ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2698831
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大台ケ原・大杉谷・高見山

高見山地 テン泊縦走 関西のマッターホルンから伊勢の槍ヶ岳へ(平野登山口〜局ヶ岳旧道登山口)

2020年10月31日(土) ~ 2020年11月01日(日)
情報量の目安: S
都道府県 三重県 奈良県
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
18:11
距離
35.0km
登り
2,927m
下り
3,248m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:16
休憩
0:57
合計
7:13
距離 15.4km 登り 1,625m 下り 1,025m
9:05
34
9:39
9:40
23
10:03
40
10:43
10:46
23
11:09
11:10
8
11:18
33
11:51
14
12:05
49
12:54
13:31
7
13:38
39
14:17
44
15:01
15:02
6
15:08
49
15:57
16:01
3
16:04
16:14
4
16:18
2日目
山行
10:00
休憩
0:54
合計
10:54
距離 19.7km 登り 1,312m 下り 2,223m
5:37
33
6:10
7
6:17
6:18
6
6:24
6:25
25
6:50
6:52
34
7:26
7:27
11
7:38
35
8:13
29
8:42
8:43
15
8:58
8:59
8
9:07
46
9:53
10:25
21
10:46
67
11:53
14
12:07
107
13:54
68
15:02
15:14
7
15:21
15:23
46
16:09
16:10
4
16:14
17
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:
 大阪6:46-(JR,180円)-7:02鶴橋7:09-(近鉄,770円)-8:00榛原駅8:18-(奈良交通,520円)-8:38菟田野8:40-(東吉野村コミュニティバス,200円)-9:15下平野バス停
 ※東吉野村コミュニティバスは、事前予約必要(0746-42-0441)
  (午前9時までに出発する便は前日19 時まで、その他の便は乗車時刻の2時間前まで)
  http://www.vill.higashiyoshino.nara.jp/life/wp-content/uploads/sites/2/2020/03/hycommunitybus_guidance_r2.3.14.pdf
  P9.[休日]杉谷方面

