秋深まる比良山系 - コヤマノ岳・武奈ヶ岳・御殿山 - (SkyWalkingでGPSロギング)
- GPS
- 10:30
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,596m
- 下り
- 1,593m
コースタイム
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 10:30
天候 | 曇り・風やや強め |
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過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:JR湖西線 比良駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回歩いたルートの中では、ワサビ峠からワサビ平へ下る斜面、金糞峠直下の急登のザレ場、青ガレが、足元が悪い上に濡れた落ち葉で滑りやすく要注意箇所でした。下山時に足が疲れていたので、下りのダケ道がヒヤヒヤしました。 |
写真
装備
個人装備 |
ラジオペンチ
エマージェントシート
クマよけ鈴
非常用笛
携帯トイレキット
ゴミ袋
着替え用Tシャツ
プラティパス
ソフトシェル
防寒用パーカー
登山用アルパインパンツ
登山用ゴアテック製雨具(モンベル・ストームクルーザー上下)
カリマーリッジ30リットルザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
ヘッドランプ
予備電池
保険証
タオル
ストック
登山靴
帽子
iPhone7
SkyWalking
モバイルバッテリー
手袋
カイロ
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感想
早朝京都からJR湖西線に揺られ、比良駅に到着。前日は雨だったので、登山道は濡れてるだろうなと思いつつ、準備を整え、登ったばかりの朝日を浴びながら、いつものようにiPhoneにインストールしている拙作GPSロギングアプリ・SkyWalkingを起動して、GPSロギングスタート。比良駅から堂満岳を見上げ、イン谷口へ。
イン谷口では滋賀県警の警察官が、登山者に声をかけて登山届の提出をうながす活動をしておりました。私は妻にメールで山行計画を送ってから山に登るようにしています。2年ぶりに歩く正面谷の登山道でしたが、紅葉が美しく、それ以外は特に変わっていません。しかし久しぶりの登山で、とにかく足が重い。。。思うように体が動かない中、苦しみながらもどうにか青ガレに到着。以前より青ガレには草木が岩の間から伸びてきているように感じました。ここから急峻で困難なルートが続きます。息を切らしながら、青ガレと落石多発地帯のガレ場を登りきり、金糞峠に到着。
少し休憩し、元気がでてきたので、予定通り2年ぶりの武奈ヶ岳山頂を目指すことにしました。ヨキトウゲ谷から小さな沢を渡渉し、コヤマノ岳南東稜の取り付きに入り、急登を少しずつ登っていきます。自分のペースを守り、帰りの体力を温存しながら行くと、以外と体が動きました。さっきまではかなり辛かったんだがな。。。
私にとってコヤマノ岳に立ち寄る楽しみのひとつは、コヤマノクラウンと呼ばれるブナの大木に会えること。2年ぶりの再会を私は心待ちにしていました。標高1150mを超え、コヤマノ岳山頂付近にひときわ目立つ見事な枝ぶりのブナの大木が見えてきました。太い幹にはコケがびっしりと生え、堂々たる貫禄。既に葉は落ちていましたが、もうすぐやってくる冬への備えは万全のようで、コヤマノクラウンからはこれまでと変わらない力強さを感じました。変わったのはこっちの方で、コロナの影響で外出、登山、ボルダリングなどに行く機会が激減。山を歩く力は、見る影もなく衰えてしまいましたが、それでもどうにかここまで登ってきました。
すると雲の中入ったようで、急に視界が悪くなり強風と小雨が。すかさずモンベルのストームクルーザージャケットを羽織って凌ぎました。山の天候は変わりやすいといいますが、体を濡らしてしまうと危険な目に合うので、こういうときにストームクルーザージャケットは素晴らしい性能を発揮してくれます。富士山のときもそうだったな。ある程度の悪天候であれば、これで雨から身を守りながら行動できます。しばらくすると雲は過ぎていき、目の前に武奈ヶ岳の山頂がデーンと見えました。
ほぼ予定通り、標高1214mの武奈ヶ岳山頂に到着。2年ぶり、16回目となる武奈ヶ岳の山頂。ときおり強風が吹き、小雨もパラつく、不安定な天候の中、雲で琵琶湖や周囲も山々もあまりよく見えないコンディションでしたが、休憩も兼ねて山頂で昼食。持参した牛丼を食べて、少し体力が回復しました。武奈ヶ岳山頂という目的がひとまず達成できたので、安堵しながら、久しぶりに見る武奈ヶ岳山頂からの眺めに癒やされました。
ここからは、武奈ヶ岳南西稜を経由して、ワサビ峠からいったんワサビ平に下り、中峠に登り返すという周回コースを辿ってみることにしました。今の私にはアップダウンの激しいキツいコースでしたが、どうにか行けるかなと。稜線歩きを楽しみながら御殿山を登り返し、そこから眺める武奈ヶ岳は楽しみのひとつです。ワサビ峠からの下りは足元が濡れていたので苦労しましたが、どうにか無事に通過。中峠への登り返しもだいぶ足に疲れが来ていましたが、これもどうにか対応。中峠からヨキトウゲ谷への下山ルートではなく、いったんコヤマノ岳まで登り返し、スキー場跡を通過して八雲ヶ原へ。北比良峠からダケ道経由で大山口へ下山するルートを選択しました。
落ち葉が積もるダケ道の下りで、長時間に渡る行動の疲労から足元が怪しく少々難儀しましたが、無事に下山できました。もう少し荷物を減らして軽くすべきだなと、いくつか反省点はありましたが、晩秋の比良山地の山歩きが楽しめた山行となりました。
====== 今回のGPSログ取得データ ======
■ 使用したアプリとデバイス:SkyWalking x iPhone 7
■ activity type:フィットネス
■ GPSの精度:最高精度
■ 位置情報の取得間隔:10メートル
====== 登山用GPSロギングiOSアプリ・SkyWalking について ======
山岳地帯など、ネットに接続できない環境での道迷いを防止することを目的としている高機能登山用GPSロギングアプリで、iOS端末(iPhone, iPadですね)で利用できます。インストール直後の機能制限版は無料で利用できます。登山に重宝する主な機能をご紹介します。
・ネットに接続できない山岳地帯でも使えるオフライン対応マップ作成
・標高確認
・ルートの高度グラフ表示機能
・GPSロギング機能
・GPXデータのインポート、エクスポート機能
アプリのダウンロードや使い方などの詳細は、下記SkyWalking オフィシャルサイトをご覧ください。
http://deepkick.com/skywalking/
SkyWalkingの主要な機能を約4分の動画で紹介しています。
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