丹沢 / 蛭ヶ岳 / 檜洞丸 (宮の平BS〜西丹沢VC)

2020年11月12日(木) ~ 2020年11月13日(金)

• GPS: 14:27
• 距離: 25.5km
• 登り: 2,728m
• 下り: 2,491m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:52
• 休憩: 0:22
• 合計: 6:14

8:48 三叉路バス停
8:54 8:54 三叉路登山口
9:45 9:45 御殿森
9:59 10:01 御殿森ノ頭
10:34 10:41 高畑山
11:34 11:34 松小屋ノ頭
12:58 13:11 本間ノ頭
13:22 13:22 無名ノ頭
13:47 13:47 円山木ノ頭
14:12 14:12 太礼ノ頭
14:27 14:27 瀬戸沢ノ頭
15:02 みやま山荘

2日目

• 山行: 6:51
• 休憩: 1:09
• 合計: 8:00

6:53 みやま山荘
6:54 6:57 丹沢山
7:11 7:11 早戸川乗越
7:21 7:21 箒杉沢ノ頭
7:27 7:27 不動ノ峰休憩所
7:33 7:33 不動ノ峰
7:44 7:44 棚沢ノ頭
7:56 7:56 鬼ヶ岩ノ頭
8:02 8:02 鬼ヶ岩
8:10 8:10 中ノ沢乗越
8:27 8:27 蛭ヶ岳山荘
8:28 8:47 蛭ヶ岳
9:39 9:39 ミカゲ沢ノ頭
10:03 10:17 臼ヶ岳
10:38 10:38 神ノ川乗越
11:07 11:07 金山谷乗越
11:12 11:12 源蔵尾根下降点
11:51 11:52 青ヶ岳山荘
11:59 12:28 檜洞丸
12:39 12:39 ツツジ新道・石棚山稜分岐
13:29 13:31 展望台
14:08 14:09 ゴーラ沢出合
14:53 14:53 西丹沢ビジターセンター
14:53 ゴール地点

1日目/らくルート標準CT比0.78
2日目/らくルート標準CT比0.84
蛭〜神ノ川間のタイムロスが一番大きかった気がする

天候

1.曇り 2.晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

[行]
横浜 0608-0642海老名　相鉄本線快速 \314
海老名 0649-0721新松田　小田急線小田原行 \377
本厚木 0740-0828宮の平バス停 神奈川中央バス20/21系統宮ケ瀬行 \660

[帰]
西丹沢ビジターセンター 1540-1625谷峨 \760?
(松田周辺道路混雑のためこちらの乗換推奨/200円安い)
谷峨 1740-1755 松田 JR御殿場線 \210
新松田1757-? 海老名 小田急線 \377
海老名?-1800ごろ 横浜 相鉄本線 \311

