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記録ID: 270768
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雪山ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

鈴北〜御池岳《蒼と白の世界》

2013年02月17日(日) [日帰り]
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GPS
05:50
距離
3.0km
登り
44m
下り
762m

コースタイム

6:40御池谷登山口〜7:30取付き〜10:00県境尾根〜11:00鈴北P〜12:00P1182付近〜休憩〜13:15下山開始〜15:00下山完了
天候 午前中 曇り風無し、11:30頃より晴れて青空と日差しが
 気温はマイナス5℃前後
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ご存知のとおり 国道306号は多賀町大君ヶ畑ゲートで冬季閉鎖中 通行止め
コース状況/
危険箇所等
 標高700メートルを過ぎたぐらいから 気温、雪質、積雪量に変化が現われる。
気温は氷点下3℃から5℃以下へ、雪質はパウダー状へ、積雪量は脛辺りから膝上へ

ログは下山途中からのもの コ―スタイムも概ねです。
県境尾根より上はスキーかスノシューかワカンがないときびしいか?
御池谷の谷奥へ吸い込まれて行く
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御池谷の谷奥へ吸い込まれて行く
しばらく進むとこのような標識が
しばらく進むとこのような標識が
この赤い標識から20〜30m進んだところで一旦斜面に取り付き砂防ダムを巻く。
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この赤い標識から20〜30m進んだところで一旦斜面に取り付き砂防ダムを巻く。
ここを登って砂防ダムを巻く
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ここを登って砂防ダムを巻く
更に奥へ詰めて この写真の中央一番奥が取付き
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更に奥へ詰めて この写真の中央一番奥が取付き
取付き後しばらくして標識が出現この標識を見たら安心して上昇するべし
取付き後しばらくして標識が出現この標識を見たら安心して上昇するべし
杉の樹林帯をひたすら登る
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杉の樹林帯をひたすら登る
雪は締まってアイゼンでサクサクと、積雪も30冂度
雪は締まってアイゼンでサクサクと、積雪も30冂度
杉の樹林帯を抜ける。
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杉の樹林帯を抜ける。
 まだ霧氷とは行かず
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 まだ霧氷とは行かず
標高700mを越えたあたりから雪質が急に変化しパウダーに
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標高700mを越えたあたりから雪質が急に変化しパウダーに
気温もグッと下がり霧氷出現
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気温もグッと下がり霧氷出現
昨夜に降り積もった雪で膝上ぐらいまで
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昨夜に降り積もった雪で膝上ぐらいまで
このあたりでアイゼンをはずしワカンを装着する
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このあたりでアイゼンをはずしワカンを装着する
登って来た道を振返ると木々の枝は白く
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登って来た道を振返ると木々の枝は白く
ようやく県境尾根に辿りつく
尾根に上がった瞬間は少しうれしい瞬間
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ようやく県境尾根に辿りつく
尾根に上がった瞬間は少しうれしい瞬間
霧氷の乱れ咲
霧氷の森 
霊仙山の美しい山姿
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霊仙山の美しい山姿
霊仙山と伊吹山のツーショット
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霊仙山と伊吹山のツーショット
鈴北P  奥には霊仙山と伊吹山
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鈴北P  奥には霊仙山と伊吹山
もっと奥には琵琶湖と比良山系北部の山々が
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もっと奥には琵琶湖と比良山系北部の山々が
この目で見たかった白いテーブルランド
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この目で見たかった白いテーブルランド
着氷した木々が寄り添っている
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着氷した木々が寄り添っている
おぉっ!もしかして晴れてくれるのか!
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おぉっ!もしかして晴れてくれるのか!
 蒼空と白い台地と霧氷、これ以上は何もいらない
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 蒼空と白い台地と霧氷、これ以上は何もいらない
しばし 見惚れる
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しばし 見惚れる
言葉にできない
芸術としか・・・。
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芸術としか・・・。
蒼と白の2色の世界
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蒼と白の2色の世界
時間を忘れ見惚れる
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時間を忘れ見惚れる
ペプシも凍る寒さだけど
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ペプシも凍る寒さだけど
いつまでもこの場所に留まりたい
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いつまでもこの場所に留まりたい
帰りたくない・・・。
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帰りたくない・・・。
日本庭園のカレンフエルト
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日本庭園のカレンフエルト
伊吹山まで飛べそうな気がする
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伊吹山まで飛べそうな気がする
帰りに再び鈴北Pに立ち 霊仙山と伊吹山を望む
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帰りに再び鈴北Pに立ち 霊仙山と伊吹山を望む
ありがとう 御池岳!
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ありがとう 御池岳!
撮影機器:

