記録ID: 2730230
全員に公開
ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山
大台ケ原〜大杉谷〜大杉林道
2020年11月13日(金) ~
2020年11月14日(土)
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 13:15
- 距離
- 36.3km
- 登り
- 4,299m
- 下り
- 4,277m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 5:22
距離 11.2km
登り 800m
下り 1,908m
2日目
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 7:50
距離 25.1km
登り 3,498m
下り 2,393m
14:51
ゴール地点
天候 | ■11/13(金) くもり 最寄のアメダス観測点『上北山』当日の気温 朝の最低気温 8.4℃(06:31) 日中最高気温 17.1℃(14:21) ※大台ケ原駐車場スタート時、車の気温計は7℃。 ※宿泊地、 ■11/14(土) はれ 最寄のアメダス観測点『上北山』当日の気温 朝の最低気温 8.9℃(8時台) 日中最高気温 19.6℃(14:02) |
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過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※出発時の金曜9時過ぎはガラガラでした。 ※下山時の土曜15時頃は8割程度の利用状況でした。 ■上北山村・大台ケ原案内HP http://www.vill.kamikitayama.nara.jp/kanko/tanoshimu/odaigahara/ ■桃の木山の家 … https://www.momonokigoya.jp/ 大杉谷の川辺にある山小屋です。水は豊富なようで、利用者の少ない場合(コロナ対策?)は風呂が利用でき、館内の水道水は全て飲用可能。 大部屋、トイレは男女共用、宿泊者40人程度だった当日の風呂は男女交代制でした。料金はHP参照。 当日、夕食は1部5:30〜6:00 その後2部と2組に分けられており、到着順に割振りされていたようです。消灯は20時前、トイレと階段以外は真っ暗になるので、ライトが必要と案内されています。大部屋にコンセントはありません。 朝食は6時〜、大半の方は6時半頃、明るくなると出発されていました。 販売されていた品物の価格は以下。 ☆缶ビール 350ml…500円 500ml…700円 ☆酒(ワンカップ) 300円 ☆酎ハイ・ハイボール 300円 ☆ペットボトル(コーラ・お茶) 500ml…300円 ☆おつまみ・お菓子等 200円〜 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大杉谷エリアは登りルートが推奨されてますが、今回は下っています。桃の木山の家に予約の電話を入れた際も、アクセス方法を聞かれ、下る行程と説明するや否や、最近滑落者が出た、時間にゆとりを持つように、可能なら大台ケ原の前泊をと勧められました;; 歩いてみての感想は、月並みですが堂倉小屋より大杉谷へ下るのは避けるのがお勧めです。また、2日目は桃の木山の家より上流が増水時の迂回路とされる大杉林道を辿りましたが、こちらの坂道も下りはお勧めできません。私設?の道標にも『下りルート注意』と表記されていました。 谷に入ると、遡行する有効なルートが殆どない深い谷です。不慣れな方は、桃の木山の家泊を前提とした計画が無難です。 尚、多数の川沿いの断崖、吊り橋共に高所が苦手な方には辛いコースです。 ■大台ケ原駐車場〜日出ヶ岳〜堂倉小屋(粟谷小屋) 大台ケ原駐車場より日出ヶ岳エリアは、整備の行届いた歩き易い遊歩道、軽装で散策する方も多い観光地の様相です。日出ヶ岳〜堂倉小屋へ続くルートも山道としては歩き易い道ですが、十分な登山装備を推奨する看板も設置され、軽装では気軽に足を踏み入れ難い場所とされていました。 堂倉小屋、粟谷小屋は数百m離れた場所にありますが、どちらに向かっても大きな差はありません。 ■堂倉小屋〜桃の木山の家 堂倉小屋より堂倉滝、つまり大杉谷の谷筋に降りるまではは急坂が続く歩き難い区間です。その先、桃の木山の家までも谷筋に続くアップダウンが激しく滑りやすい岩場や鎖場が続く変化に富んだルートです。 事故の多い区間は警告の看板が設置されており、岩場や川沿いの断崖には鎖が設置されており、それなりに?安全は確保されています。 特に堂倉小屋より大杉谷への区間は下りでは気を使いました。コース全般、登りが無難と感じました。 ■桃の木山の家〜千尋滝前休憩所 この区間は往復していますが、堂倉滝より桃の木山の家に至るルートに比べ、上り下りにあまり差は感じませんでした。比較すれば歩き易いものの、気の抜けないルートが続きます。 大杉谷で有名な滝は押さえておこうとピストンしましたが、個人的に最も感動したのは平等堯川床に近いシシ淵も居心地のいい空間でした。 ■大杉林道分岐〜大杉林道 案内図には増水時の迂回路、山と高原地図にも破線で記されたルートですが、500m以上の標高差を踏み跡の薄い急登区間が続きます。渓谷の深さを感じる事が出来ますが眺望は期待できず、歩いていてあまり魅力を感じませんでした。 大半が2足歩行で歩ける事が出来ますが、私設の道標にも『下りルート注意』と書かれてました。 ■大杉林道 桃の木山の家への索道小屋より堂倉小屋まで約7卻發ましたが、高低差は100mそこそこ、歩き易い林道です。一部に路肩崩壊や路面の荒れた区間もありましたが、概ね車の通行に問題ない程度、道幅も十分確保されていますが、一般車両は通行不可。当日も索道小屋で作業されていた方を見掛けましたが、その後、堂倉小屋まで車も人も見掛けませんでした。 地図も1ヵ所で見掛けたのみ、道標も堂倉橋付近で見掛けた程度ですが、堂倉橋以外に分岐も無。堂倉橋付近に水場がありました。 【過去の記録】 ■大台ケ原・東大台〜西大台 2019年05月13日(月) https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1849102.html |
写真
感想
ヤマレコでご縁のある方のレコ・計画を眺め、何時かは行ってみたいと思っていた大杉谷。
仕事のスケジュールで連休の取れそうなタイミングと好天が重なり、宿泊数日前ながら桃の木山の家に連絡を入れてみると泊まれるとの返答! その場で予約。
下りルートを推奨しないとの情報は以前より仕入れていたものの、とりあえず偵察気分で歩いてみる事にしました。
知人の計画やレコを参考に、山と高原地図に軽く目を通す程度の予習で挑んだ都合、ハイキング道としてよく歩かれるルートを辿った筈ですが、噂に違わず?結構ハードな道程でした。
関西の秘境とも呼ばれているようで、日帰りで気軽に楽しめるコースではありませんが、訪れる人が絶えない人気のコースである事には納得です。特別な技術が必要な難コースではありませんが、いざ足を踏み入れるとそれなりの脚力でも1泊2日の行程が無難、エスケープの難しい深い谷である事が、訪れる人を選ぶ主因でしょうか?。。ともかく、次回、大杉谷を歩く機会があるなら、登りルートで計画を立てると思います^^☆
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