コース状況／危険箇所等

ヤマビルゼロ
危険個所はないことはないが整備されており総じて通行しやすい
蛭〜檜洞丸の登り返しはやや精神的にキツいが今回急登らしき急登はなかった

写真

11/12 8:47

スタート地点。今回は宮ノ平BSでしたが宮ノ平BSより三叉路BSのほうが近い。

11/12 8:50

情報の暴力！

11/12 8:51

宮ケ瀬湖。おかしいな、快晴予報はどこいったんだ…。

11/12 8:53

行き過ぎて戻りました。登山口はこの橋を渡る前にあります。

11/12 8:57

少し登ると登山ポストとともにヤマビルファイター設置。嬉しい心遣いではあるものの、既にここヒルの爆心地なのでは…？

11/12 9:25

橋。登り口にもかかわらず緩やかな傾斜が続きます。

11/12 9:29

用を成していない鹿柵。体当たりでこじ開けるのがいるんだろうなぁ。

11/12 9:38

杉林と整備された道。春は地獄だろなこれ。

11/12 9:46

御殿森ノ頭とかいうかっこいい名前につられて。よく見たらキロ数ぞろ目ですね。

11/12 9:48

展望はまずまず。標高500m絶賛紅葉中。

11/12 9:48

山頂の様子。

11/12 9:58

道幅はやや狭い。

11/12 10:07

楽しくなってまいりました。

11/12 10:17

いい感じの雲模様だなーとパシャリ。いや晴れマークどこいったよ！

11/12 10:27

3.7kmと7.3km。遊び心を感じる…。

11/12 10:27

巻道と山頂の分岐点。せっかくだから右の道を選ぶぜ！

11/12 10:33

高畑山山頂付近。地味過ぎる…。

11/12 10:34

ベンチはありますが展望ナシ。次のピークまで2時間以上かかるのが微妙なところ。

11/12 10:59

山道らしくなってまいりました。

11/12 11:09

整備の賜物。楽しいね。

11/12 11:10

この岩をむこうに超えるところが滑ったら怖いなーと思いました。

11/12 11:13

鎖があるとワクワクするけど、ワクワクするだけで使わない悲しさ。

11/12 11:17

鍋割〜塔ノ岳よりは冷えるかな？ってくらいの金冷ヤシ。語源はもちろんたまひゅん。

11/12 11:18

宮ケ瀬から高畑山まで、登ってきたルートが見えます。雲行きはかなり怪しい。

11/12 11:20

紅葉の庭。

11/12 11:27

たまに山道にあるこういう石畳、昔人家でもあったのかと想像膨らんじゃいますよね。

11/12 12:14

ちらちらと三ノ塔（右ピーク）が見えます。本当にちらちらとしかみえない。

11/12 12:28

このあたりからようやく登りらしい登りが始まる。あと500m！

11/12 12:57

本間ノ頭。これがホンマの頭やwwwなんつて。　ここで昼食。食べてるうちにかなり冷える。

11/12 13:13

気象庁仕事しろおおおお！　いやECMWFもSCWもこぞって今日は晴れだと言ってたんですけどね…。

11/12 13:16

しょんぼりしながら高度を稼ぐ。

11/12 13:17

本日最後の展望、江の島。

11/12 13:25

丹沢名物地獄の木道。

11/12 13:44

円山木ノ頭。この「頭」ってなんて読むんですかね？

11/12 13:48

もはや丹沢主脈すら見えない。

11/12 14:11

大礼ノ頭。このあたりベンチも展望もなく、本当にただのランドマークといったかんじ。

11/12 14:30

見事な一本筋の土砂崩れ。

11/12 14:43

当時の私もこんな顔。よくこんなとこに彫ろうと思いついたなぁ。

11/12 14:57

まるで茨。あちこちの山で見かけるけどなんて植物かな…。

11/12 14:59

鬱蒼とした森。ゴールは近いのになにもわからない…。

11/12 15:01

みえたっ！おばけ屋敷だ！

11/12 15:38

大部屋ですが比較的快適なおばけ屋敷です。ストーブがありがたい。

11/12 15:43

富士山見えますか？　私は見えませんでした。

11/12 17:49

カモ肉？　山頂でこんなヘルシーな食事が出来るとは。

11/13 5:50

朝食。まさか混ぜご飯とは思わなんだ。売れ行き好調であっという間に完売でした。

11/13 6:13

深夜は9割5分雲でしたが、果たして本日の動向は。

11/13 6:17

だんだんくっきりと映る雲に皆興奮を隠しきれません。

11/13 6:27

ビフォー。

11/13 6:54

アフター（30分後）　宝永山もキレイですが、それ以上に御殿場や裾野のなだらかな斜面が好きです。

11/13 6:59

ご機嫌な出発です。ただちょっと向こうの大気が不安。

11/13 7:00

丹沢縦走路はこのクッキリ見える谷間が魅力だと思うんです。

11/13 7:00

右行って、左行って、その奥右側に蛭ヶ岳山荘。遠いなぁ！

