穏やかな冬の大菩薩~新しい靴を履いて山へ行こう!~
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- GPS
- 07:18
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,302m
- 下り
- 1,303m
コースタイム
8:51 上日川峠
10:41 石丸峠
11:21 大菩薩峠(-11:31)
12:13 雷岩(-12:47)
12:55 大菩薩嶺山頂(-12:58)
13:48 丸川峠
14:57 丸川峠分岐駐車場
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
さいたま市自宅→R16→青梅→R411→柳沢峠→丸川峠分岐駐車場 (復路は往路の逆を行く) ※R411は丹波村を越えた辺りから柳沢峠にかけて路面に残雪があり、一部凍結していますので注意が必要です。 当方ノーマルタイヤのFF車でしたが、慎重にゆっくり進めば何とかたどり着けました。 〇最終コンビニは青梅方面から下の道で来る場合、古里駅前のセブンイレブンです。 〇丸川峠分岐駐車場(無料) およそ15台駐車可能ということですが、7:30頃で10台ほどの車が停まっていました。 トイレはありませんので、500メートルほど手前にある公共トイレを利用。 尚、こちらまでの道には残雪が一部ありまして、最後の最後の登り坂に皆さん難儀しておりました。 スタッドレスタイヤ装備やチェーンを。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〇登山ポストは丸川峠分岐駐車場辺りには見当たりませんでした。 〇全体を通して危険箇所は特にありません。 雪質も丸川峠からの下り以外は悪くなく、特にアイゼンを必要に感じなかったので装着しませんでした。 ※毎度簡単にポイントだけ記しますので、少しでも参考になれば幸いです。 〇丸川峠分岐駐車場~上日川峠 かなり歩かれているようで、圧雪された道で歩きやすいです。 冬以外ですと上日川峠まで車で入れるのであまり歩きませんが、途中途中で展望が開けたところもあり退屈しない道です。 〇~石丸峠 多いところで50センチ以上、ここまでとはうってかわって一気に雪深くなります。 ほとんどの方が大菩薩方面へ歩かれているようなので、前日の強風も加わりトレースが薄かったです。 何度か沢を渡り返すところもあるので、そこだけ注意しましょう。 一部を除き雪がフカフカなので、アイゼンは単なる重しになってしまうかと思います。 とても静かな山歩きで山腹の展望もよく、私的には本コース中一番楽しかったです。 〇~大菩薩峠 もしかしたら他に道があったのか、この辺りはノートレースでおもいっきり雪と戯れてしまいました。 深い所だと股下あたりまで雪がありました。 途中熊沢山というピークを過ぎ、樹林の中を下っていくと介山荘が見えてきます。 〇~雷岩 この辺りもかなり歩かれており不安なところはありません。ゆったりと登っていきます。 雷岩はとても見晴らしの良い休憩スポットです。 これより先は展望がきかないので、お昼ご飯はこちらで! 〇~大菩薩嶺山頂 雷岩から山頂までは、10分もかからないくらいです。 よく踏まれていて歩きやすいです。 山頂標は展望がきかない樹林の中にひっそりと佇んでます。 私はこういう山頂もわりと好きなんですが、、、 〇~丸川峠 樹林帯の中をひたすら下って行きます。 溶けだしているところも少なく雪質はそんなに悪くないですが、もしアイゼンを装着するんでしたら山頂あたりがタイミング的に良いかと思われます。 北側の展望に期待していましたが、残念ながら木々が遮っていてあまり見えません。 丸川荘は営業しておりました。 〇~丸川峠分岐駐車場(下山) こちらは日当たりが良いためか雪がかなり溶けだしており、岩や木の根がむき出しになっているところが多々ありますので要注意です。 けっこう急坂が多いので、アイゼンがあった方が安全かと思われます。 舗装路を10分ほど歩くと駐車場にダイレクトで着きます。 〇丹波のめこい湯 丹波村にある日帰り温泉施設。 3時間 600円。 お湯、施設、アメニティ、コストパフォーマンス等、非の打ち所はありません。 アルカリ硫黄泉 源泉掛け流し(露天風呂) |
写真
感想
先日、とうとう冬用登山靴を購入しました。
スカルパというメーカーからでているモンブランGTXという靴です♪
その新靴デビューとして、そこそこ雪があって無理のない山歩きをしたい!、、、ということで、今回は大菩薩嶺へ行ってきました。
先月、今月と雲取山から散々見ていただけに、久しぶりに行きたくなったということもあります。いざ、出陣!
前回歩いたときは、上日川峠から大菩薩を巡る定番の周回コースでした。
今回は少しロングコースですがその外側、石丸峠や丸川峠を巡る周回コースを歩くことに。
いずれにしても、マイカー登山専門だがあまりピストン登山を好まない私のような者にはとても都合の良いコースですね。
丸川峠分岐駐車場から踏み固められた道をしばらく歩き、上日川峠に到着。
さすが人気の山だなあ、、、
と思いながら石丸峠へ向かう道に入ると、ここまでとは状況が一変!
