静かな伊那権現山 雪と戯れる
- GPS
- 05:10
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 904m
- 下り
- 889m
コースタイム
13:10山頂-13:50土俵跡-14:15登山口-14:35駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特に無し 最後の150mは積雪1m以上、ふかふか雪、非常に急登のため蟻地獄になります。 でもそれが楽しい・・・ |
写真
感想
ここ数日はマイナス10度以下の寒い朝で震えていたのが、この日は暖かな朝、さらに天気も良さそうだったので近場の山、権現山に出かけた。
家から正面に見える三角の山だ。標高は1749mで「伊那よく見える山」として親しまれている。
本来は会社のA君と一緒のはずだったが、先日の大川入山での尾てい骨損傷がまだ完治しないため、ソロでの登山になった。
駐車は、この時期は林道が除雪されないため、上まで行けないのでスキー場の駐車場を拝借する。土曜日とあって、中京方面からくるスキヤーで結構にぎわっている。
そんなゲレンデを右に見ながら、林道を1kmほど登っていく。ようやくスキー場のてっぺんに着くと、そこからすぐ上に登山口がある。
登山口からは、古いトレースがあったのでツボ足で登っていく。30分ほどで土俵跡に到着。ここで雪が深くなってきてトレースが不明ぎみになってきたのでスノーシューで登る。
冬の権現山はこれで3回目であるが、今年が雪が深い。
1時間ほど登って尾根に出ると、トレースは消えて、深い雪の中進む。
権現山頂近くになると、斜面の角度はあがり、雪もふかふかで1m程になる。
ここを登っていくのだが、そのせいで、蟻地獄のようだ。
もがいてもがいて、少しずつ登っていく。日が当たった雪面の方に進みながら、少しでも固そうな雪の部分を探しながら登るのだが、やっぱりはまってもがく自分がおかしくて仕方なかった。
それでもそんな場面が長く続かないのがこの山の良いところ、知らないうちに山頂が見えてきた。山頂は立派なダテカンバの大木が、空に向かって伸びており、その枝の向こうに南アルプスの山並みが、白く聳えている。
誰もいない静かな山頂で、東の山並み眺めながらゆったりと過ごした。
風もなく穏やかな、ぱかぽかと春さえ近く感じる時間だった。
帰りは1時間ちょっと、あっという間に下ってこれた。
結局この日は誰も会わなかった。
近くて雪がタップリ、結構楽しめる山、権現山はおすすめです。
もちろん晴天時に限ります。
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