11/13 7:11

登り返し…。相変わらず鹿はフリーダム。

11/13 7:21

丹沢と右側のピークに尊仏山荘。いつまでもこうだったらいいのに。

11/13 7:21

塔ノ岳を中央に添えて。鍋割山はどこかなー？　…わからん…。

11/13 7:23

ついでに道志方面。黍殻山や焼山は見えてるのかな？

11/13 7:32

朝日に照らされる江の島。やっぱり丹沢と言えば江の島ですよね！

11/13 7:33

こちらは伊豆方面。結局今年伊豆半島いかなかったなー。

11/13 7:35

さっき蛭の前に見た左側のピークこと不動ノ峰。これで太平洋は見納めです。

11/13 7:39

なんか不穏な雲が見えるんですけど…。朝も御殿場周辺に雲かかってたし…風は東北東だし…。

11/13 8:01

鬼ヶ岩って地名はじめてみました。丹沢山のことかな？と思ったけどどうやらこのあたりにある岩のことのようで。

11/13 8:01

中央に見えるが檜洞丸かな？

11/13 8:02

蛭ヶ岳までの登り返し、やや急降下です。

11/13 8:24

あっ…丹沢、アウトー！

11/13 8:25

宮ケ瀬から丹沢に至るナントカ頭三兄弟もこれで見納め。案外かわいいですね。

11/13 8:28

というわけで辿り着きました蛭ヶ岳山荘。ガスが迫ってきてます。

11/13 8:43

ガスに包まれました。東北最高峰も丹沢最高峰もガスの中…思い出はいつの日もガス…。

11/13 8:49

前が見えねェ。

11/13 9:05

うっすらと見えるには見えますが、展望がよいとはいえない天気です。このあたり急斜面も多く、一度道を間違えて崩れた跡を行きそうになりました。

11/13 9:21

鎖というか岩場はたまにありますが、清八山とあまり変わらないぐらいですね。

11/13 9:24

倒れた石柱が道の真ん中に転がってる…。

11/13 9:29

うおヤセ尾根！　と思ったけど右に行くのが正解のようです。

11/13 9:31

ね？

11/13 9:57

真横になってる保安林ちょっとウケる。

11/13 10:03

臼ヶ岳分岐。山頂とは100mほどずれている。

11/13 10:05

こちらが臼ヶ岳山頂。ガスがなくても展望はありません。

11/13 10:04

さっき歩いた丹沢〜蛭の稜線。たとえ1500m級でも天空の廊下ですね。

11/13 10:19

くね、くね、くね…。

11/13 10:34

ここで滑りかけてドキッとしました。

11/13 10:37

道志方面。あれが黍殻山かな…？　うーん、行かないとわからないもんですね…。

11/13 10:38

何故か窪地にあるランドマーク。

11/13 11:06

橋と檜洞丸と、右下にテクニカルセクションがみえます。

11/13 11:07

こんなかんじでやっぱりアップダウン。整備者には感謝しかないですね。

11/13 11:07

ただ橋を渡ると何故か上にもハシゴが…廃棄かな？

11/13 11:08

テクニカルセクションのボトム部分。何もこんなとこに看板立てないでも…。

11/13 11:11

テクニカルセクションを登り切った後にはしごで下ります。やや長。

11/13 11:20

この樹どうなってんの…。

11/13 11:47

公衆便所（山荘）が近くにある。こんなに嬉しいことはない…。

11/13 11:48

なんだかんだ不機嫌な蛭さんでした。

11/13 11:52

青ヶ岳山荘！　青い…。

11/13 12:18

ちょっとだけよv　な富士山のサービスシーン。　ええい全部ぬぎぬぎしろ！！！

11/13 12:27

最後に少しだけデレた蛭さん。

11/13 12:30

さて下山しますか。これに見えるは石棚山。

11/13 12:35

木道の複線しゅき。

11/13 12:45

こういうなだらかな下りが延々と続きます。

11/13 12:45

あと丹沢お得意の木造階段。

11/13 13:05

ヘビイチゴ？　食べたい…。

11/13 13:30

あまり展望のない展望台。この周辺は急な石の段差が多かったです。

11/13 13:31

なんか中央奥に富士山っぽい斜面が見えるんだよなぁ…。

11/13 13:43

紅葉ロード。ほぼ終わりかけですね。

11/13 13:58

広場にベンチ。近くには沢の音。檜洞丸からやや距離があっただけに癒される…。

11/13 14:06

こういうところに必ずある賽の河原積み…。誰がやるんでしょうねこういうの。

11/13 14:07

色々と衝撃的なゴーラ沢出合。

11/13 14:08

人生の地図持ってないんですけどどうしたらいいですか…？

11/13 14:09

西丹沢の綺麗な沢。後ろに人工物見えるけど…。ちなみに足を誤りドポンしました。

11/13 14:12

これはこれはどうもご丁寧に。　

11/13 14:13

（アレ？やっべ道間違えた…？）

