吊り橋を渡ります。
吊り橋を渡ってしばらくのみ九十九折れの急登。標高差にして100m位。
登りきるとベンチあり。そこから渋沢ダムまでほぼほぼ水平道です。
馬の背トンネルのみ通行できませんので高巻いていきます。
最後に通過する第一トンネルは高さが無く長いのでヘッデンあったほうが良いでしょう。ダムを渡った先にちょっとした広場と避難小屋があり、水も出ています。トイレはありません。
この先は野反湖までつながっています。

※本気の東電歩道レコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-533239.html
切明温泉から野反湖までは普通の道なので問題ありませんが。岩菅山から切明温泉への道は破線でありめちゃくちゃ歩きにくい道となっていましたので、行かれる場合は十分ご注意くださいませ。
なんにせよ、これや切明〜野反湖を歩こうと思うと、車の回収がネックになりますね。

以前行ったときはほとんど誰とも会わない貸し切りルートでしたが、人気が出たのか割とたくさんの人が入っていました。




◆鳥甲山
ムジナ平登山口と屋敷登山口があり、周回できますが、ムジナ平からの道は上級者向きで登り一方通行推奨（今回雪が付いたため屋敷登山口からのピストンとしました）
〇屋敷登山口コース
登山口から激急登。上越特有の滑る土。屋敷山鞍部に出るまで果てしなく急登です。
鞍部に出ると、絶景の稜線歩き。ただしやせ尾根ですのでご注意ください。
基本的に頂上に向かって左側は切れ落ち系です。赤グラの肩、赤グラの頭と登っていきます。秋山郷や苗場山方面が絶景。
山頂は藪に囲まれていてあまり展望は開けませんがお座り石もある小平地となっています。志賀高原側が良く見えています。遠く北ア方面も見えていました。

このルート、一般道ですが、危険個所もあり体力も要する若干上級コースです。
特に雪、氷が付きますと難易度が上がりますので気を付けて。ねちょねちょでめちゃくちゃ滑る急坂です。
登りより下りに気を遣う道で下山するまでずっと緊張を強いられますので体力精神力に余裕をもって挑んでください。

その他周辺情報

萌木の里
現在コロナ対策で内風呂のみ営業
500円　受け付けは5：30まで。

写真

10/31 6:32

苗場小赤沢3合目駐車場で車中泊して目覚めたらこの通り・・・
昨夜の冷たい雨は雪になって凍り付いていた。

10/31 6:32

ちなみにトイレはまだ使えました。

10/31 7:14

本日は鳥甲山に登る予定でしたが、ちょっと厳しい感じになってますので、予定を入れ替えて、本日は安全に「東電歩道」を歩きに行くことにします。

10/31 8:07

雄川閣さんの駐車場に車を置かせていただいてスタート。

10/31 8:12

しばらく車道をすすみ、このゲートから入ります。

10/31 8:30

落ち葉の道。
虫こぶ付いたままの枯れ葉発見。

10/31 8:32

吊り橋を渡ります。

10/31 8:38

まばゆい紅葉

10/31 9:01

水平道に入る。

10/31 9:02

朴葉の積もった道。

10/31 9:06

金色

10/31 9:07

落ち葉柄の靴。

10/31 9:10

トネクラ沢
前を行くグループさんの鈴の音が響き渡るので、若干スピードを落とし間をあけることにした（すみません、ワタシ鈴の音は生理的にダメみたい・・・クマですかいっ！！）

