夕倉山・永栗ノ峰・大指山・丸山:ついでに高水四山巡り、半袖隊長、東京里山100選完登編
- GPS
- 07:36
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,196m
- 下り
- 1,227m
コースタイム
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 7:36
累積標高(上り): 1021m / 累積標高(下り): 1077m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:36.425=20.83+(1021÷100)+(1077÷100÷2)
→→→判定「●EK32〜40未満 日帰りとしてはきつい」
(注)最後に趣味?で歩いた青梅駅までのロード(約6.3km)を除いた登山部門だけを捉えればぎりぎり「ふつう」程度であろう。
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【参考文献】なし
【参考記録】⇒今回とは逆コースにてロード(6km)を省略できる
2020年06月17日(水):tatsuno/machida-kuma/mount0329さん
【奥多摩】成木市民センター前BS-夕倉山-伏木峠-軍畑駅
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2393954.html
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【復路】青梅駅立川駅登戸駅地元駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況【emj:158]】 総歩行距離は約20.8kmだが、下山後の道路歩き(約6.4km)を除く実質は約14.4km。 軍畑駅から伏木峠(約9km地点)までは、道標(私製も含む)のある一般/準一般区間。 高水三山前後は言うに及ばずだが、高水山から伏木峠の間も、林道を辿った後、植林作業用らしき確かな踏み跡を下るので、道形には全く問題ない。 ここまでは惣岳山や岩茸石山の山頂直下岩場を除けば危険箇所はないし、その岩場も手掛かり・足掛かりが豊富で特に難しさはない。 しかし伏古峠から先には道標はほとんどなく、踏み跡も薄いあるいはない尾根筋を辿って成木街道へ至るので、各ピーク・コブの分岐路では行き先確認が必須。 テープ・リボン類は豊富にあるが、自らの行き先を示すものとは限らないので、その時々で諾否判断を要す。 顕著なアップダウンはないが、緩やかに登って下ってを繰り返し、足許の枝葉を除け、倒木を乗り越え、木立を掻き分けながらなので、意外に体力を要す。 最後に採石場現場に突き当たり、地形図上に残る尾根が消えているので、採石現場の縁を辿って成木尾根に向かうが、スキージャンプ台のような激下りで、細くてザレた足元は滑り易く転倒滑落の危険性あり。 また採石現場では重機等が動いており、絶対に立ち入らぬこと。作業員がいれば一声かけることをお勧めする。 下山した成木街道にバス停はあるが昼間便はなく、800m先の成木市民センター前BSでも本数は限られている。 もしバス利用を前提とするなら、拙者とは逆コースを取ることをお勧めする。その場合、高水三山に行かずとも、途中の松之木峠や伏木峠からエスケープできる。 拙者は幸い間違えることなく進んだが、自ら進むべき道をよく確認しましょう…思い込みは厳禁です! ★水場:高水山直下 ★渡渉箇所:なし ★泥濘状況:なし ★積雪状況:なし ★蜘蛛の巣 :まだまだ各所にあります ☆半袖 タイム:終日 ★半袖 出会い指数:ゼロ ☆半袖 驚かれ指数:ゼロ ★入山者:高水三山エリアで20名ほどだが、その前後ではゼロ |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし ★駐車場:不要 ★トイレ:軍畑駅、常福院(高水山)、青梅駅 ★携帯 :ほとんど圏内(だったと思う) ★食料調達処:全て持参 ★酒類調達処:せず ★お土産処:せず ★飲食店:寄らず ★温泉:寄らず 【参考】JR河辺駅(青梅駅の二つ隣)に直結する温泉施設(梅の湯880円)あり http://kabeonsen-umenoyu.com/ ★宿泊施設:日帰り |
写真
感想
前回山行(盆前山・天合峰)を終えリーチとなった東京里山100選。
今回は残る4座(丸山・永栗ノ峰・大指山・夕倉山)を一挙に歩いて来ました。
思い返せばヤマレコに「多摩百・多摩100・東京里山100選」リストが載った時、拙者の登頂実績は
