初冬乗鞍(鳥居尾根ピストン)
- GPS
- 10:01
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 1,621m
- 下り
- 1,613m
コースタイム
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 9:57
天候 | 9時まで☀ それ以降☁ 13時以降は時々☃または☂ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鳥居尾根は特に問題無し。緩やかでよく整備されているので、とても登りやすいルートです。三本滝分岐の上で1箇所木橋が落ちていますがエスケープ可能。 旧冷泉小屋あたりからチラホラ凍結あり。朝は特に著明。位ヶ原山荘から上は岩雪ミックスが増えてきます。 肩の小屋から上は冬山に近い状態。まだ雪が柔らかかったので、軽アイゼンやチェーンスパイクでも対応可能でした。念の為12本アイゼンを持参しましたが使用しませんでした。 今回はほぼ夏道通しでしたが、もう2週もすれば完全に冬山の世界になりそう。朝日岳方面も既に雪が張り付いていました。 風について。肩の小屋あたりは秒速5-8mくらい、その上は7-10mくらい。山頂付近は10-15mくらい。この日は日本海側に前線が張っていたので、天気が下り坂なのは予想していましたが、正午くらいは立って歩けないような状況ではありませんでした。それからどんどん雲の高度が下がっていたので、午後はだいぶ荒れていたかもしれません。 地形と雪のつき方から目の前の風向きを予測することが重要。そうすれば風が来る前に耐風姿勢を取る心構えができます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
水筒(保温性)
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
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感想
これまでは、どういうわけか厳冬期以外に登ったことがなかった乗鞍岳。6年前の3月以来、そして初めて厳冬期以外の時期に登ってきました。
紅葉の時期が過ぎて乗鞍スカイラインとエコーラインが閉鎖されてからスキー場がオープンするまでの間の、1年のうちで最も閑散とするこの時期の乗鞍。鳥居尾根から登りました。
鳥居尾根は樹林帯のなだらかな登りで穏やかでした。朝のうちは移動高のオシリがなんとか張り出していて快晴でしたが、空を見ると西側から雲が流れ始めていて。。。
位ヶ原山荘あたりから次第に凍結するとともに雲行きも怪しくなっていき、肩の小屋あたりでは視界も50mほどに。
そして山頂付近では早くもエビの尻尾ができ始めていました。風速は山頂付近で10-15m/sくらい。厳冬期に比べればそよ風のようなもの。。。かな。。。
でもやっぱり寒かった!
日曜にも関わらず数人しか会いませんでした。午後から日本海側の前線からの低気圧が派生して天気が崩れることが予想されたので、それも関係したのかもしれません。
冬山に向けていいトレーニングになったとともに、雪に埋まっていないルートがどういう風になっているかを知ることができ、新鮮な発見がありました。
kun_puさんにとっては北アルプスの冬山(の入口)は初めてでしたが、その凶悪さの一端を知ってもらえたのではないかと思います。
冬の入りはじめの乗鞍岳へ。
肩の小屋から上は風が強いので足を止められないというのが、きつかったです。
帽子を飛ばしてしまったりと色々改善点がたくさんあったので、色々身につけて冬山登りたいですね。もっと体力つけないとなぁ。
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