十勝岳2077

2020年11月15日(日) [日帰り]

• GPS: 06:28
• 距離: 10.6km
• 登り: 1,140m
• 下り: 1,129m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:58
• 休憩: 1:29
• 合計: 6:27

8:23 望岳台
8:56 8:56 吹上温泉分岐
9:24 9:24 雲ノ平分岐
9:36 9:44 十勝岳避難小屋
10:29 10:33 昭和火口
10:45 10:53 火口肩
11:42 11:48 直下
12:13 12:36 十勝岳
12:47 12:47 直下
13:35 14:15 十勝岳避難小屋
14:20 14:20 雲ノ平分岐
14:28 14:28 吹上温泉分岐
14:50 望岳台

天候

快晴のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

11/17 12:15

実施結果1/20000地図
赤線は往、青線は復

11/15 8:21

十勝岳望岳台シェルター越の表大雪旭岳
10月中旬以降積雪になってから望岳台からの登山は4回目だが
左から安足間岳旭岳後旭岳白雲岳、右端にトムラウシ山も綺麗に見えた
日曜日で好天の予報なのでこの時期でも20台駐車していた

11/15 8:22

美瑛富士と美瑛岳
登山開始

11/15 8:22

三段山と富良野岳
ここ10年スキーヤーやボーダーの人気が高い
前日のシュプールが残っていた
でも未だ積雪が少ないので滑走面を痛めるので私はまだ使用したくない
登山開始時

11/15 8:22

前十勝と62火口
噴煙が横殴りなので強風が吹き荒れているようだ
登山開始は−5℃風速5m/s

11/15 8:57

旭岳
左奥は天塩岳
登山開始間もなく

11/15 9:46

天塩岳ズーム
右から天塩岳、前天塩岳、西天塩岳
十勝岳避難小屋にて

11/15 9:46

前十勝と噴煙(62火口）
相変わらず強風の予感
十勝岳避難小屋にて

11/15 10:44

スリバチ火口とグランド火口の肩に上がるが
かなりの強風15m/s以上
積雪が無いとこの位置から旭岳と美瑛岳はもっと見えるのに標識の向こうは吹きだまりになって2m以上はありそう

11/15 10:46

美瑛岳、左に美瑛富士、奥に旭岳と白雲岳
火口肩にて

11/15 10:46

スリバチ火口と鋸岳
今日はこの鋸岳に行く予定だったが
この強風では無理、十勝岳も断念かも？
火口肩にて

11/15 10:46

十勝岳
烈風で雲も噴煙も横殴り
火口肩にて

11/15 10:47

美瑛岳〜十勝岳
火口肩にて
このあと十勝岳直下まで烈風30m/s前後で地吹雪
直下の凹地に逃げ込んで待機、さてどうするか思案
腹ごしらえとさらに防寒対策をして
十勝岳に多少風を避けて直登する

11/15 12:16

十勝岳山頂
稜線に出でると爆風、あえて南風に向かって上ホロ方向に少し進み折り返し風を背にして山頂に出る
山頂は風が巻きどこも風が吹き付ける
温度計(風速計）では−8℃、max44.8m/s
恐らく最大瞬間は50m/sを越えていたのでは
たまらず山頂部をうろうろ動き回り写真は二の次で
下山は美瑛岳方向の縦走路側から風を避けながら下山

11/15 12:32

富良野岳
奥は夕張岳〜芦別岳〜富良野スキー場
十勝岳にて

11/15 12:20

積雪になった10月中旬以降3回目の十勝岳山頂だが
初めて美瑛岳越に
天塩岳、旭岳、白雲岳、トムラウシ山、石狩連峰が全て見えた(トムラの右奥は武華山)
美瑛岳とトムラの中間はオプタテシケ山
十勝岳にて

11/15 12:21

ニペソツ山
強風で雪を巻き上げている
十勝岳にて

11/15 13:38

下山は風をできるだけ避けるために一旦美瑛岳の縦走路に降りて、十勝岳の北側をトラバースし、かつグランド火口に降りて、凹状の地形を使って十勝岳避難小屋に降りた
ここからの前十勝と噴煙を振り返る
予報と違って午後からの方が風が弱まった
ここで遅い昼食時間を過ごす
休憩後小屋から出るとすっかり曇ってしまっていた
下山の望岳台は曇りー3℃

撮影機器：

iPhone X 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

スノーシュー ストック アイゼン テルモス 防風防寒対策他
※アイゼンは使用しなかった

感想

okahana

今冬の望岳台からの登山は
10/17、10/28の十勝岳、11/12の前十勝
と4回目だがそれぞれ無風に近かったが今回は爆風になった
リタイヤしたパーティも半数くらいあったが
この強風にも係わらず山頂に向かっている方もいたので
意地で山頂目指した
今までで一番の展望だったが山頂では写真撮影どころで無かった
山の天候は風が一番恐ろしい
無事登頂し下山できたことに感謝！