記録ID: 2715192
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
制限時間6時間!高ドア〜コンサイス秩父槍ヶ岳
2020年11月08日(日) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:45
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 1,151m
- 下り
- 1,094m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 5:50
距離 7.8km
登り 1,152m
下り 1,094m
10:03
101分
雷電三高山トンネル
12:17
31分
P1297
12:48
17分
P1441
13:05
40分
P1520
13:45
35分
P1461
15:53
相原橋
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<雷電三高トンネル〜高ドア> 取付きはトンネル近く、国道に面している落石防止ネットの合間から 一応踏み跡あり 尾根に乗るまで、かなりの急坂 身体がまだアップされてない状態でのいきなりの急坂&悪路で、面食らった 尾根に乗ってからも、標高800m圏あたりから始まる急坂はルーファイ誤ると危険 自分は右方向にルートをとったら、ホールドも少ない、のっぺりとした岩場で進退行き詰った(なんとか登り切ったがお勧めできない) 標高980mあたりの岩場(画像10)から先も岩場が終わった後も急坂の連続 一度滑ったら、滑落の懸念も拭えず、恐怖を感じた(ルーファイがマズかったかもしれない) 高ドア直下は馬酔木の藪漕ぎの連続 なので、尾根を外して歩いていたら、山頂をスルーしてしまった(高ドアまで尾根沿い藪漕ぎでなんとか戻った) <山神尾根> 高ドアから先は視界が開ける 鹿柵ネットに注意(足を取られる 自分は数回転倒) すすきの藪漕ぎ すすきの綿が耳に入りそうなので、頭に巻いていたバンダナを耳まで下げて覆った すすき以外に日差しを遮るものがなので、調度日が差す中歩いたので、暑かった 景色は良いが、夏場はお勧めできない P1441からは樹林帯に入るので、日陰になる(同時に眺望もなくなる) <P1441〜コンサイス槍ヶ岳> ここから進路を北にきる(尾根をそのまま西南西に行けば、P1561の小若沢経由でシャクナン尾根で白泰山へ出る) かなりの急傾斜の下りだが、捕まる木々がたくさんあって助かった 斜度が落ち着くあたりの雰囲気はなかなか良い P1461から先は漫然と進むと北北西の尾根に引き込まれるので注意(画像33) ピークを外して右側(東側)に降りる(画像34、35)。 急斜面だが、しばらく注意して降りると、北東に伸びる尾根に乗ることが出来る ほどなくして、相原橋から秩父槍ヶ岳への破線ルートと合流する コンサイス槍ヶ岳手前の1450mピークから先、一ヵ所、イヤラシイ個所(画像38)あり(コンサイス槍から相原橋へ向かう場合、巻くことができる) <コンサイス槍ヶ岳〜相原橋> エアリアマップ破線ルート 比較的歩かれているので、トレース明瞭 間違えやすい箇所は、通行禁止表示あり 最後の沢沿いのトラバース道は、右側沢へ切れ落ちている個所あり 落ちればそのまま沢へ落下激突は免れないので要注意 いずれもエアリアの破線、もしくは記載のないルート 間違えると命取りが数か所あり 歩行技術はもとより、地図読み、ルーファイのスキル必須 地形図&コンパス、もしくはGPS必須 VR等、この手のスタイルに慣れていない方には全くお勧めできない 公共交通機関利用の場合、タイムリミット6時間 最終バスに乗り遅れた場合、最短最寄駅の三峰口駅まで、30km近くの距離 流石に徒歩はキツイので、タクシー呼ぶしかない しかも西武秩父駅まででないと応じないとの情報あり 莫大な料金がかかりそうである 漫遊切符での節約の意味がなくなる 貧乏人の自分は体力の限りを尽くして最速で歩いた シーズン的な理由なのか、もしくは go to キャンペーンの影響なのか、西武秩父駅前のバス乗り場が混雑 よって、バス到着が遅れ、予定より約20分遅れでスタートで、かなり焦った この時期の公共交通機関利用の山行は注意が必要 |
その他周辺情報 | 父鉄御花畑駅近くの餃子屋「餃子菜苑」 ビール大瓶600円、餃子300円 https://tabelog.com/saitama/A1107/A110701/11019456/ 比較的良心的な値段で美味しかった。 ※食事の写真は撮り忘れてしまった |
写真
感想
秩父中津川エリアは、奥武蔵秩父とはまた違った、西上州の藪岩の山の様な雰囲気
秘境というイメージがあり、何とも言えない魅力がある
玄人しか寄せ付けないかのような、厳しい山が鎮座、特に公共交通機関利用の場合、時間的制約もあり、興味深くもなかなか敷居が高く、安易には入り込めない。
高ドア…なんでこんな山名なのだろうか
そしてその先の山神尾根は素晴らしい眺望のようだ
すっかり秋も深まり、紅葉はもとより、大気が澄んで眺望も期待できるこの週末、禁断の山行決行とあいなった
これまで、チャレンジング的な、本気モードの山行はいくつかやったが、今回はその中でも、断トツ一番の厳しさであった
ルーファイの難しさ、強い緊張の連続と恐怖との闘い、そして時間的制約
恐怖と焦りに自分が飲み込まれないよう、冷静さを失わず、かつ迅速な判断
その一瞬一瞬は下界での雑念から脱した先鋭的な境地、研ぎ澄まされた極みの醍醐味を感じた
そして時折安堵する瞬間、感動的な山並みの景色、美しい山の中の眺め、どっぷり山に浸かっている感覚、これもまた何とも言えない醍醐味である
正直、時間的制約がなかったら、もう少し楽しめたかもしれない
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