大室山 - 茅ノ尾根にはまだ雪一杯。下りなら楽しいかも。
- GPS
- 08:48
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,556m
- 下り
- 1,552m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 8:43
07:14 久保分岐
09:38 大室山
11:05 前大室山
11:23 加入道山
11:43 前大室山
13:10 (昼食)14:04
14:40 田代橋
15:00 久保駐車スペース
天候 | 薄曇り、のち一時雨。風強し。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
茅ノ尾根には、標高1300m付近から雪がたっぷりあります。ラッセルで気力体力を失います。 大室山から加入道山の間は、残雪・ドロ・溶けかかった氷が交互にあります。 大室山と前大室山の間の鞍部に、数mですが斜面のアイスバーンがあります。例え、この数mのためだけでもアイゼン装着を勧めます。 前大室山から田代橋までは、雪はほとんどありませんが、乾いているように見える土自体が滑ります。また、途中に支尾根がいくつかあり案内表示もないので間違えやすいです。更に、キャンプ場を通るのですが、案内が無いため、このルートを登りで使った場合は、広いキャンプ場からの登り口がわからないでしょう。 |
写真
感想
先週は道志の北側の稜線、今日は南側の稜線を歩きました。と言っても、稜線は大室山と加入道山の間だけで、コチラも稜線と言うにはアップダウンが激しい。
先週同様に、道志の湯そばで車中泊し、6時過ぎに久保吊橋からスタートした。もちろん自転車は、あらかじめ、下山場所の田代橋にデポして。
大室山までの茅ノ尾根のルートは、一気に約1100mを登るだけのことはあって、所要時間は、現地の案内板によれば3時間30分、昭文社の山と高原地図によれば2時間50分とのこと。40分も誤差があるけど、とにかく覚悟が必要ってことだな。
で、登ることの覚悟はできていたんですが、予想外の残雪量にはホトホト参りました。足跡が有ろうと無かろうと、ズボっ、ズルっ、で、雪の下の木の枝に挟まったり、どうにかしてくれーって感じでした。
やっとの思いで着いた大室山山頂は、風が強く、木の間から見える丹沢の山並みは、黄砂のせいか霞んでいました。富士山?そもそも見えるんだっけ?
加入道山までの登山道は、雪融けでドロドロになっている場所が多く、雪を見つけては、靴の汚れを落としながら進みました。ま、気休めですけど。
でも、こんな道を歩くのって、たぶん山にとってもよろしくないんでしょうねぇ。
前大室山では、4人(だったかな)のグループが休憩中でした。「下界で少し暖かくなったとは言っても、やはり1200m以上だと雪もなかなか融けないよね」、「大室山に行く途中にはアイゼンが必要な場所がありますよ」、などと静岡から来たという一人と少し話をしました。山では皆、疑うことを知りません。素直に聞き話せるのがいいですね。
予定の下山ルートは、ここから道志側に降りるのですが、加入道山の避難小屋での昼食に期待して行ってみました。が、残念ながら先客がおりUターン。風も強いし、今日の昼食はなしか、とチーカマとチョコで空腹をごまかします。
戻った前大室山から下山開始。しばらく行くと、同年代くらい(?)の女性が一人登って来ました。マイナーなルートだと思っていたので少し驚きました。しかもザックが微妙に大きい気がしたので、これからの予定を聞いてみると、加入道山へのピストンとのこと。念のためにと多めの非常食でも入っているのか、初心者でもなさそうだし。。。いろいろ勘ぐってしまいましたが、別れた後の急坂を慎重に歩きながら、ココを登った直後にしては、楽しそうに晴ればれした表情だったなぁ、と失礼ながら感心、と言うか羨ましく思えました。
急坂を降り切った涸れた沢にでると、風除けになりそうな大きな岩がゴロゴロしていたので、ゴール間近ではありましたが、ランチタイムを楽しむことにしました。私の場合、このマッタリタイムが好きなんです。いつものカップヌードル(カレー)と、ネスカフェのスティックコーヒーですが。
なーんて、のんびりしていると、あろうことか雨。うそでしょ、気象庁。
山から出るとそこはネイチャーランド・オムという洒落たネーミングのキャンプ場でしたが、登山者用の案内板がなく、最初は方向的に右かな、と進んでみましたが、300mほど進んで、なんか違う。登ってる。と引き返し、なんとか無事にマイチャリがある田代橋に辿り着けました。登りで使う場合は、事前の情報が無いと、ちょっと登山口は見つけられないのではないかと思います。
雨の中、途中でチェーンが外れるというハプニングがありましたが、自転車で久保まで走り、今日も十分過ぎる山行は終了です。(久保に着いたら雨は止み、晴れてきましたとさ。)
山登りではなく、山歩きを楽しみたい派の私としては、矛盾するルートだったかもしれませんが、思ったほど楽しめなくもないなぁと感じました。何故かと自分なりに考えてみると、どんなに急な登り、あるいは下りだったとしても、歩速を遅くすれば、それに応じて平地に近づけるではないか。別に、起伏が無い場所を歩くことだけが山歩きではない。これは、自称理論派の私には、チョット説得力ある論理かもしれない。うーーん、山は奥が深い。(勝手に悦に入ってろ>私)
コメント
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kinoeさん、初めまして。
たまに拍手を頂いている、そして前大室からの下山でお会いしたotafukuです
お世辞でも同年代と言って頂きありがとうございます
まさかあの時は同じヤマレコユーザーとは思いもよらず。
実は私も思いました。こんなマイナーなルートを歩く人がいるんだ・・
あのデカイザックにはスノーシューが入っていたのですよ
やっぱり茅の尾根には雪がありましたか。
ちらっと茅の尾根をスノーシューで下ろうかと思ったのですが、
そうすると又微妙な登り坂を1時間の歩きなので止めました
kinoeさんはいいですね。 素敵な自転車があって
しかも久保Pまでは殆ど漕がずでしたか?いいなぁ〜
また何処かでお会い出来るのを楽しみにしています(^▽^)/
otafukuさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。また、返信が遅れてすみませんです。
実は、あそこでお会いしたのがotafukuさんだということは、otafukuさんのレコを見た時に確信していました。こちらからコメントしようと思っていたのですが、見たのが通勤途中での携帯からでしたし、自分のレコもUPできてないし・・・平日はなかなか時間が取れず、なんとかUPできたと思ったら、間髪入れずのコメントで恐縮しております。
それにしてもotafukuさんは、随分とアクティブなんですね。私にはフリークライミングなんて、とてもとても。
同じ195x年生まれ同士、まだまだ人生を楽しみましょう。
(otafukuさんのレコを見る前の書きかけの感想には、「同年代くらい(?)の」の文章は付けていませんでした。 )
> 久保Pまでは殆ど漕がずでしたか?
逆に言えば、そういう場所でしか使えませんけどね。
マイナールート好みなら、またどこかで会うかもしれませんが、私は人を覚えるのが超不得手なので、見かけたら是非声を掛けてください。
kinoe
(otafukuさんのレコを見る前の書きかけの感想には、「同年代くらい(?)の」の文章は付けていませんでした。 )
アハハ そうでしたか。お気遣い頂きありがとうございます (*⌒▽⌒*)
フリークライミングもピンキリで、私のやっているのはほんのお遊び程度です。
安全にやれば本当に楽しいですよ
kinoeさんのお顔はバッチリ覚えましたので、今度お会いしたら声をお掛けしますね
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