感想

 
 今年も自力で「白いテーブルランド」に這い上がることができた。

 残念ながら時間的、体力的な余裕がなくボタンブチ、奥の平まで足を延ばせなかったが昼食後の珈琲のタイミングで山頂は晴れて蒼空に・・・。至福の時を過ごすことができた。
 
 柔らかい日差しがあたり一面を照らし わずかながらテーブルランドを弛緩する。
 日差しを浴びて緊張感の少し緩んだ木々は「キシッ、パキッ」と賑やかな音を奏でながら枝にまとわりついた霧氷をふるい落とそうとするが 融け落とすほどの力強い日差しではなく、まだまだ遠い春までの距離を思い知らされる。僅かながら上昇した気温もすぐに元に戻ってしまった。
 
 山上の空気は失った暖と引換に限りない透明度を手に入れる。その透き通った空気のお陰で鈴北Pからは「霊仙山」と「伊吹山」が肩を並べている景色を望むことができた。両山とも山腹まで真っ白で霊仙山の山頂を歩く人が見えるほどに空気が澄んでいる。

 鈴鹿山脈の最高峰「御池岳」、魅力と魔力を併せ持つ山・・・・・。

 今日は魅力を放って僕を歓迎してくれた。ある時は魔力を放ち何日間も家に帰してくれなかったこともある。
 時には人間一人容赦なく飲み込んでしまう。
 御池岳の酸いも甘いも知ったかぶりでいるが僕などまだまだ程遠いだがこの山に対する思いだけは誰にも負けない自信がある、御池岳への情熱だけは・・・・・。

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コメント

案内待ってますよ!
同じ日に近くを登っていたのですね。私も、鈴鹿のファンになりました。竜ヶ岳は伊勢湾に近く、山・川・海の風景が一度に楽しめ、贅沢三昧でした。御池岳、お誘い待ってますよ。二人ともスノーシューが無いため、当分難しいかも・・・。
2013/2/20 7:29
yoshikun1さん ありがとうございます。
大丈夫ですよ!
 私は昨年たいした装備もなく6本爪のアイゼンだけで今回より長い距離(山頂を経てボタンブチ、奥の平を周回)を踏破していました。
 途中で一緒になった学生グループはアイゼンすら付けずにスイスイと登っていました。

 しかし、お互い子供の受験もあり、月末月初は予定もあるので3月半ば頃になりそうです。
 ついにシェラフ(マイナス10度まで耐えられるらしい)を購入しましたので藤原山荘に小屋泊して藤原山荘を早朝出発して御池岳へアプローチするという計画が立てられます。 あとはテントだけです!
2013/2/21 21:05
おめでとうございます!!
我が家が南比良でもがいてる時にyuconさんは御池岳に無事登頂

先週、日曜日はチャンスだと思ってたんですけどね…

夕方から予定があって鈴鹿に向かう時間がありませんでした

本日、今頃イブネに向かって歩いておられる事だと思います

夕方には避難小屋に入る予定ですが、もう下山されちゃってるかも…
御池岳は来年に持ち越しちゃいそうです
2013/2/23 10:25
utaotoさん コメント見る前に会っちゃいましたね。
 
 まだまだチャンスはありますので懲りずに挑戦して下さいup
 御池谷からのルートは昨年より かなり登りやすくなっているように感じました。やはり、今年の雪は少ないからですねsnow、とにかく近畿圏の山は例年より少ないです。

 千種街道の事も書きたいのですが、それについてはお互いの千種街道の記録にコメントするとしましょうnotes

 やはりテーブルランドは雪が似合います。
2013/2/24 5:54
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