●多摩100が80台後半/多摩百が70台後半/里山100が60台半ば
でした。
皆さんご高承の通り、登頂済みとしてカウントされていた山の中には「巻いちゃってた百/100」も片手ぐらいはあったので、実態としては
●多摩100が80台前半/多摩百が70台前半/里山100が60台前半
が本当のところでした。
そもそも拙者は都内(奥多摩・高尾)の山々より、山梨・栃木・群馬など関東近県への出動に忙しかったのだが、そんな状況を一変させたのがコロナ禍。
緊急事態宣言発令の前後から、都県境(都県界)越えの他県移動に制限(⇒正確には自粛)が課され、宣言解除後も都県境を跨ぐのが憚られる状況が続いた。
都内の山々へは老後(⇒今でも半ば老後だが…)を迎えたらボチボチ行こか…と思っていたが、結果としてその都内の山々へ行く選択肢しかなかった。
その折に参考にしたのが「多摩百・多摩100・里山100」リストだ。
中でも里山100には「何じゃ、こりゃ!?」と思うような初見の山名がズラリと並ぶ。
そして実際に行ってみると、「里山」の文字からは想像できない「非・里山」の面々。
低山が多い故だろうが、「眺望がない・登山道が酷い・山頂標示板がない…」などの共通要素がたくさん。
決して登山初心者・初級者が行く山でないし、連れて行く山ではない…と言うのが拙者の結論であろうか。
話が随分と横道に逸れてしまったが、里山100を地域別にグループ分けして効率的に登ろうと思うのは衆目が一致するところだろうが、拙者の場合、「夕倉山・永栗ノ峰・大指山・丸山」がセットして残った。
それらを一度に周回しようと思うと高水三山(馬仏山を加えると高水四山)が間にスッポリと納まる。
なんと里山100を一気に8座も巡るゴールデン…否、プラチナコースが出来上がった。
もともとは東青梅駅からアクセスし最初は夕倉山から歩き始めようと考えていた。
しかし初っ端からロード6kmを歩くよりは、全山縦走を終えてからにしようと逆コースに変更した。
結果として前半の丸山から高水山までは王道・楽々コースだったが、後半の永栗ノ峰から夕倉山まではGPS片手にドキドキ・ハラハラコースとなった。
低山の連なりなので殆ど眺望はなく、周囲を見渡せないので小ピークやコブ、ちょっとした高みでは進路確認が必須。
大きな失敗はなく、ほぼ計画通りではあったが、最後の採石工事現場に辿り着いた時にはやはり驚いた…「ホントにここを歩くのだろうか?」と。
冒険的な要素が多かったので、終わってみれば楽しかったと言えるも、積極的に他人様へお勧めできるコースではないな。
もっとも主だった有名処を登り終え、変わった趣向を味わいたい方々にはお勧めかもしれない。
しかし100座目の夕倉山に気付かずに通り過ぎてしまうとは…我ながら、あまりにもトホホですなぁ。
【お断り】
「東京里山100選完登!」と銘打ってはおりますが、「知らずに巻いちゃっていた百」が2座残っています。
さて、その2座とはどこでしょう?
本来はその2座のピークを踏んでこその完登でしょうが、これまでの経験からして、そのためだけに出掛けて行くのは余りにも無駄な作業です。
その程度の山がとても多いのです、里山100には。
陣馬高尾・奥多摩三山・石尾根の主要な山々などを選考対象から除外しているので、無理矢理100山にするため数合わせしたのだろなぁ…と個人的には思っています。
しかしその結果、日が当たって知られるようになった山々がたくさんあるのも事実です。
そんな山々に多くのヤマレコユーザーが歩きに行けば、廃道化しつつある登山道が復活するかもしれませんね。
【今回登った主な山】
一回の縦走で多くのナンチャラ百を通過するのでお得です
⇒「花百(1)・関東百(1)・多摩百(3)・多摩100(4)・東京里山100(8)」など。
★丸山(まるやま)544m:初…里100(97座目)
★惣岳山(そうがくさん)756m:2度目…多摩百/多摩100/里100
★馬仏山(まぼとけ)723m:2度目…里100
★岩茸石山(いわたけいしやま)793m:3度目…関東百/多摩百/多摩100/里100
★高水山(たかみずやま)759m:3度目…花百/多摩百/多摩100/里100
★永栗ノ峰(えいぐりのみね)605m:初…里100(98座目)
★大指山(おおさすやま)455m:初…里100(99座目)
★夕倉山(ゆうぐらやま)411m:初…多摩100(97座目)/里100(100座目⇒完登)
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
【個人用参照過去レコ:高水三山関連】
2013年03月03日(日) :高水三山(御嶽駅⇒軍畑駅):20数年ぶりに歩くも、半袖隊長、全く昔の記憶なし!?
