立山 真砂沢カール

2020年11月22日(日) [日帰り]

• GPS: 04:38
• 距離: 6.1km
• 登り: 740m
• 下り: 747m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:53
• 休憩: 0:39
• 合計: 4:32

距離 6.1km 登り 751m 下り 747m

8:02 雷鳥荘
8:05 雷鳥沢キャンプ場
8:10 8:21 浄土橋
11:46 12:14 浄土橋
12:17 雷鳥沢キャンプ場
12:34 雷鳥荘

天候

晴のち曇り

コース状況／危険箇所等

大走沢左俣は下部で石が多く出ていました。
沢割れもあり、登りはまだしも下りはより注意が必要です。
稜線上は風速15m以上あろうかという烈風。
真砂カールは石もなく、風下斜面なので雪がたまっていて快適。
・・・・
富山防災ヘリが、みくりが池周辺でホバリングして救助を行っていました。
翌日の室堂の掲示板に「スキーヤーの方が岩に衝突して重傷」とありました。
この時期は石も多く、雪質もめまぐるしく変わるので滑走にはより注意が必要かと思います。
・・・・
詳細は
http://hashiken1mt.g1.xrea.com/index.html

その他周辺情報

今年の雷鳥荘は生ビールがありませんでした。

写真

11/22 7:57

昨日に続いて今日も朝から快晴。
雷鳥荘前にて朝日に輝く立山連峰を見る。
稜線上には雪煙が舞っている。

11/22 8:08

雷鳥沢キャンプ場下の橋。
板が渡してある。

11/22 9:03

大走尾根の稜線上は烈風が吹いている。
今日は積雪も少なく雪崩の危険もほぼ無いので大走沢の左俣を登る。

11/22 9:35

rugger：強風に煽られながらも、先行メンバーのスピードは全く落ちません。

11/22 9:36

斜度が上がる源頭はシートラ＋アイゼンに変更し、最後はハイマツ帯〜ザレ場を詰め上げる。

11/22 9:42

rugger：上部ザレ場は強風で雪が完全に飛ばされてます。

11/22 9:59

真砂乗越から真砂沢カールを見下ろす。
バックは真砂岳。

11/22 10:00

真砂沢カールに滑り降りる。
稜線直下は固いが、すぐ下から雪がたまった良い斜面になる。

rugger）今シーズン一番のシュプール。歓喜が止まりません。

11/22 10:04

この時期にしては想像できないほどの真っ白斜面を自在に滑る。石もないのでストレスフリー。

11/22 10:04

標高差的には大したことないが、快適な滑降。

11/22 10:29

沢のボトムでシールを付けて登り返し。
シュプールの横を登る。

11/22 10:32

11月とは思えない光景。
滑り出し斜面は雪庇状になっていて苦労しそうなので、右方の弱点目指して登る。

11/22 10:32

真砂カールを見下ろす。
遠くに唐松〜五竜〜鹿島槍〜爺が見える。

11/22 10:41

rugger）直下急斜面は氷化面に薄い積雪がありました。

11/22 10:55

それでも最後はシートラ＋アイゼンになる。

11/22 11:00

烈風の稜線。奥は真砂岳。

11/22 11:00

rugger）時に耐風姿勢で構えます。

11/22 11:02

身体ごと飛ばされそうな烈風の中、下降点まで戻る。
バックは剣御前方面。

11/22 11:03

rugger）小一時間で真砂稜線に戻って来ました。カールでのんびりしましたが、スキーの機動力は素晴らしいです。

11/22 11:03

rugger）青空から一変。冬将軍の寒雲が見えてきました。

11/22 11:28

大走沢左俣を滑降。
上部は石も少なく快適。

11/22 11:30

室堂平を眺めながらの滑降。
天気予報どおり雲が出てきた。

11/22 11:31

下部に来ると、ブッシュや石が出てくるので、横滑りも交えながらの滑降。

11/22 11:35

最下部は岩の間を縫うように降りる場面もある。
雪が少なく沢割れもあるので注意が必要。

11/22 12:14

雷鳥沢キャンプ場。
テントが結構張られていた。
雷鳥荘下の斜面も昨日より雪が減ったようだ。

11/22 12:33

雷鳥荘前到着。
稜線はすっかりガスに覆われてしまった。
いいタイミングで行って来れた。

撮影機器：

COOLPIX P310 NIKON

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

らがー

稜線は今シーズン一番の寒風のお出迎え。
そして貸切りの真砂沢カールへのドロップは、最高の一本でした。

午後はヤマテン荒天予報。急いで稜線を後にしました。
下から見上げると、稜線は既に暗雲に覆われていました。

さっさと雷鳥荘に戻り、本日後半戦。
よりハードな宴会が岳に登り返しました。