大菩薩嶺
- GPS
- 02:55
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 533m
- 下り
- 529m
コースタイム
- 山行
- 2:23
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 2:46
天候 | 晴れ 無風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道明瞭で道標も多く危険箇所は見当たらず。また今日の時点では登山道に雪氷はなく、滑り止めは不要だった。 |
写真
感想
上日川峠の駐車場には8:17に到着。気温2℃ほど。国道411号から上がってきたが、途中の道路は狭くてしかもずっとクネクネ曲がっていて、運転だけでも結構大変だった。すれ違いがあったら嫌なところだったが、幸いにもなく駐車場に到着できた。峠の駐車場は何箇所かに分散しているようだが、トイレに近いところに駐車。平日なのでガラガラを予想したが思った以上に混んでいた。実際に、帰りの時点ではこの駐車場はほぼ満車で、この時期人気の山のようだった。食事は下界で既に済ませたので、準備のみして8:26に行動開始。ここまでの道路の様子から、登山道に積雪や凍結はないだろうと想定し、チェーンスパイクは装備から外す。歩き始め、ロッヂ長兵衛から登山道に入る。大菩薩嶺を目指すのは二度目だが、最初は十数年前で、記憶はほとんどない。一方のZさんはこの山域が好きだそうで、かなりの回数訪問しているらしい。そのため今日自分はお客さん状態でZさんに引っ張っていってもらう。落葉して明るくなった樹林帯を歩き、最初のランドマークの福ちゃん荘に到着。天気は抜群に良くて風もないため、11月も今日で終わりだと言うのに歩くと暑いほど。ここでここまで着ていたソフトシェルジャケットを脱いでザックにしまい、シャツ2枚だけになる。この格好だと、日向であれば寒さも感じなかったが、日陰だったり、日向でも風が少し吹くと寒さを感じたが、それでも今日は暖かだった。水分補給をして唐松尾根を進む。ここは一度歩いているはずだが記憶はなかった。始めは緩やかな坂だったが徐々に傾斜が増す。今日は駐車場から最高点まで標高差500メートル程度と楽勝な部類だが、ここで一気に標高を上げるようだった。覚悟して登る。とは言え休憩時にシャツ姿になったので、傾斜がある坂でも比較的涼しくというか、暑さを感じることなく登れる。秋も終わりの今の時期ならではだろう。登山道は水気がなく砂埃が舞い、岩がゴロゴロして歩きにくいところもあったが、距離は短いのであまり気にせず歩く。標高が上がると後ろに南アルプス、正面に富士山が見えるようになる。ここはやはり展望の山だと思った。富士山は、今年は行きがまだ例年に比べて少ないように見えた。雷岩に至り登山道を左に折れ今日の最高点を目指す。ここまでは樹林が切れて展望も得られたが、この先は再び樹林帯歩きになる。雷岩の分岐から5分ほどで地味なピークの大菩薩嶺に到着。山頂を示す標柱は、以前の訪問の際は1本のみだったが、今は2本になっているようだった。先客はいたが地味なピークのせいか、長居はしなかったのでじきに我々のみになる。山頂の写真を撮るも展望はないため、我々もすることがない。特に座ったり休憩したりはせずに元来た道を歩く。後続が続いていた。再び雷岩を過ぎてお待ちかねの稜線歩き。今日は天気も展望も良く、風が弱いため、稜線歩きにはもってこいの日よりだった。右手には南アルプス、正面には富士山。見とれながらの歩きとなった。南アルプスは、今年は一部を除いて入山が叶わなかったが、来年はどうなるだろうか。富士山は、、、。やはり眺める山だと思うが、たまには山頂まで行ってみたい。稜線歩きを楽しみつつ避難小屋を過ぎ、介山荘のある大菩薩峠へ下る。稜線歩きの間も結局はシャツだけで過ごせた。風がほとんどなかったのが幸いだったと思う。ここまで両名とも出発から水分補給のみで歩いてきたが、Zさんがお腹が空いたと言うので、小屋の手前まで降りてきて、ここで小休止してパンを食べる。出発して2時間程度なので、自分はあまり空腹を感じなかったが、黒糖ロールパンを半分かじる。天気は相変わらず良い。ここからは下って駐車場を目指す。以前の訪問の際は石丸峠まで向かったが、今日はここから下る小さく周回するルートを選ぶ。峠から少し下りるとあっと言う間に展望がなくなり樹林帯歩きとなる。展望がないのは残念だが広い登山道で歩きやすい。小屋に軽トラックがとまっていたので、この道を利用して上がってくるのだろう。緩やかな坂を下る。これから登るハイカーと時折すれ違う。天気は良いし、コースも色々選べるので、お昼くらいから出発しても問題なさそうだった。福ちゃん荘まで下りれば、あとは元来た道を戻るだけ。駐車場には11:15に戻る。3時間かからないお気軽ハイキングだった。
大菩薩周辺はこれで二度目の訪問だったが、展望は良いし稜線もきれいなので、もう少し色々調べてロングコースも歩いてみたい。できれば、日帰りでもいいので縦走をしたいが、その場合はバスなどを利用しないと難しそうだ。
後片付けの後、帰りは行きとは異なりはダム湖のほうに向けて下る道を選ぶ。こちらの道のほうがクネクネも少なく、道路の幅も少し広いように思えたが、気のせい程度のことかも知れない。
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