三岳(みつだけ)
- GPS
- 09:14
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 707m
- 下り
- 689m
コースタイム
- 山行
- 8:53
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 9:10
当該記録では便宜上、三角点の東側にあり、1910mの等高線が引かれたピークを中央峰(正確な標高は不明)、更にその東側で地形図に1901mの標高が記されたピークを東峰と表記しました。
ヤマレコの山行記録では、【ルート】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2393011.html
【1901mピークからの展望】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-539292.html
を参考にしました。お二方にはこの場にてお礼申し上げます。
無雪期よりも残雪期の山行記録は多いですが、事前には読みませんでした。
山行後に読んだ記事
【地質】https://finding-geo.info/Tochigi/Nikko_Volcanoes.html
【山行記録】https://ippo.jp/blog/okunikko/snowshoe-mitsudake/
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-5169 登山届は前日、栃木県警へ電子申請していました。 ネットにもありましたが、「コンパス」は私には使いにくいです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口(約1550m)→三岳三角点(1945,0m) 巨岩が折り重なる幅の広い尾根で、とても歩きにくいです。深い針葉樹の樹林帯で、周辺の地形も見えず、大きな岩の隙間が暗くて底が見えず、落ちたら這い上がれないような所もありそうでした。 三角点→中央峰(コンターライン1910m台)→東峰(1901m) 山頂の東側は一転して巨岩のない林床を鞍部まで下り、1910mピークまでは巨岩はありますが、それほど歩きにくくはなかったです。 1901mの西側は針葉樹の幼木としゃくなげのやぶが多く、ルート取りに難儀しました。 東峰→登山口 1910mと1901mとの鞍部を南側に出てからはずっと山腹のトラバースでした。 あまり下り過ぎると林道が近くなってから登り返すようになるので、標高の高い地点をトラバしました。 トラバ中、前方の地形が分からないので不安でしたが、動物の足跡がほぼ同じ高さのまま続いており、これを辿れたのは幸運でした。 |
写真
感想
三岳は2017年2月22日、国道120号の冬季通行止めゲート脇に車を停め、三岳林道を奥へ入り、地形図の実線が破線に変わる付近から尾根に取り付きましたが、降雪直後の柔らかい雪で歩きにくく、樹木からは解けた雪が絶え間なく雫となって落ち、意気消沈して引き返しました。
その年には湖上山や於呂俱羅山など登山道のない山に登り、三岳は一旦は諦めていました。
宿堂坊山や三俣山など県境の稜線は展望が良くないようで行く気にならず、展望の良くない山でも三岳はどのような山なのか、気になっていましたので行って来ました。
ヤマレコでは積雪期〜残雪期の記録が多いですが、南面以外は針葉樹林帯ですので、積雪期は踏み抜きや滑落のリスクがあり、残雪期といえどもメリットは無さそうに思いました。
小峠の少し南から尾根に取り付き、1883mピーク経由で三岳三角点へ行くつもりでしたが、金峰山の五丈石のような巨岩が折り重なる尾根なので時間が掛かり、途中で1883mは諦めました。
行ったとしても展望は全くなかっただろうと思います。
1910m等高線ピークは頂上の岩場に向かって短い区間ですが明瞭な道形があり、傾いた狭い岩場からは好展望でした。
1901mピークの岩場はほぼ360度の展望で、三岳に行ってこの岩場に立たないのは惜しいような気がします。
1910mと1901mの鞍部は南北に長い凹地状地形となっており、動物だけの足跡にしては明瞭過ぎる道形がありました。
凹地状を出てからはずっと山腹のトラバースで、廃林道から刈込湖へ続く登山道に出た時は長時間の緊張感から解き放され、安堵感から座り込みたいほどでした。
このルートは健脚者でなくても5〜6時間程度で周回できると思います。
巨岩の多い小峠からを避け、山王峠を基点にするのも一考かと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する