釈迦ヶ岳・黒岳 〜快晴・紅葉・大パノラマ〜

2020年11月05日(木) [日帰り]

• GPS: 05:59
• 距離: 8.6km
• 登り: 775m
• 下り: 776m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:08
• 休憩: 1:51
• 合計: 5:59

距離 8.6km 登り 777m 下り 790m

8:51 スズラン群生地駐車場
9:40 9:41 府駒山
10:10 11:02 釈迦ヶ岳
11:24 府駒山
11:42 12:07 日向坂峠
12:24 すずらんの里分岐
13:06 13:07 黒岳
13:09 13:39 黒岳展望台
13:42 13:43 黒岳
14:01 すずらん峠
14:49 14:50 スズラン群生地駐車場
14:50 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

■日向坂峠から黒岳：落葉で道がわかりにくいのですが、境界杭と赤テープが目印になります。尾根沿いに行けば良いので迷うところはありません。

■すずらん峠からすずらん群生地駐車場へ下る道：細い沢を横断する前後は路肩が崩れ足場が細いです。トラロープが張ってありますが急斜面のトラバースで注意が必要です。

その他周辺情報

■新道峠付近：11/30まで新道峠の展望台の整備のため、林道・登山道通行止め区間があります。説明の地図を写真に撮っておきました。ご覧ください。

写真

11/5 8:52

すずらん群生地駐車場を出発。カラマツが黄金色！

11/5 8:55

これだけの紅葉ならば林道歩きも楽しいですね

11/5 8:58

5分ほどで稜線への入口に到着します

11/5 9:00

グラデーション!

11/5 9:05

輝いています

11/5 9:15

入口から標高差150m、15分ほどで稜線に到着です

11/5 9:19

落ち葉がフカフカ。楽しい稜線歩きの始まりです

11/5 9:20

稜線にも紅葉がまだ残っていました

11/5 9:27

透けモミジ

11/5 9:29

11/5 9:50

釈迦ヶ岳のピークが見えました。いい形しています！

11/5 9:51

左に目をやると…　絵のような富士山！

11/5 9:55

右に目をやると…　なんと、こんなにはっきり見えていいの？槍・穂高連峰！

11/5 10:01

簡単な岩場が2,3か所出てきました。山頂が近いようです

11/5 10:23

駐車場から1時間20分ほどで釈迦ヶ岳(1641m)に到着。
どっかーんと広がる360度の展望です！

11/5 10:18

釈迦ヶ岳のシンボル、富士山を向いている二体のお地蔵さまです。

11/5 10:56

朝は放射冷却で冷え込んでようです。山頂の一部に霜が降りていました。

11/5 10:30

山頂は私も含め6人。最高の天気、最高の展望。

11/5 10:42

山岳展望板があります。

11/5 10:21

まずは、間近に見える見事な南アルプスに目を奪われます。
「南部」のオールスター！(青薙山〜笊ヶ岳〜聖岳〜赤石岳〜荒川三山〜塩見岳)

11/5 10:21

こちらは「北部」オールスター！(塩見岳〜農鳥岳〜間ノ岳〜北岳〜鳳凰三山〜甲斐駒ケ岳)

11/5 10:19

そして、南アルプスと八ヶ岳の間には…。槍・穂高連峰がくっきりと！。明神岳から北鎌独標あたりまでが見えています。手前には蝶ヶ岳〜常念岳〜大天井岳

11/5 10:14

★★ここからパノラマ劇場の始まりです★★
まずは、360度の眺めをご覧ください

11/5 10:14

つづいて、山座同定です。
真東から右回りで一周します。(1/3ずつぐらいダブっています。) まずは中央、枝のすぐ右に本社ヶ丸。その右にはアンテナが目立つ三ツ峠山(御巣鷹山、開運山)

11/5 10:14

【御坂山塊】左はこれから向かう黒岳、右は破風山

11/5 10:15

【御坂山塊】中央のコルは新道峠(現在、展望所整備中らしい)

11/5 10:15

【御坂山塊】中央よりやや右に中ツ頭山　【富士山】

11/5 10:15

【富士山の裾野】鳴沢村の寄生火山(長尾山、片蓋山、きれいな三角形の大室山。【御坂山地】大室山のすぐ右にゴツゴツした十二ヶ岳〜鬼ヶ岳〜節刀ヶ岳。手前の稜線で十二ヶ岳の下は大石峠。

11/5 10:15

手前は【御坂山地】十二ヶ岳〜鬼ヶ岳〜節刀ヶ岳
画面中央奥は【天子山塊】小枝の向こうに毛無山。尖ったピーク雨ヶ岳？　その右手前のピークは王岳。【南アルプス深南部】七面山〜青笹山〜青薙山〜なだらかな布引山〜少し尖った笊ヶ岳

11/5 10:15

【南アルプス南部】正面は聖岳、雪をかぶっているのは赤石岳と荒川三山)その右は蝙蝠岳と雪をかぶった塩見岳。画面右端は農鳥岳。その手前になだらかで大きな山体の櫛形山

11/5 10:16

【南アルプス北部】正面は雪をかぶった白根三山(農鳥岳、間ノ岳、北岳)。鳳凰三山(観音岳と地蔵岳)(奥にわずかに見えるのは仙丈ヶ岳?)〜甲斐駒ケ岳。甲斐駒と画面右端の間の白い部分は日向山・雁ヶ原