復路:
 堀出16:33-(三重交通バス,1120円)-17:23松阪駅17:34-(近鉄,1590円)-19:40鶴橋19:45-(JR,180円)-20:00大阪
 ※三重交通 飯南波瀬線
  https://www.sanco.co.jp/krs/dep_time_table.php?gen=20201024&week=3&hour=15&minute=0&IsDep=1&dep=6045&arr=6001〈=
コース状況/
危険箇所等
コース状況:
 ・高見山〜三峰山
  よく整備された登山道。踏み跡は明瞭で、標識、テープも随所にあり、
  迷う心配はありませんが、距離が長いので、歩きに集中して前進あるのみ。
 ・三峰山〜川俣峠
  よく整備された登山道。
 ・川俣峠〜局ヶ岳
  修験業山辺りから、アップダウンが半端ない急登が連続する。
  気合を入れて進むべし。痩せた岩尾根は、スリップ注意!
  踏み跡は明瞭。(ピークでは進む方向を確認すべし)
その他周辺情報 テン場:
 新道峠
  ・フカフカの落ち葉のマットの上に張れます
  ・すぐ脇に水場有り(沢は水量豊富)
  ・夜、鹿がたくさん通ります(ホイッスルと耳栓が役立ちました)
下平野バス停。今日はここから、高見山を目指します。
2020年10月31日 09:02撮影 by  X-T10, FUJIFILM
6
10/31 9:02
下平野バス停。今日はここから、高見山を目指します。
高見山登山口。
2020年10月31日 09:05撮影 by  X-T10, FUJIFILM
3
10/31 9:05
高見山登山口。
高見山。道中安全をお詣りしました。
2020年10月31日 10:39撮影 by  X-T10, FUJIFILM
12
10/31 10:39
高見山。道中安全をお詣りしました。
三角点、ゲット!
2020年10月31日 10:41撮影 by  X-T10, FUJIFILM
8
10/31 10:41
三角点、ゲット!
これから歩く、三峰山への稜線。(三峰山の裏にある、局ヶ岳はここからは見えませんでした)
2020年10月31日 10:42撮影 by  X-T10, FUJIFILM
15
10/31 10:42
これから歩く、三峰山への稜線。(三峰山の裏にある、局ヶ岳はここからは見えませんでした)
北部も見晴らし良好。(曽爾高原や鎧、兜まで、見えていました)
2020年10月31日 10:42撮影 by  X-T10, FUJIFILM
12
10/31 10:42
北部も見晴らし良好。(曽爾高原や鎧、兜まで、見えていました)
崩壊地を巻いて進む。
2020年10月31日 10:58撮影 by  X-T10, FUJIFILM
13
10/31 10:58
崩壊地を巻いて進む。
景色はめっちゃ綺麗。台高山脈がよく見えていました。
2020年10月31日 10:59撮影 by  X-T10, FUJIFILM
15
10/31 10:59
景色はめっちゃ綺麗。台高山脈がよく見えていました。
三峰山へと続くながーい稜線。
2020年10月31日 11:02撮影 by  X-T10, FUJIFILM
14
10/31 11:02
三峰山へと続くながーい稜線。
古いワイヤー巻取り機の残骸。
2020年10月31日 11:13撮影 by  X-T10, FUJIFILM
5
10/31 11:13
古いワイヤー巻取り機の残骸。
やっとこさ、請取峠。ここでランチ休憩。湯を沸かし、コーヒーとパンを頂きました。
2020年10月31日 12:58撮影 by  X-T10, FUJIFILM
7
10/31 12:58
やっとこさ、請取峠。ここでランチ休憩。湯を沸かし、コーヒーとパンを頂きました。
白髪峠へ。
2020年10月31日 14:48撮影 by  X-T10, FUJIFILM
3
10/31 14:48
白髪峠へ。
縦走路は、よく整備され、看板も豊富です。
2020年10月31日 14:48撮影 by  X-T10, FUJIFILM
5
10/31 14:48
縦走路は、よく整備され、看板も豊富です。
秋を感じます。
2020年10月31日 15:28撮影 by  X-T10, FUJIFILM
9
10/31 15:28
秋を感じます。
あれれ。白髪峠を目指していたら、もう通り過ぎてるやん。(どこやったんや?)
2020年10月31日 15:29撮影 by  X-T10, FUJIFILM
5
10/31 15:29
あれれ。白髪峠を目指していたら、もう通り過ぎてるやん。(どこやったんや?)
新道峠に到着。
2020年10月31日 15:55撮影 by  X-T10, FUJIFILM
5
10/31 15:55
新道峠に到着。
今宵の宿は、ブナのフカフカの絨毯の上に。
2020年10月31日 15:56撮影 by  X-T10, FUJIFILM
8
10/31 15:56
今宵の宿は、ブナのフカフカの絨毯の上に。
今日の我が家。
2020年10月31日 16:44撮影 by  X-T10, FUJIFILM
23
10/31 16:44
今日の我が家。
脇の沢で水を汲む。(ここの水場は水量豊富。冷たくて、めっちゃ美味しい!)
2020年10月31日 16:07撮影 by  X-T10, FUJIFILM
13
10/31 16:07
脇の沢で水を汲む。(ここの水場は水量豊富。冷たくて、めっちゃ美味しい!)
水、ゲット!
2020年10月31日 16:13撮影 by  X-T10, FUJIFILM
11
10/31 16:13
水、ゲット!
紅葉が綺麗です。
2020年10月31日 16:45撮影 by  X-T10, FUJIFILM
14
10/31 16:45
紅葉が綺麗です。
夕食は、いつものアルファ米雑炊。(疲れたので、直ぐに爆睡。)
2020年10月31日 17:11撮影 by  X-T10, FUJIFILM
9
10/31 17:11
夕食は、いつものアルファ米雑炊。(疲れたので、直ぐに爆睡。)
◆2日目の朝。ヘッデンの光で歩き始めます。
2020年11月01日 05:38撮影 by  X-T10, FUJIFILM
7
11/1 5:38
◆2日目の朝。ヘッデンの光で歩き始めます。
八丁平へ。
2020年11月01日 06:17撮影 by  X-T10, FUJIFILM
5
11/1 6:17
八丁平へ。
お~、空が白んできました。
2020年11月01日 06:19撮影 by  X-T10, FUJIFILM
11
11/1 6:19
お~、空が白んできました。
八丁平。いい雰囲気の場所ですね。
2020年11月01日 06:19撮影 by  X-T10, FUJIFILM
6
11/1 6:19
八丁平。いい雰囲気の場所ですね。
三峰山。
2020年11月01日 06:24撮影 by  X-T10, FUJIFILM
10
11/1 6:24
三峰山。
三角点、ゲット!
2020年11月01日 06:25撮影 by  X-T10, FUJIFILM
10
11/1 6:25
三角点、ゲット!
