【安倍奥】笹山(1763m)奥笹山(1785m)山伏(2013m)
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- GPS
- 07:33
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,037m
- 下り
- 1,038m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 7:33
さらに、山伏経由で大谷崩や八紘嶺をめざしたり、青笹山方面をめざすルート取りも自在だろう。
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
駐車場の赤テントからは大いびきが聞こえています。昨夜は大宴会だったのでしょうか(笑)。
井川峠でヘッドライトをしまう。樹間を透かしてバラ色に燃え立つ富士山。雲間に立ち上がるその勇姿は、この世界には「絶対の美」というものが存在することを教えてくれる。
落ち葉の林床に朝日がさすと、歩く足に羽根も生える。笹山のてっぺんへ。背後には勘行峰やリバウェル井川スキー場。足元には井川湖。頭上にはイイギリの赤い実。
たっぷりくつろいでから山頂を後にします。光岳を道連れに牛首峠へ。ま正面に奥笹山が高くそびえ立っています。
一旦林道脇に降りてから登りに。見事なブナ林。ブナの実を拾いながら歩きます。
山頂の一端に登り詰め、ダケカンバの樹下を歩くうち、人工物に気づきました。鋼管に設置した風力計?そこには『静岡森林管理署』の警告文が。「ここは国有林です・・・速やかに工作物を撤去のうえ、林地へ復元を行ってください」。風力計のパンザマストは、しっかり固定されたアンカーから頑丈なワイヤロープによって結びつけられています。
山頂の一角に見事な巨大。落ち葉を拾い上げてみると、ハウチワカエデ。その先にスゲの植生のある低地があり、そこにはまた背の高いポールが立っています。先端には避雷針まで設置されています。ポールには「この支柱を電線の近くに設置すると命の危険があります」と英語で書かれています。ひえ〜、これは一体・・・?
猪ノ段を過ぎたところで、そのまま「静16三角点」を追うと、コースアウトするので要注意です。
小笹の野原に飛び出した瞬間、大勢の登山客さんの姿が目に入りました。これまでの静かな歩きが一転します。
山伏小屋あたりから、ダケカンバの明るい林地が針葉樹林に変わります。西日影沢からの登山道を合わると、二度目の山頂でした。残念なことに、富士山はガスの合間のみ。でも、南アルプス方面に開けた開放的な山頂には、好感が持てます。
さっそく命名式です。右から順に・・・笊ヶ岳・塩見岳・荒川東岳・赤石岳・前聖岳・上河内岳・茶臼岳・光岳。飽きない景色にみなさんうっとり顔。
帰路は山伏小屋に寄り道してから百畳平へ。あとは忠実に林道を歩く・歩く。カラマツの落ち葉はオレンジのカーペットだ。ここからボタンヅルの綿毛を飛ばせば、風に乗って眼下の井川湖に届くだろうか。
童心に戻って林道をとことこ歩く。
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