突然雪深くトレースの薄い道に。ほとんどの方は大菩薩方面に向かってるんですね。
と言っても今回冬用の靴を履いてきたので、せっかくなら多少なりとも雪深い状況を期待しておりましたのでラッキー!
このあたり誰とも出会わないとても静かな山歩き。
山腹に出ると南面の展望が開け、南へ伸びる大菩薩の山並みが印象的でした。
石丸峠で一服し、大菩薩峠へ。
このあたり前日の強風の影響かトレースが完全に消えていましたので、ラッセル&かなり怪しい読図を頼りに道を進みます。
前回群馬県の小野子山で初めてプチラッセルに挑戦しましたが、今回はわりと本格的に雪深く、1時間ほどの行程でしたがけっこうしんどかったです。
雪を期待していたものの、ここまではちょっと(汗)
降雪後、道切り開く方はホントすごいなあと再度感心するのでした。
大菩薩峠はうってかわって大賑わい。
普段ならどうってことはないんですが、今日は「静かな山歩きをしたい」モードなので先を急ぎます。
ちょうどナイスタイミングに到着した雷岩にて、眺望を楽しみながらお昼を食べました。前回は嵐のような天気で視界も真っ白だったので、この辺りの展望の素晴らしさに感動しました。何しろ南アが近い!
ここからわずか10分ほど、雷岩とは対照的な本日のゴール・大菩薩嶺山頂に到着!
残念な山頂と評する人も多いですが、私的にはこういう静かな山頂も好きです。
そういえば山頂に到着した時に、ここでお昼ご飯を食べていたパーティーに遭遇しましたが、さすがにそこまではw
毎回登ったのに下るのは名残惜しいですが、下山開始!
ここからも誰ともすれ違わない、日曜とは思えないとても静かな山歩きでエンディングを迎えるのでした。
丸川荘の噂のコーヒーは、タイムオーバーのため泣く泣く飲まず仕舞い。また次回のお楽しみですね。
肝心の新靴は、デビュー戦ながら抜群のフィット感でした。
靴擦れや指が靴に当たらないだろうかと気になっていた下りも、
むしろ今まで履いてきた靴よりも快適な感じでビックリ♪
次回は、慣れた新靴にアイゼンを装着して歩いてきます!
kamasenninさん、こんにちは。
新しいブーツを履いて歩く楽しさが伝わってくるレコですね。
笑顔が素敵な25枚目の画像を見るところ、奥さんもモンブランご購入でしょうか?
いっぺんに2足だと出費もたいへんですね。
それでは、失礼します。
早々のコメントありがとうございます
やっぱり一度は実戦で履き通さないと不安は拭えないと思ってましたが、
今回一日中とても快適でビックリしました
そうそう、さすがお目が高いです
分かる方だと引きの写真でも分かっちゃいますね。
そうなんです、×2なんです(笑)
そのちょっと前にも冬用シュラフ、こちらも×2を購入していますので、もう完全に火だるま状態
最近、金銭感覚がおかしくなってきましたね
swynさんもお気をつけて
我が家はお正月に同コースを逆から歩きました〜
晴れてはいたんですが、kamasenninさんと大違いの
ちょっぴり残念な展望で・・・
羨ましいわ〜!!
あれだけ見晴らしがいい場所なのだから
南アルプスがドバーンと見えてないと楽しさ半減ですよねぇ
お疲れ様でした〜
コメントの方、ありがとうございます
nyagi さんも歩かれてたんですね!
このコース展望もさることながら、とても静かな感じで良いですよね
私たちも前回来た時は嵐のような天気で、視界は完全に真っ白だったので何にも見えなかったんですが、
今回はとりあえず南アが見えて一安心
普段から展望がとても素晴らしい山を歩かれているnyagi さんご夫妻も、是非リベンジを
今回は先越されましたね(笑)
昨日24日に最初からなんとなく考えてた同じルートを単独でやってきました!
石丸峠近辺から熊沢山までのあのほぼトレースのないラッセル僕も味わいましたよ、道わからない中とりあえず高いとこ目指して登って行きました。
昨日はしかし強風がハンパなかったです(予想で風速20m弱、気温-14℃だったとか・・・凄まじかったです、ほとんど滞在せずにすぐに下山しちゃいました。
今度はどこかで会えるといいですね、では失礼します
コメントありがとうございます
drunky さんのレコにもお邪魔しました!
やっぱり石丸峠~はノートレースでしたか
あの辺りは風の通り道なんでしょうね
でも、とても静かで見晴らしも良くて最高ですよね!
ラッセルお疲れ様でした
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