歩き甲斐があり魚金山〜西台山〜宇津志周回
- GPS
- 08:12
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,671m
- 下り
- 1,685m
コースタイム
天候 | 晴時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
冬が近づくにつれ、次第に低い山に行くようになる。そこで今回は気になっていた魚金山〜宇津志周回に挑戦しようと決めた。春先にレコを見つけたので、確認のため探したが見つからなかった。そこで最近のレコにあった今回のコースにした。だが全く同じルートでは面白くない。と、へそ曲がりは考え、西台山ピストンを付け加えることとした。理想CTは9h。遅くとも7時発で17時には下山したい。
○駐車地〜魚金山
浄水場近くの余地に駐車、よく見ると休憩場所であった。丁度良い。レコを参考に橋手前の矢印から法面沿いに入った。すぐに岩っぽい急登があった。右や左に踏跡があるが、気にせず直登すること。すぐに右自然林、左植林になった。間伐されていたが、切り口から最近行われたようだ。間伐木が踏跡に散乱放置されているので歩きにくいが、人の気配がして安心だ。植林帯は標高400m辺りで終わり、以降は自然林だ。すぐに高尾三角点に着いた。一応取付きからの急登は終わった。
800m辺りにネットが現れ、南方の展望が開けた。少し歩くとネットに若い鹿が引っ掛かっていた。近づくと暴れ威嚇してくる。元気の良さから引っ掛かって間がないと思った。一人では外せそうもないし、食害で困っているとの話もありそのままにした。これも自然界の掟か。可哀想だが仕方なし。
ここからカレンフェルトが断続的に現れる。900mのピークでは御嶽山や能郷白山などが遠望できた。魚金山もネットがあった。伊吹山などの南西方向の眺めがよい。
○魚金山〜のりこし峠
先が長いので早々に出発した。しばらくはネット沿いを歩き、無くなると尾根を歩いた。その後は林道に出て、林道歩き。高尾山は林道を離れないと山頂は踏めない。再び林道に出合うが、P879へは尾根を辿る。
このピークは南方が崩壊地なので眺めがよい。ここから峠までが分かりにくい。下に道が見えたので下り始めたが、おかしいことに気づいた。そこで戻って崩壊地沿いを下るテープを辿り、無事峠に着けた。
○のりこし峠〜西台山
峠は広くきれいであったが、駐車車両は1台もなし。これは西台山にも客がいないと思った。ここからも踏跡が分かりにくくテープ頼りだ。西台山が見えるが、尾根は蛇行し、アップダウンもある。非常に判り辛い道だ。西台山が見えるのでどうしても直進方向に引っ張られてしまう。屈折点にはテープがあるのでよく確認する必要がある。
山頂直下はカレンフェルトの急登があった。登りきって山頂かと思ったが、そんなに甘くない。左に回り込んだ僅かな高みに山頂標識があった。西台山には4年ぶり2回目の登頂で、赤線繋ぎもできた。
帰路も迷いそうになりながら峠に戻った。
○のりこし峠〜宇津志
尾根を辿るならP879へ登り返さなければいけない。しかし同じ道を辿るのは面白くない。そこで林道を少し歩いて、屈曲点からトラバース気味に宇津志への尾根に取付こうと考えた。地形図からは傾斜が緩やかそうであったが、実際はかなり急であった。登ったり巻いたりしながら尾根に合流した。
安心したのがいけなかったのか?すぐ作業道終点に出たが、ここからが問題であった。急傾斜の植林帯で見通しが効かなかった。(言い訳m(__)m)あれ、どっちに行けばいい?確認後出発した。少し下ると壊れた雨量計に電線ケーブルが下方に延びており、朽ちてはいるが階段もあった。よし!この尾根で間違いなしと勇んで下った。
しかしいつまで経っても林道に出ない。おかしいぞと思って立ち止まり、左を見ると稜線の様なものが見える。あ、間違ったか?と、GPSで確認すると南の尾根を下っていた。があ〜ん(T_T)急斜面なのでトラバースもできない。結局先の作業道終点まで戻ることになった。この登り返しは精神的にも体力的にもダメージが大きい。約15分のタイムロスか。
気を取り直して、西に向かって下りなおすと、直ぐに林道に出られた。その後は稜線を辿ったり林道を歩いたりしながら、鉄塔126に着いた。ここから再び稜線を歩き宇津志へ。見晴らしもない山頂に到着した。
○宇津志〜駐車地
下山方向である北の尾根を確認し下り始めた。空中電線沿いに下って行くので、そのことも気にしながら下った。鉄塔127を過ぎると巡視路があり、ありがたく使わせてもらった。歩幅と合わず歩きにくいが、道迷いがないので安心だ。ドンドン歩き鉄塔129に到着。もう国道を走る車の音も聞こえ、気分的には余裕だ。舗装道路に出たら駐車地に戻るのみ。
※感想
予定より早い16時前に車に戻れた。半年前位に70歳くらいの方がこの山で遭難したとニュースでやっていたので、少し不安であった。無事周回を終え安堵。
今の時期日暮れが早いので、午後になると焦りが生じる。焦ってるなと分かっても、焦る気持ちが抑えられない。特に道迷いをすると落ち着くんだと思っても焦ってしまう。この気持ちの対策は未だ思いつかない。
山中では誰一人にも遭わなかった。静かな山であった。今日もよく歩いた。
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