10/31 9:11

ガラガラ

10/31 9:11

滝を見上げて小休止。

10/31 9:15

下の廊下感が出てきました。
番線ならぬワイヤー付き。

10/31 9:19

仕合谷トンネル（うそぴょーん）

10/31 9:17

短いのですぐに通過
岩をくりぬいたトンネルが二つ連続であります。

10/31 9:19

サイレン

10/31 9:22

秋

10/31 9:23

やっぱり下の廊下に似ていますよね。

10/31 9:41

馬の背トンネル崩落の恐れありとのことで通行禁止。上を巻いていきます。

10/31 9:47

案外急で疲れる。

10/31 9:49

ふかふかの落ち葉と金色の木々・・・

10/31 9:52

これが全部小判だったなら・・・・（笑）

10/31 9:54

あまりにもきれいなので写真撮影に夢中。

10/31 9:55

唯一の危険個所？

10/31 9:58

ヨッコイショ

10/31 10:03

踊る人

10/31 10:09

道はずっとこんな感じ

10/31 10:14

クマさんも歩いてるらしい。

10/31 10:25

こんな橋を何度か渡ります。
横向きにねじれるように揺れるので若干スリルがあります。

10/31 10:46

倒木を越えて・・・

10/31 10:50

最後の第一トンネル

10/31 10:47

かがまないと歩けない高さ。

10/31 10:55

見えた、渋沢ダム

10/31 10:55

吊り橋を渡っていきます。

10/31 10:56

こんな感じ

10/31 10:56

橋はメッシュなので足元よく見えますよ〜〜〜（笑）
キレイな水

10/31 10:58

渋沢避難小屋
2014年新築されたらしい。

10/31 10:58

中

10/31 11:05

ランチにします。
え？ランチですよね？？？？

10/31 12:13

青空でさわやかな気温で気持ちいい。
15.3℃、湿度62％

10/31 12:13

さあ、帰りますか。

10/31 12:24

再びトンネル。

10/31 12:26

中ほどはこんな感じの岩をくりぬいただけの造り。
床はしっかり舗装してあって歩きやすいが頭ぶつけないように・・・

10/31 12:41

途中ハシゴがあったので登ってみた（ルートではありません）
この先にも道がありましたが、おそらく巡視路ですぐに行きどまるのでしょう。

10/31 12:51

はい、正しいルートは左ではなく右の丸太の上です・・・とかね・・
落ちたら助かりませんが・・・

10/31 12:58

ずっとづづく下の廊下的な道。

10/31 13:10

赤

10/31 13:17

黄色

10/31 13:49

絶景
右の岩が月夜立岩

10/31 13:52

飛びます飛びま〜〜す！！

10/31 13:55

サイレンに戻ってきました。

10/31 14:02

クワガタムシがまだ生きていました。

10/31 14:31

吊り橋に戻ってきた。
何じゃあのモニュメントは・・・

10/31 14:46

河原に降りてみた〜〜〜

10/31 14:58

さあ、温泉、温泉♪
この辺はまだ緑色が勝っている。

10/31 15:06

ゲートです。
車見えてる当たり、2〜3台停められる様子。

10/31 15:11

明日も晴れるかな。

10/31 15:13

ただいま〜〜〜〜
本日のお宿。

10/31 15:32

gotoクーポン、飲み物代にも使えるという事だったので、遠慮なく駆けつけいっぱいプハ〜〜。

10/31 17:19

コンセントが4個もあった。
電気ポット用と書いてあるのに、電気ポットではなく普通の保温ポットだったという謎。

10/31 18:33

夕ご飯は5時半か7時半ということで7時半を選んだため、暇をもてあまして、河原の野天風呂に入りに行く。（すでに宿の内風呂も露天風呂も入った後だが・・・）
こんな湯舟がたくさん掘ってあります。お好みの湯温のところへどうぞ。

10/31 19:01

星空撮影を試みるが満月で明るすぎて写ってません。
ベガ（こと座）とアルタイル（わし座）そしてイルカ座が写ってるのわかるでしょうか？おそらく天文ファンじゃないとわからないでしょうけど（笑）