ここは、北にも展望あります。
2020年11月01日 06:26撮影 by  X-T10, FUJIFILM
11
11/1 6:26
ここは、北にも展望あります。
いよいよ日の出。
2020年11月01日 06:30撮影 by  X-T10, FUJIFILM
13
11/1 6:30
いよいよ日の出。
幻想的な朝でした。
2020年11月01日 06:45撮影 by  X-T10, FUJIFILM
20
11/1 6:45
幻想的な朝でした。
平倉峰。
2020年11月01日 06:52撮影 by  X-T10, FUJIFILM
8
11/1 6:52
平倉峰。
木々の向こう、遥か彼方に雲海に浮かぶ局ヶ岳の姿が見えた。(けど、恐ろしく遠いぞ!気合を入れて進む)
2020年11月01日 06:53撮影 by  X-T10, FUJIFILM
7
11/1 6:53
木々の向こう、遥か彼方に雲海に浮かぶ局ヶ岳の姿が見えた。(けど、恐ろしく遠いぞ!気合を入れて進む)
気持ち良い、朝の登山道。
2020年11月01日 06:53撮影 by  X-T10, FUJIFILM
10
11/1 6:53
気持ち良い、朝の登山道。
南側の眺め。遠くまで綺麗に見えていました。
2020年11月01日 07:03撮影 by  X-T10, FUJIFILM
18
11/1 7:03
南側の眺め。遠くまで綺麗に見えていました。
今日は、雲海が凄い。(気分良く進みます)
2020年11月01日 07:03撮影 by  X-T10, FUJIFILM
13
11/1 7:03
今日は、雲海が凄い。(気分良く進みます)
秋色の登山道を進む。
2020年11月01日 07:04撮影 by  X-T10, FUJIFILM
7
11/1 7:04
秋色の登山道を進む。
ここで、右折。(美味しそうな尾根に、引き込まれないように!)
2020年11月01日 07:27撮影 by  X-T10, FUJIFILM
8
11/1 7:27
ここで、右折。(美味しそうな尾根に、引き込まれないように!)
なだらかな登山道を気持ちよく進む。
2020年11月01日 07:33撮影 by  X-T10, FUJIFILM
6
11/1 7:33
なだらかな登山道を気持ちよく進む。
良い雰囲気です。
2020年11月01日 07:41撮影 by  X-T10, FUJIFILM
4
11/1 7:41
良い雰囲気です。
山深い光景。
2020年11月01日 08:41撮影 by  X-T10, FUJIFILM
11
11/1 8:41
山深い光景。
修験業山。
2020年11月01日 08:44撮影 by  X-T10, FUJIFILM
7
11/1 8:44
修験業山。
日が差すと、紅葉が輝きます。
2020年11月01日 08:45撮影 by  X-T10, FUJIFILM
9
11/1 8:45
日が差すと、紅葉が輝きます。
川上山若宮八幡神社。
2020年11月01日 08:59撮影 by  X-T10, FUJIFILM
4
11/1 8:59
川上山若宮八幡神社。
古い御幣と御神体が祀られていました。
2020年11月01日 08:59撮影 by  X-T10, FUJIFILM
7
11/1 8:59
古い御幣と御神体が祀られていました。
紅葉が進んでいます。
2020年11月01日 09:33撮影 by  X-T10, FUJIFILM
10
11/1 9:33
紅葉が進んでいます。
栗ノ木岳。
2020年11月01日 09:53撮影 by  X-T10, FUJIFILM
7
11/1 9:53
栗ノ木岳。
あ〜、めちゃめちゃ疲れたぞ〜。靴下までも脱ぎ捨てて、足を休めます。
2020年11月01日 09:54撮影 by  X-T10, FUJIFILM
13
11/1 9:54
あ〜、めちゃめちゃ疲れたぞ〜。靴下までも脱ぎ捨てて、足を休めます。
湯を沸かし、パンとコーヒーを頂きました。
2020年11月01日 09:54撮影 by  X-T10, FUJIFILM
11
11/1 9:54
湯を沸かし、パンとコーヒーを頂きました。
激下り〜。(どこまで、下らせるねん!)
2020年11月01日 10:43撮影 by  X-T10, FUJIFILM
5
11/1 10:43
激下り〜。(どこまで、下らせるねん!)
お~、ついに局ヶ岳にご対面。かっちょえ~。
2020年11月01日 11:01撮影 by  X-T10, FUJIFILM
18
11/1 11:01
お~、ついに局ヶ岳にご対面。かっちょえ~。
庄司峠。
2020年11月01日 12:08撮影 by  X-T10, FUJIFILM
4
11/1 12:08
庄司峠。
トリカブト。(まだ、残ってくれていました)
2020年11月01日 12:26撮影 by  X-T10, FUJIFILM
10
11/1 12:26
トリカブト。(まだ、残ってくれていました)
ラスボス、局ヶ岳へ。いざ!
2020年11月01日 13:53撮影 by  X-T10, FUJIFILM
19
11/1 13:53
ラスボス、局ヶ岳へ。いざ!
歩いてきた稜線を振り返る。(どこまでも、果てしないなぁ)
2020年11月01日 13:53撮影 by  X-T10, FUJIFILM
11
11/1 13:53
歩いてきた稜線を振り返る。(どこまでも、果てしないなぁ)
コルに到着!ここから局ヶ岳へ、登り返します。
2020年11月01日 14:41撮影 by  X-T10, FUJIFILM
4
11/1 14:41
コルに到着!ここから局ヶ岳へ、登り返します。
局ヶ岳。ついにやった!
2020年11月01日 15:07撮影 by  X-T10, FUJIFILM
15
11/1 15:07
局ヶ岳。ついにやった!
歩いてきた稜線を振り返る。ここまで、長かった~。
2020年11月01日 15:08撮影 by  X-T10, FUJIFILM
14
11/1 15:08
歩いてきた稜線を振り返る。ここまで、長かった~。
下界の町並みも見えていました。
2020年11月01日 15:08撮影 by  X-T10, FUJIFILM
11
11/1 15:08
下界の町並みも見えていました。
旧道登山口まで下りてきました。お~、バスに間に合うかも。(最後の力を振り絞って、進みます)
2020年11月01日 16:02撮影 by  X-T10, FUJIFILM
4
11/1 16:02
旧道登山口まで下りてきました。お~、バスに間に合うかも。(最後の力を振り絞って、進みます)
局ヶ岳神社にお詣りしました。
2020年11月01日 16:16撮影 by  X-T10, FUJIFILM
8
11/1 16:16
局ヶ岳神社にお詣りしました。
堀出バス停。(滑り込みセーフでバスに飛び乗った。お疲れさまでした)
2020年11月01日 16:33撮影 by  X-T10, FUJIFILM
11
11/1 16:33
堀出バス停。(滑り込みセーフでバスに飛び乗った。お疲れさまでした)
撮影機器:

感想

念願の台高縦走を歩いて、高見山から尾鷲までが繋がった。更に、高見山地を東へ。赤線繋ぎはどこまでも。(今年中にやるべきことは、早めに済ませておきます)。

以下、道中記録です。

◆1日目:平野登山口〜高見山〜新道峠(泊)
榛原駅からバスを乗り継ぎ、下平野バス停へ。バスの運転手から、「リフトとかは無かったけれど、昔は明神平でスキーも出来たんだよ。」と伺った。今年も雪が積もれば、雪遊びが楽しめるかも、と思った。

コミュニティバスは予定より、早めに到着。距離が長いので、スタートが早くなるのは助かります。準備を整え、歩き始めた。流石は人気の高見山。親子連れ、パーティ、ソロの方、いろんな方がいらっしゃいました。

高見山山頂で小休止。今日は天気もよく、見晴らしも効く。周囲が一望できて気持ち良かった。ここからは、未踏の縦走路へ足を踏み入れる。途中、ご夫婦を追い抜く。「今日はどこまで?」「三峰山です。明日は局ヶ岳まで行く予定。初めてなので、楽しみです。」「へ〜、修験業山や栗ノ木山も越えて行くんですね。頑張ってね。」とエールを頂く。

ここから先は、行き交う人もまばらな縦走路。樹林帯の中で、展望もないひっそりとした山歩きでした。どんどん進んで、請取峠でランチ休憩。あ~、疲れた。靴下も脱いで、足を休める。

ここからは、三峰山に向かって高度を上げていく。でも小さなアップダウンは随所に待ち構える。なかなかタフな縦走路でした。夕方、無事、テン泊予定地の新道峠に辿り着いて、ホッとする。新道峠からすぐ脇に沢があり、まずは水を汲む。沢は水量豊富で、冷たくて美味かった。テン泊には、良い場所ですね。