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-273868.html
2015年01月25日(日) :棒ノ折山・岩茸石山・青梅丘陵:小春日和の奥多摩路、半袖隊長、さわらびの湯から青梅駅へ縦走
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-580645.html
コメント
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コロナ禍の中、都内縛りを楽しむ趣向としては里100も悪くないのかも
ただ行って良かったっていうお山 ほとんどないですよね〜
近くに行く機会があって時間が許せば、という条件で
さらに興が湧いたら行ってみる程度でいい感じですね〜
さてお題、例のTとあと今回のMでは?(笑)
PS 浅間尾根?僕もなんちゃってになってる I かな?それともO?(笑)
深夜時間帯に 有難うございます。
今回の4座も驚くほど地味でした。
夕倉山は多摩百でもあるので少し期待していましたが…気付かずに通過してしまうほど地味でした。
今回最初に登った丸山なんて、作者(選者)の勘違いで地点認定されているらしいですね。
…とは言え、また都県境越え自粛がいつ申し渡されるかも分からぬ日々。
狭い都内で無理やりにでも100座を選んでもらった功績に感謝すべきなのでしょう。
この本のお陰で初めて知ったと言う山は多かったですから。
さて、今回は中原中也「汚れっちまった悲しみに」風に
巻いてしまった悲しみに
今日も後悔降りかかる
巻いてしまった悲しみに
今日も風さえ吹きすぎる
お題ですが、今回のMを含めると2座ではなく3座ですね。
もう一つのTも正解で、あと一つは檜原村の浅間尾根に潜んでいます。
PS 拙者はアイを遠ざけてしまっていたのかと……
隊長
里100完登おめでとうございます
1からなら効率よく行けますが、ほとんどの方は里であれ多摩であれ、既に登頂済みがある訳で、どう攻めるかアタマを使いますよね!あそこが里百だったのか、あの時行っておけばと言うピークが多々あったと思います。私の場合、百高山がそうでした。例えば横通岳、あそこの縦走路はピークを巻く形でついてますから。
仰る「知らずに巻いちゃっていた百」がそのパターンです。
それと歯掛けで残ってるパターン、これは縦走ではなく、ピストンが多いと歯掛けが多くなります。
最近はリストが増えて、追うと切りが無いですね。
つぎはどこのリスト狙いですか?
お疲れ様でした。
有り難うございます。
深田百のように最初からターゲットが分かっていて、かつ、巻いてしまうことがない場合は宜しいのですが、その周辺の山が実は○○百だった……と後になって分かると悔しいですね。
もっともその○○百に興味がなければどうでもよいこと。
あくまで個人としての括りの問題ですし、範囲を広げすぎてもあちらを立てればこちら立たずとなり、不完全燃焼を起こすだけですね。
完登が間近となったリストは関東百(2019)、関東百山、東京都の山、多摩百、多摩100、山梨県の山などですが、それぞれ課題(制約)があるので、まあ、そのうちに……とのんびり構えています。
このところ関東圏ばかりなので、もっと広い視野も必要かもしれませんね。
隊長
隊長
夕倉山を採石場側から登るとはさすが 隊長!
夕倉山はピストンにしました。
なんちゃてが2座ある?書かなければ分からないのに・・ちゃんと書かれるところが 隊長らしい。
その2座を当てたら景品でますか?
hamburg
お早うございます&有り難うございます。
夕倉山は採石工場側に下りました(⇨登ったのではなく)。
ナイフリッジ、なかなかスリリングでしたよ。
滑落しても死ぬことはないと思いましたが、相当なケガはするな……と。
里100完登ユーザーは多いですが、大半はなんちゃって完登者でしょう。
拙者は少なくとも7〜8座は踏み直してますからね、これでも。
もし当たったら いっぱいが、にっぱいになります
隊長
こんにちは
里百おめでとうございます。
里山とはいえ、手強い山が多く、素人には難しいですね。ルーファイ力、体力、知力、全て駆使しての百!
お疲れ様です。
標高が低いから里山…なのかもしれませんが、人が入らない山は高くても低くても大変です💦
(ご参考までに…里100の中で最高峰は赤指山1332.5m。)
標高が低くて周囲を見通せないのも苦労する要因の一つかもしれません。
道を切り開いた先人に感謝するしかありませんね。
隊長
yamabeeryuさん、こんばんは。
里山100、まずは、おめでとうございます。
道も不明瞭、展望ないし、山頂標もなかったりする山々ですが
コロナの「都県境越えないで」の頃には、
たいへんありがたい存在でした。
なかなか目的地にはならない山なので、
複数の山をどうめぐるかという計画をたのしんだり、
できるのだと思います(前向きに)。
おっかけで、達成したいと思います。
お疲れ様でした&おめでとうございました
お早うございます&有難うございますm(__)m
都内で標高1300〜1400m以下の山の中から、さらに有名処(高尾山など)を除いた中から100座を選んだ著者は大変な作業だったと思います。
それだけ都内の山を熟知していないと選べない訳ですから。
登ってみて思うことは「眺望が得られる山ではなく、周囲から見て目立つ山」が選ばれているように思います。
もっとも都内で山頂展望が好い低山なんて、そうそうありませんよね。
都内だからいつでも行けるとの安心感?はありますが、どうせ行くなら一気に効率的に
でも今冬もコロナ感染者が激増し不穏な空気。
またぞろ都県境越えが✖となるとどうしようか…と早くも思案しております。
隊長
こんばんは😄
里山コンプリート、おめでとう㊗ございます。
目標に向かって精進して達成、これぞ登山。
何で山に登るの⁉私も達成感を味わう為です。
とてもコメント等出来るほどの山屋でも有りませんが、凄い事だと思います(^_^)
お早うございます。
そして有難うございます<(_ _)>
里山は低山ゆえに、コース取り次第では一日にいくつもの山頂を踏めるので、意外に早く、完登することが出来ました。
その点、栃百は…一日一善…いや、一日一座ゆえに牛歩です。
もっとも楽しみが続くので有難いのかもしれませんね
隊長
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