10/31 19:32

お楽しみの晩御飯〜〜〜〜♪
お腹ペコペコですわ。

10/31 19:35

飲み比べセット付のコース予約しといた。

10/31 19:35

ふたりで別々の頼んだから6種呑める。

10/31 20:22

ワタシが気に入ったのは「水尾」
ダンナが気に入ったのは「霧の塔」

10/31 19:57

この宿のウリの3種のジビエ鍋
クマとイノシシと鹿。
鹿が一番うまいだろうという予想に反して、クマが一番美味しかった。

11/1 7:02

朝ご飯はかご盛りでオシャレでした。

11/1 8:07

今日は鳥甲に向かいます。

11/1 8:27

このトンネルの向こうが登山口。
向うにも3台分の駐車場があるが、すでに2台停まっていて入れにくかったので手前の駐車場に置いた。

11/1 8:27

こんな感じです。

11/1 8:30

登山口
登山届出しました。
いきなりめちゃくちゃな急登。

11/1 8:44

ほぼ直登なんです。

11/1 8:55

読めない看板

11/1 8:56

巨大な雪崩防護壁

11/1 8:57

ぬりかべ〜〜〜〜

11/1 9:00

巨木と・・・

11/1 9:07

まじストレートな急登。

11/1 9:21

座るか〜〜〜！！

11/1 9:29

また座るんか〜〜い〜〜〜！！

11/1 9:31

ぬっちょぬちょに滑る急登

11/1 9:55

本日の前菜は「トリカブトに初めて降った雪の朴葉乗せ」「でございます。

11/1 10:14

一つ目のお料理は「落ち葉の初雪みぞれ和え」でございます。

11/1 10:30

ただでさえ滑る粘土質の土なのに、雪と落ち葉で滑りまくる。

11/1 10:49

やっと稜線乗った。

11/1 10:52

秋山郷
向うは苗場山

11/1 10:47

アップで。
左のデカい尾根についてるのが小赤沢コース。
真ん中の細い尾根についてるのが平太郎尾根コースであろう。
平太郎、面白いですよ。ただし入り口が藪で隠れてわかりませんし、途中ロープに頼らなければ登れない部分がありますが。付けてあるロープかなり朽ちてきてますのであと数年しか登れないでしょうね。

11/1 10:52

先へ進みます。
以前来たときは、ダンナが長靴で来たので先に見えている赤グラの肩へのあの直登がムリってここで引き返した・・・

11/1 11:11

今日は絶対行くもんね。

11/1 11:12

むはははは、確かに登りにくいわ。

11/1 11:23

結構な急登です。コレ帰りのほうが嫌ですよね。

11/1 11:40

わーい、山頂見えてきた。

11/1 11:52

落っこちたらヤバいとこ。

11/1 11:53

この期に及んで下りですか！！

11/1 12:04

くねくね

11/1 12:15

振り返る。
こうやってみると結構のどか・・・でも違うよ。

11/1 12:16

いい風景

11/1 12:19

頑張る
今日は何故かハイピッチで登るダンナ。
「僕はね、やればできる子なんだ、ただやる気が無いだけの子なんだよ〜〜」って、うちの息子のありがたい？？？お言葉。

11/1 12:21

白砂分岐

11/1 13:21

2分なのか？20分なのか・・・？
もう12時越えましたので、20分だったら恐怖かも〜〜〜〜

11/1 13:16

2分で着かず4分かかった。

11/1 12:31

こねこね・・・

11/1 12:30

本日のメインディッシュは、「とりかぶと山頂の白雪で作った雪だるま、バックに志賀高原を従えて」でございます。

11/1 12:36

こちらもお昼ごはんにいたしましょう。

11/1 13:18

さあ、帰るよ

11/1 13:22

ひい〜〜〜長い尾根だ。
写真ではなんてことない道ですが、鬼滑るんです。

11/1 13:42

赤グラの頭と書いてあると思われる。

11/1 13:55

振り返る。
確かに向うのムジナ平からの道は険しそうだ。

11/1 14:13

基本、右は落ちたらヤバいです。

11/1 14:37

ここを登りきると

11/1 14:26

ねっちょねちょの激下り道に入る。

11/1 14:40

ゲロゲロに滑ります。

11/1 15:11

それベンチじゃありませんよ。

11/1 15:27

雪は無くなってグチョグチョ度は減ったがやはり滑る土に滑る落ち葉。

11/1 15:49

また座る・・・

11/1 16:02

おお、雪崩防止壁が見えてきた。
もう少しだ。

11/1 16:10

アーベントロート

11/1 16:19

黄色い激下り道を行く。
ホントに神経使います。

11/1 16:28

やった〜〜〜登山口が見えた。
でもこの最後の10mくらいがめっちゃぐちょねちょの滑る道なんです！！

11/1 16:32

ゴール

11/1 16:33

なんとか明るいうちに降りられてよかった。
最終ランナーだったようです。
でもこの紅葉真っ盛りの日曜日、もっと人がいるかと思ったけどほとんど人に会わなかったな・・・

