恐怖の強風をしのいでの蓼科山
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 808m
- 下り
- 805m
コースタイム
標高2110m標識 8:45
蓼科山山頂 10:00
標高2110m標識 10:50
女ノ神登山口 11:45
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
女ノ神登山口まで路面に雪なし、ノーマルでも可ですが、駐車場内に雪ありでスタッドレス必要、駐車場は10台ほど駐車でき、7時過ぎに到着で残り数台といったところ。山頂まで直登ですが、細かく分けると1の坂、2の坂、3の坂の三つに分けられます、最初は20分ほどの足慣らし、その後いったん平坦なところを進み、2の坂を登り、2110m標識です。ここから頂上まで1時間以上のもっとも長く急な3の坂です。駐車場から終始圧雪された雪面で、スタートから12本アイゼン装着です。登っている人の装備のほとんどがアイゼンですが、一部に6本軽アイゼンの人も見かけましたが、私にはとても無理です。3の坂山頂直下の岩場はものすごい強風で、ピッケルが欲しかったです。帰路ではだいぶ雪が緩んできており、下に行けばいくほど一部シャーベット状になっています。3の坂下部には地肌の露出もありです。下山後は車で15分ほど下った蓼科温泉に入浴、旅館がたくさんあります。さらに10分ほど下った石臼挽き 手打ちそば みつ蔵でそばを堪能しました。美味しいですが、大変人気で30分待たされた上に値段も東京並みです、でもそばは青みがかって風味も良くのど越しすっきりの細さ、汁も好みの濃い目でせいろ3枚オーダーすると、1枚目を食べ終わったころ合いで2枚目を出してくれます。サービスもよしなので待つ価値ありでしょう。 |
写真
感想
天気予報が午後になると悪くなるとのことでなるべく早くに東京を出発、世田谷を4時半、現地に7時到着、晴れ間も一部出て、蓼科山頂も八ヶ岳も見渡すことができ良かったと思いながら準備をし出発、気温は春で山頂の事を考え厚着しましたが、少し登ると汗ばみます。蓼科山の女ノ神茶屋からの登山道は南面をほぼ真っすぐ直登してますが、細かく分けると3つになります、最初が20分ほどの足慣らしに丁度いい1の坂、その後平坦なところをしばらく進みそれより少し長い2の坂、そこを登ると2110mの標識です、その後ゆるい登りを抜けると蓼科山が正面に現れそうこうすると最長、斜度もきつい3の坂です。これの樹林帯を抜けると山頂直下の岩場で、ここがものすごい風です。蓼科山は南八ヶに比べ優美な稜線を描く円錐形のどこかやさしい女性的な姿をしていますが、ここの風はそのやさしさはみじんもなく登ってこようとする登山者を拒もうとしているように思えました。もうあと5分か10分のところですが、一時登頂を断念して引き返そうかとも思うほどでしたが、なんとかこらえながら進み山頂に着く事が出来、彼女は私に屈して登頂を許したのでした。ガスって展望もなくわずかの時間で下山開始です、下山時には先ほどの場所は登った時より、恐怖も感じず、難なく通過してしまい、これは登ったものに対する彼女なりのねぎらいだったのかもしれません。下山には尻シェードをしましたが、雪面が固く、スピードが出すぎで結構怖いです、なかには上手にバランスをとり、カーブも曲がっていく方も見られました、スキー同様スキルアップが必要ですね。12前に下山しましたが、下のほうはもう雪がシャーベット状になりつつあり、また木の芽もだいぶ膨らんで冬山の景色にも春の兆しが感じられます、もう冬山シーズンは終了ですね。
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