11/13 14:16

こういう道がいくつもあるようにみえるのよくないとおもう…。

11/13 14:23

平和な山道。まだあと200m下るはずなのに何故か登っていた不思議。

11/13 14:27

　近　道　だ　−　ッ！　なおこの時点で既に14時40分のバスには間に合わない模様。

11/13 14:34

広々とした河原に出ました。なかなかないですよねこういう景色。

11/13 14:36

ああこれはサンゴ礁みたいでキレイだ。まぁここらへん実際に昔海底だったそうですが。

11/13 14:36

丁寧な置石を渡渉。

11/13 14:42

あの山はなんだろう。権現？

11/13 14:42

増水時はここらへんまで水かさ増すのかな。

11/13 14:46

さて、なにやら建物が見えてまいりました。ウェルキャンプです。

11/13 14:52

何とも言えない屋根のビジターセンター。

11/13 15:20

なかなかセンスある配置。

11/13 15:33

やたら長いバス。一車線で狭隘な道路にもかかわらずこの車体でしっかり運航する運転手さんは凄いと思う。

11/13 16:24

しかしながら200円を惜しんで谷峨駅で下車。道路混んでて遅延が予想されたので正解でした。

撮影機器：

HUAWEI P20 Pro HW-01K docomo HUAWEI

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック 携帯トイレ ゲイター

感想

Barklay

1日目 曇
　気温　5℃前後の推移
　　　　（一応バス下車時点での予報気温は8度だったが一日中予報外れ）
　湿度　中
　消費水量　1.1L
2日目
　気温　0.5℃〜15℃？
　湿度　65%程度
　消費水量　1.65L


天気予報もスパコンも大いに天気を外してくれました。
キレそう…。

宮ケ瀬からのルートは正直地味です。
この時期はさすがにヒル0で、立ち止まっていてもまったく気になりませんでした。
登りがなだらかで1000m地点まで長いため、シーズンの間はちょっと嫌ですね。
それなりに整備されており、多少は面白いところもありました。
醍醐味といえば丹沢表主脈（塔ノ岳〜二ノ塔）がチラチラ見えるぐらい？
展望は正直そこまでないと思います（おまけにガスってたし…）
あと地味に高畑山からノンストップなのがお腹的につらい。

みやま山荘の食事は評判通りおいしいものでした。
山頂でありながらしっかり野菜が取れるのは嬉しいところ。
ついでに日本酒「丹沢山」も一本。
そこまで特徴はなかったかな…。
ここは混んでると夜中のトイレ移動とかは大変そうですね。
ちなみにdocomoの電波はあまりよくはないです。

初日はどんどんガスがひどくなったので特に何もやることなし。
雲の様子を見るに太平洋の厚い雲がギリギリこのあたりまでかかってるようで
ごくたまに星が見えたり、なんてこともありました。
日の入り？気配すらしませんでしたよ。
夜3〜5時までは西のほうがうっすら晴れたり程度。
朝6時は高晴れで雲は取れてきているものの、
御殿場方面にやや雲がかかっており、風が東北東で嫌な予感。

蛭への主脈もアップダウンはあるもののそこまで大したものはなし。
むしろ塔ノ岳〜丹沢山よりメリハリがあって面白いかもしれません。
ここもずっと富士山が展望できました。
不動ノ峰付近は本当に展望がよく、丹沢＆塔ノ岳＆蛭を見渡せる贅沢な場所。
近くから江の島や伊豆も見えました。朝日に照らされる江の島は絶品です。
途中までは富士の向こうにうっすら南アだか八が見えてたんですけどね。
蛭ヶ岳まで持ってくれなかったので結局分からずじまいでした。

蛭〜檜洞間は今回一番きつかった場所。
とはいえそこまで大したことはなく、距離が縮まらない、精神的な意味でですね。
一気に1300まで下り、1400まで登り、を繰り返し最後1600まで登る…。
丹沢最高峰の蛭はともかく、檜洞も1600あったのを今回初めて知りました。
やっぱり登って初めてわかることもあるから楽しいですね。

檜洞丸は青ヶ岳山荘ブログにもあったように立ち枯れ状態。
ただし樹木がそれなりにあり、平坦でもないので展望は微妙なところです。
蛭からしばらく見えなかった富士山もようやく姿を現す…
はずだったんですが、山頂以外お隠れになってました。
今年寒い割にはあまり雪広がってないみたいですね。

石棚山にも行きたかったものの、1km伸びるので安全策をとって直降りで。
だらだらした下りが延々と続くので、これたぶん登るほうはしんどいと思います。
ゴーラ沢出合のあたりは広々とした沢で気持ちよかったです。
紅葉は宮ケ瀬のほうがキレイだったかな？
結局この日は早朝以降真上”だけ”晴れるという、展望はないくせに
日差し＆気温的にちょっとしんどいシチュエーションでした。

今回取得バッジ
　みやま山荘で丹沢山バッジ\500
　蛭ヶ岳山荘で蛭ヶ岳バッジ\500
　西丹沢VCで檜洞丸バッジ\700
VCでは畦ヶ丸や犬越路のバッジもありましたよ。