鋸岳 まだまだ行ける
- GPS
- 07:55
- 距離
- 31.4km
- 登り
- 2,877m
- 下り
- 2,867m
コースタイム
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 7:56
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
鋸岳はとても危険らしいので自分としては行かないことに決めていました。
しかし最近改めて100高山を目指すことに決心したので、避けては通れないことになり、先週のリベンジでもあり今週はしっかりリサーチして登山口に向かいました。
寒い中のただでさえナイトハイクは苦手なのに、帰りのことを考え5時出立、クマさんに出会わないことを祈りながら漆黒の闇の中に進みだします。
このために自転車を用意、娘が中高と使ったママチャリを整備し挑みました、ゲートを通過するのには骨を折りましたが何とかクリアー、半分は押して歩きましたが帰りのことを考えると苦労もし甲斐がある。
途中は何頭もの鹿の群れに遭遇するも、鹿がいるということはクマはいないと確信しながら進みます。
限界まで自転車を押していき、林道が崩落している手前でデポ
レコの情報でもあったが崩落個所は一旦河川敷まで下り迂回するのだが、これがまた大変だが、踏み跡があるので見逃さなければ問題なし
しばらく進むとログハウスが見えてきた、以前はここまで車で来れたらしい、ここまで車で来れたらもっと登りやすい山になるのだがなあ
ログハウスからは暫く沢歩きになった、踏み跡はあるが浮石だらけで歩きにくい、そこを抜けると今まで体験したことのないような激登りが始まる、横岳峠についてほっとしたものの、そこから更に長い激登りが始まった、踏み跡とリボンがあるので迷うことは無い。
頂上稜線に着くと北岳、仙丈ケ岳が現れてくる、鋸岳の頂も見えてきたが、何度も上り下りを繰り返し、更にニセピークもありようやく最終の激登りの後第一高点に登頂。この季節としては気温が低くなかったのだが強風のため頂上稜線では風によりバランスをとるのが大変だった。
しばし山頂で休憩し、ここからどうしようか悩む、せめて鹿穴までは行ってみたいと思っていたのだが、この先は更に険しそうで先に見える第2高点までは往復2時間はかかりそうだ。
ここまでの急登で疲労もピーク、8月に肉離れで痛めた左ふくらはぎも痛み出してきたとか、天気も悪くなってきたとか行かない理由を色々考えだした。
誰もいない山頂で滑落したら皆に迷惑をかける、前科者の自分にとってもう後は無いと言われている。一応登頂したので実績としてカウントされるだろうから無理はしない。さて下山しようと進みだすが途中道迷いで違う稜線に下りそうになりまた登り返し、とても危険なザレ崩落地を下りトラバースするなど何とか乗り切ることが出来て良かった。
そこからは順調に下山、結局一人も登山者に出会うことは無かったが、最後に林道を登ってきた登山者に出会い長く話した、今夜山でテント泊予定と言っていたがこれから下り坂ですよと。
約7Kmは自転車で快適に、とても早くゲートまで到着することが出来た。
来週もどこかに行けるかな?
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