ブナの木の隣に適地を見つけ、テントを設営。今日は、疲れた。夕食後、暗くなって寝袋に潜り込む。晩秋を迎え、夜はすっかり肌寒くなったが、寝袋の中に入れば、ぬくぬくとして快適だ。外では、時折、鹿の鳴き声が煩い。テントの近くで笛の様な警戒音を、ずっと放っている。どうしようか?と、思いつき、クマ対策ホイッスルを鳴らしてみる。鹿の警戒音はまだ鳴っているが、ちょっと戸惑っているのがわかる。ここで畳み掛けて、ホイッスルを吹きまくる。しばらくすると、鹿はいなくなった。別の鹿も同様にホイッスルで撃退。翌日しっかり歩くためには、体を休める睡眠は重要なのだ。(稜線上は、大抵風の通り道。風の音が一晩中鳴っていたが、耳栓をして、ぐっすり熟睡できた)。

◆2日目:新道峠〜三峰山〜修験業山〜栗ノ木山〜局ヶ岳〜旧道登山口
4時に起きて、5時半に出発。日の出前、ヘッデンの光で進み、まずは八丁平を目指した。ガスに包まれた八丁平は、幻想的だった。霧氷で有名な三峰山。森を包み込む濃いガスが、樹木に霧氷をつけるのでしょう。

三峰山で夜が明ける。今日も天気が良い。山頂は展望が良かった。さらに眼下に雲海が広がっている。こんな日に縦走できるなんて、ラッキー!なだらかで歩きやすい縦走路を東へ進んだ。

修験業山近くになると、勾配がきつくなり、痩せた岩尾根も出てくる。ここは、なかなかハードやなぁ。続く栗の木山も、同様。名前は可愛いけど、アップダウンがすごい。栗の木山でランチ休憩。靴下も脱いで、足を休めた。いつもの様に、パンとコーヒーを頂いた。気休めにアミノバイタルも飲んで、先へと進む。この後も、ドMな急登の稜線に、体力を削られた。

ヘトヘトになって、庄司山手前のピークで小休止。ようやく、ラスボスの局ヶ岳を捉えた。ここからは気合で進む。局ヶ岳には15時過ぎに到着!なんとか、歩き切ったぞ~。山頂ベンチで、寝っ転がって、青空を見上げた。

さぁ、あまり時間がない。バスの時間に間に合うかもと、急いで下山を開始。旧道登山口まで下りて、後15分コースタイムを短縮できれば、バスに間に合うことが判り、最後の力を振り絞って、追い込みを掛ける。

ぎりぎり滑り込みセーフでバスに間に合い、長い帰途に就きました。お疲れさまでした。(その後、バス・電車で爆睡)。

今日も良い山でした。

(1日の消費量 水2L、燃料80ml(夜30ml+朝30ml+昼20ml)
 荷重13kg、アルファ米 2/4食、行動食 500ml×0本)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1987人

コメント

いつもながらたっぷりとした縦走ですね。
食事や水の心配とか、もう悩まない領域ですよね?
計画立案に、どの程度時間を掛けていらっしゃいますか?
2020/11/3 18:13
Re: いつもながらたっぷりとした縦走ですね。
今回歩いた、高見山地は、なかなかタフな縦走路でした。今回は、ほぼ当初の計画通りに歩けて、満足です。

計画時は、たいがい山と高原地図の標準CTで計画します。(私の場合、でっかい荷物を背負って、長い距離を歩くので、標準CTで歩くのがせいぜいか?)
でも、今回歩いたルートは、山と高原地図に記載のないマイナールートを含みます。こんなときは、ヤマレコ計画作成時の「らくルート」機能が役立ちます。
先人の歩いたレコを参考に、計画を立てます。このとき、脚力は人それぞれなので、慎重に見定める必要があります。(トレランスタイルの方の記録などは、ペースが違い過ぎて参考にならない)。また、秋になると、日が短くなるので、日没までに本当に辿り着けるか?何度も、シミュレーションします。いつもは、日の出前から、歩き始めて、日の入までに宿泊予定地に辿り着けるように計画。(10/31日の出6:14,日の入17:03)。
食事は、いつもワンパターンなので、日数+予備1日分を準備するのみ。
テン場は、確実に水が取れる場所を最優先に計画します。(水場はとっても重要なので、ヤマレコのみならず、ヤマップ、その他、Webに点在する山行記録までも参照して、情報を仕入れます)。里山の場合は、浄水器も忘れずに。
万一たどり着けなかった場合のバックアッププラン(エスケープルート確保など)も用意して、準備完了!
1週間前の週末には、ほぼパッキングまで終え、後は当日を待つのみ。ワクワクしながら当日を待つ、楽しい時間です。
(計画時に予定していない行動の選択肢は、実際の山行時には実行できないので、自分の中で不安が払拭されるまで、じっくり計画を練ります)
山行計画はとても重要。山行きが成功するかの、半分以上は計画に依存すると考えています。
2020/11/4 0:41
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら