熊伏山（青崩峠から）

2020年11月21日(土) [日帰り]

• GPS: 02:23
• 距離: 6.6km
• 登り: 710m
• 下り: 704m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:06
• 休憩: 0:17
• 合計: 2:23

13:45 遊歩道入り口
13:52 13:52 建次屋敷跡
13:56 13:56 青崩峠
14:21 14:24 青崩の頭
14:26 14:26 三角点
14:30 14:31 青崩ノ頭
14:48 14:49 前熊伏山
15:00 15:08 熊伏山
15:20 15:21 前熊伏山
15:33 15:33 青崩ノ頭
15:37 15:39 青崩の頭
15:56 15:57 青崩峠
16:00 16:00 建次屋敷跡
16:08 遊歩道入り口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

遊歩道入り口の駐車スペースを利用

その他周辺情報

遠山郷 かぐらの湯（飯田市南信濃和田：400円）

写真

11/21 13:45

「塩の道」の碑が建つ遊歩道入口から歩き始めます。

11/21 13:52

石畳の道を歩き進めると、往時は茶屋があったという建次屋敷跡に差し掛かり、

11/21 13:54

名残りの紅葉を仰ぎ見ると、

11/21 13:55

ほどなく青崩峠に達します。秋葉神社への参詣道として、また、遠州の海産物を信州に運んだ塩の道として人々が行き交った秋葉街道が越えた峠は、三方ヶ原へ兵を進める武田軍も通過したとか。そんな歴史の舞台に立ち、感慨もひとしおです。

11/21 13:59

信州側の眺望。南北に走る中央構造線に沿って浸食されたV字谷の景観が印象的。

11/21 14:06

この先は急登が続きますが、破砕帯で脆く崩れやすい地形のためか、ガレ場の縁に付けられた階段は波打っています。

11/21 14:18

ロープが張られた急傾斜の痩せ尾根を登ります。

11/21 14:20

右手は大きく崩れて青光りする岩肌がむき出しとなり、青崩峠の名も頷けます。

11/21 14:25

電波反射板の跡がある青崩ノ頭に達し、

11/21 14:49

この先は緩急を繰り返しながら前熊伏山へ。進路を北向きに変え、

11/21 14:55

幹越しに熊伏山の頂上が見えてきました。

11/21 14:59

登り返して、一等三角点が置かれた熊伏山の頂上に到着します。

11/21 15:00

正面に望むのは南アルプス南部から深南部の山並み。聖岳、池口岳、中ノ尾根山、黒沢山が並び、

11/21 15:01

右手に目を移していくと、不動岳、丸盆岳、黒法師岳が続きます。

11/21 15:07

ここでアマビエが登場。アマビエ19号とアマビエ15号のコンビで、疫病退散を祈願します。

11/21 15:27

帰路は来た道を引き返します。梢越しに兎岳と聖岳を眺めながら前熊伏山に向かい、青崩の頭から急降下して、

11/21 15:58

青崩峠に達します。往来の人々を見守ってきたであろう石仏が、古道の風情を掻き立てます。この先は林道青崩線を経由して、遊歩道入口まで戻ります。

11/21 16:31

右手に草木トンネル、左手には建設中の青崩トンネル。急峻な地形と脆弱な地盤に阻まれて、紆余曲折を辿って進められている三遠南信道最難関の建設工事は、着々と進んでいるようです。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

装備

個人装備

ぶらさげリラックマ

感想

anappleaday

　信州と遠州を繋ぐ秋葉街道が越えた青崩峠は、三方ヶ原へと兵を進める武田軍が越えた歴史の舞台。中央構造線による急峻な地形がもたらす景観も印象的でした。