11/5 10:16

【南アルプス】〜中央に【北アルプス(槍・穂高連峰)】〜【八ヶ岳連峰】

11/5 10:16

【八ヶ岳連峰】(編笠山、権現岳、赤岳、横岳)。　八ヶ岳の手前のピークは茅ヶ岳。

11/5 10:16

【奥秩父】瑞牆山からほぼ中央が金峰山〜朝日岳〜大弛峠を隔てて北奥千丈岳。すぐ隣に国師岳。少し離れて甲武信岳。その右の台形状は破風山、きれいな△は雁坂嶺〜水晶山

11/5 10:16

【奥秩父】中央からやや右の一番低いところは雁峠〜すぐ右に笠取山〜少し離れて非対称の唐松尾山

11/5 10:17

【大菩薩】ほぼ中央に大菩薩嶺、その右に大菩薩峠〜雁ヶ腹摺山〜右が急傾斜になっているピークは滝子山

11/5 10:17

【中央線沿線から三ツ峠】木に隠れているのは権現山〜本社ヶ丸〜三ツ峠山。その右に御坂黒岳〜破風山。
これで一周です(笑)

11/5 10:18

やはり、アップで撮っておきたくなります。少し、ローキーで。

11/5 10:57

よく見ると、遠くに槍・穂高連峰が写っています！何という贅沢

11/5 10:57

さあ、そろそろ思い腰を上げましょう(笑)

11/5 11:03

最後に奥秩父オールスターを一枚撮って、次の山・御坂黒岳へ向かいます。

11/5 11:32

トレランもできそうななだらかで快適な稜線です。

11/5 11:34

もうすぐ日向坂峠(ドンベエ峠)。

11/5 11:45

日向坂峠(ドンベエ峠)から黒岳への登り口です。ここで一休みしてから出発しました。黒岳へ標高差350mを登ります

11/5 11:46

11/5 12:10

黄金色ロードを行きます。分厚い落ち葉のクッションの道です

11/5 12:16

見えてきました。御坂黒岳

11/5 12:17

小ピークを越えると登りが続きます。

11/5 12:22

落ち葉で道形がわかりにくい所もありますが、迷うところはありません。

11/5 12:25

11/5 12:26

11/5 12:29

11/5 12:33

ずーっと黄金色ロードです。

11/5 13:03

頂上直下に来ました。さすがに葉を落としています。写真左下の境界杭が登山道の目印です。

11/5 13:06

「山梨の森林100選」だったのですね。

11/5 13:07

御坂山塊の最高峰・黒岳(1793m)に到着。ここは樹林に囲まれているので、200mほど南に行った「展望台」に行きます。

11/5 13:12

おお！文句のつけようのない富士(笑)

11/5 13:13

11/5 13:15

午後の光線になりましたが、まだ見えています。左奥は天子山塊。右は南アルプス南部。手前の稜線は御坂山塊。

11/5 13:16

11/5 13:40

トレランの方も登ってきました。

11/5 13:43

富士山と行動色でお腹いっぱいになったので(笑)、下山します。駐車場まで標高差500mの下りです。

11/5 13:48

すぐに足が止まりますねぇ、やっぱり(割)

11/5 13:52

時折り、ビューポイントがあります。

11/5 13:52

雲の形がどんどん変わってゆきます

11/5 13:55

葉を落としているので、陽射しが降り注ぎます。とても気持ちの良い道です

11/5 13:59

2時になりましたが、まだこんなにはっきりと見えています。

11/5 14:01

稜線から「すずらん群生地・芦川」への分岐ポイント。ここで富士山に別れを告げ、北斜面を下ります。

11/5 14:01

初めは、葉を落とした樹林の明るい道です。

11/5 14:09

細い沢筋を渡ります

11/5 14:09

沢筋の手前を振り返ります。足場が崩れて細くなっています。ここだけは要注意です。

11/5 14:13

今日一日、落ち葉のフカフカの道でした。

11/5 14:16

稜線から林道に出るまでの間の紅葉が真っ盛りでした。

11/5 14:17

11/5 14:22

11/5 14:26

林道に出ました

11/5 14:28

釈迦ヶ岳。いい形です。

11/5 14:28

11/30まで林道工事で林道・登山道通行止め区間があります。

11/5 14:36

だいぶ降りてきました。いい雰囲気の歩きやすい道でした。

11/5 14:39

すずらん群生地に戻ってきました。今日の「赤」大賞はこの木に決定！

11/5 14:42

落ち葉もきれいです

11/5 14:47

すずらんの開花期だけやっている売店の前を通過します

11/5 14:49

11/5 14:50

はい、また来ます！

11/5 14:51

黒岳山頂から、ほぼ1時間で駐車場に戻りました。今日一日の山、そして天気に感謝！

11/5 15:06

あとは帰るだけです。若彦トンネルへ向かう道や河口湖の紅葉もかなり見ごろでした。展望と紅葉を堪能した一日でした。

撮影機器：

Canon PowerShot G5 X Canon

感想

山ボーイ

帯状高気圧に覆われるとの予報。展望と紅葉を求め、御坂山塊の北側にある釈迦ヶ岳に行ってきました。

山頂は聞いていた通り360度の展望で、八ヶ岳の左には槍・穂高連峰までくっきりと見えました。無風快晴だったので約1時間も滞在して、展望を楽しんだりその場にいた登山者の方と歓談しました。黒岳は山頂のすぐ南にある展望台からの富士山と河口湖が絶景です。

紅葉は1000〜1500mあたりが盛りでした。稜線上も紅葉は残っていますが、落ち葉の分厚いクッションを踏みながらの山道になります。

河口湖インターからも遠くなく、登りもきつくないため、天気が良い日の手軽なハイキングに適していると思いました。