11/1 16:36

駐車場には靴洗い場完備です（笑）

11/1 17:15

屋敷温泉とかこの辺の宿のお風呂は15時までだったので、ダメもとで萌木の里へ行って「まだ入れます？」って聞いたら大丈夫ですって事だったので、お風呂に入る。よかった〜〜〜開いてて。

11/1 17:21

貸し切りで快適だった。

11/1 18:56

GOTOクーポン残り4000分使わねばならないので、十日町の小嶋屋本店に行ってみた。

11/1 19:18

おそばと、ふのりつなぎの「へぎうどん」をいただいた。
これで丁度、4000円分位。小嶋屋の「へぎそば」は、やはり王道の味がする！！

撮影機器：

DMC-LX7 Panasonic

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

tekutekugo

先週、白砂から下界を見下ろすと谷底の紅葉が素晴らしい。
来週行くなら赤湯温泉か秋山郷だよね〜〜〜とか言いながら、もう予約取れるわけないじゃんって笑ってたんだけど、ダメもとで検索してみたら、まだ雄川閣に空きがあったので、押さえちゃった。ちょっとお高かったけどgotoだし
で、初日は鳥甲山に登って二日目に東電歩道を行くつもりだったのね。
ところが初日は雪が積もっちゃって・・・雪が付くと鳥甲は危ないので、日程をチェンジ。
快晴の初日に東電歩道を歩きに行きました。
お久しぶりの東電歩道だったけど、やっぱりイイね〜〜ここの紅葉は最高
以前行ったときは誰にも会わなかったのに、案外たくさん人がいてビックリしたけど、人気出てきたのかなあ、このルート。静かでよかったのになあ。
クマ鈴の音ワタシダメなんですよ
あ、もちろんクマがいそうなところで鈴を鳴らすのは正しいので文句言うつもりはありませんし嫌な顔もいたしません。自主的に鈴の音回避をさせていただきますのであしからず。山はかすかな風の音や沢の音、鳥の声などを楽しみながら歩きたいのデス

一度は泊まってみたかった雄川閣さんにも泊まれて幸せでした。
でもなんか高級過ぎない？こんなに高かったっけこの宿？
費用対効果ではリバーサイドハウスさんの勝ちかも

初日に鳥甲登るつもりで、前夜から苗場登山口にスタンバイしていたのに、二日目に変更したため、宿の朝ご飯食べてからスタートで登山開始が遅くなり、山頂にたどり着けるかどうかぎりぎりでしたが、今回はダンナがいいペースで歩いてくれたため山頂に立てました。なんとか明るいうちに下山もできて良かったです。

秋の二日間、紅葉と雪とたっぷり楽しんでくることが出来ました。

秋山郷って関東からは遠くてなかなか行けないけど、やっぱり良いですよね。
さあ、そろそろ近場のお山がきれいに色付く季節。
GOTO贅沢旅行もいいけど、格安キャンプにGOかな〜〜〜

コメント

さだお

紅葉が素晴らしい
水平道‥とても憧れるワードです。
すっかり秋ですねー。もう冬も混じっちゃってますけど（笑）
美しいなぁ。紅葉のトンネル、空気も紅葉。
秋満喫し足りてないので、ふ〜ゆ〜がーくる前に♪
どこかに行きたくなっちゃった。

tekutekugo

Re: 紅葉が素晴らしい
ちゃださーん
いいでしょいいでしょ、水平歩道
ホントに下の廊下そっくりなんだよ。
もう紅葉は終わっちゃうけど、来年でもぜひ行ってみてほしい所です。
ふ〜ゆ〜〜がくる前に〜〜もう一度紅葉にめ〜〜ぐりあいたい〜〜〜
そして冬はどこへ行こうかな

carol

酒の廊下・・・・
なんか昨年のモデルコースでヤマレコにでたの思い出した。
こちらは20キロも本当に水平なんですな〜
これが本当フラットだよ〜ね。
最後にピークで、なかなか鮮やかな紅葉ですね
学術総会やら、なんやらで忙しく動けない〜

tekutekugo

Re: 酒の廊下・・・・
きゃろさん
前回よりめちゃくちゃユル設定で行ってきました。
美味しいとこどり天国ルートです。
でも、鳥甲は思ったより厳しかったよ。
動けるようになったらぜひ