【南ア】鳥倉山(2024m)

2020年11月22日(日) [日帰り]

• GPS: 02:32
• 距離: 5.0km
• 登り: 253m
• 下り: 238m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:24
• 休憩: 0:09
• 合計: 2:33

9:49 スタート地点
11:17 11:26 鳥倉山
12:22 ゴール地点

この日の午後、飯田に野暮用があり、そのチャンスをとらえて山の空気を吸いに行きました。

写真

11/22 9:08

夕立神から
大西山・鬼面山

11/22 9:10

夕立神から
豊口山・三伏峠・烏帽子岳・小河内岳・小日影山

11/22 9:13

夕立神から
鳥倉山

11/22 9:31

駐車地に向かう途中
国賓をもてなすために
案内人が現れた

11/22 9:50

駐車地から登山口に向かいます

11/22 10:09

道脇のヨツバヒヨドリが
ガードレールのように続いています

11/22 10:21

秋色の林道詰め

11/22 10:23

こんこんとわき出る命の水

11/22 10:37

鳥ヶ池の水は干上がりそうでした

11/22 10:38

サルオガセのカーテンをくぐります

11/22 10:56

スギゴケはみずみずしさをキープしていました

11/22 10:56

スギゴケとカモジゴケの集合住宅

11/22 10:43

ここから深山に踏み入ります
この先
針葉樹の大木の道となります

11/22 11:21

ダケカンバの葉をかき分けると
山頂の三角点

11/22 11:48

ご・ごめんなさい
もう悪いこと
しません
m(_ _+)m

11/22 13:49

夕立神に始まり
夕立神に終わる
・・・展望台の裏手は鳥倉山
この日のランチは
名古屋名物『味噌煮込みうどん』であった

撮影機器：

COOLPIX AW130 NIKON

感想

ふらり

再び夕立神パノラマ展望台です。目の前に豊口山・三伏峠・烏帽子岳・小河内岳、小日影山が迫ります。荒川三山・赤石岳・聖岳・奥茶臼岳あたりは雲の後ろに控えています。それでも、その雄大さは十分、伝わってきます。

こうして見ると豊口山の石灰岩の岸壁はインパクトがありますね。これが元々は海の底だったとは！南洋のサンゴ礁、プランクトンの死骸が海の底に堆積してできた岩。それが、こうしてはるばるアジア大陸の端に運ばれてきたとは。1億5千万年前の話です。何ともはや、ロマンに満ちた話だと思う。

途中の林道脇は、ヨツバヒヨドリの綿毛のガードレールになっています。林道詰めで、あの湧き水にあいさつ。こんこんとわき出る泉。命の芽生えとさえ感じさせる清冽な泉です。

前回からわずか40日。なのに、すっかり季節は秋色だ。足元のシダはもの寂しさを伝える渋紙色。コケも錆色。カラマツはすっかり葉を落とす勢いだし。

まずは、稜線の鞍部手前で、鳥ヶ池詣で。サルオガセをくぐって稜線へ。秋色の山に、どういうわけかスギゴケやカモジゴケだけが緑色を残しています。

クリスマスや正月飾り用のリースやスワッグのドライ素材を拾って歩きました。そして、鳥倉山の山頂へ。日がかげり、体温が季節風にどんどん奪われていくのを感じます。長居は無用です。さて、車まで戻ろう・・・

ふと目をやったカラマツの樹にクマの生々しい爪痕！鳥肌立ちながらの下山になりました。

もう一度、夕立神展望台に立ち寄りました。寒風に吹かれながら、味噌煮込みうどんに舌鼓をうつ。振り仰ぐ鳥倉山は、すっかり冬の入り口だった。