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Yamareco

記録ID: 279546
全員に公開
雪山ハイキング
白山

【荒島岳(福井・1523m)】樹氷に時々展望、下りは尻セードで雪山を満喫

2013年03月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:15
距離
9.6km
登り
1,331m
下り
1,333m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:24(0:00) 登山口
7:04(0:40) リフト終点
7:25(1:01) トトロの木
7:53(1:29) 山頂まで2km表示
8:17(1:53) シャクナゲ平
8:42(2:18) 1.3km地点
9:22(2:58) 山頂

9:53(0:00) 山頂
10:28(0:35) シャクナゲ平
10:53(1:00) トトロの木
11:03(1:10) リフト終点
11:42(1:49) 登山口
天候 曇りときどき晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
カドハラスキー場跡
 国道158号線沿いにある。駐車場、登山ポスト、トイレあり。
 ただし、トイレは冬季閉鎖。
コース状況/
危険箇所等
道の状況
 今年は積雪が多い上、4月並みの陽気の日もあり、
 西側斜面はところどころ、雪の割れ目ができていました。
 雪崩の危険もあるため、
 例年では、シャクナゲ平をショートカットして、
 西側斜面をトラバースするルートがあるのですが、
 さすがにトレースはなく、夏道に沿う道になっていました。

 シャクナゲ平から頂上にかけては、
 アイゼン、ピッケルがあった方が良いと思います。


登山ポスト
 登山口の電話ボックスにあります。


下山後の温泉
 白峰温泉総湯
 石川県白山市白峰
 大人650円/人
登山口、雪がないやん。
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登山口、雪がないやん。
まだ、1台だけ。
電話ボックスにある登山ポストに、
登山届けを提出します。
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電話ボックスにある登山ポストに、
登山届けを提出します。
さ、いざ出発ぞ!
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さ、いざ出発ぞ!
雪の斜面の登りは辛いけど、
「下りが楽しみだ」と思いながら、
登っていきます。
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雪の斜面の登りは辛いけど、
「下りが楽しみだ」と思いながら、
登っていきます。
リフト終点に着きました。
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リフト終点に着きました。
トトロの木まで、1時間。
まあまあのペース?
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トトロの木まで、1時間。
まあまあのペース?
太陽がボヤーと見えるのは、
なんとも幻想的です。
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太陽がボヤーと見えるのは、
なんとも幻想的です。
雪の割れ目が出ています。
これを見て、西側斜面には近づかないように、
しようと思いました。
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雪の割れ目が出ています。
これを見て、西側斜面には近づかないように、
しようと思いました。
あと2kmですが、
ここからが厳しい。
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あと2kmですが、
ここからが厳しい。
シャクナゲ平
静かな静かなシャクナゲ平。
あと3ヶ月もすれば、
賑わうんだなあ、きっと。
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静かな静かなシャクナゲ平。
あと3ヶ月もすれば、
賑わうんだなあ、きっと。
太陽の光がだんだんと強くなってきました。
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太陽の光がだんだんと強くなってきました。
シャクナゲ平から下ったところ。
今日は、ストックもピッケルももって来ました。
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シャクナゲ平から下ったところ。
今日は、ストックもピッケルももって来ました。
だんだん青空が見えてきた。
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だんだん青空が見えてきた。
選手交替。
ストックに替わりまして、ピッケル。
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選手交替。
ストックに替わりまして、ピッケル。
ここからしんどいので、
バナナで栄養補給。
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ここからしんどいので、
バナナで栄養補給。
これは良いんでないかいっ♪
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これは良いんでないかいっ♪
もちが壁でしたっけ。
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もちが壁でしたっけ。
あと1.3km
小荒島岳
大野盆地も見渡せます
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大野盆地も見渡せます
天気がよくなりました。
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天気がよくなりました。
できるだけ東側に沿って登ります。
西側は大きなセッピ。
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できるだけ東側に沿って登ります。
西側は大きなセッピ。
霧氷越しに小荒島岳
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霧氷越しに小荒島岳
ゴールが見えてきました
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ゴールが見えてきました
自分のつけた足あと
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自分のつけた足あと
白と青のコントラスト、素敵です。
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白と青のコントラスト、素敵です。
歩いてきた道
水墨画の世界を覚悟しただけに、
この景色でテンションだだ上がりです。
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水墨画の世界を覚悟しただけに、
この景色でテンションだだ上がりです。
おや、あれは。
標識にタッチ♪
バナナで栄養補給
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バナナで栄養補給
カレードーナツうまーでした。
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カレードーナツうまーでした。
しょうが紅茶でホッとしますが、
寒いものは寒い。
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しょうが紅茶でホッとしますが、
寒いものは寒い。
帰りの主役はこれ♪
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帰りの主役はこれ♪
来た道を戻ります
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来た道を戻ります
ガスに包まれていたのが、
パーッと晴れて、
景色が浮かび上がります。
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ガスに包まれていたのが、
パーッと晴れて、
景色が浮かび上がります。
うわっ、キレイ。
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うわっ、キレイ。
やっぱ、雪山はいいですね。
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やっぱ、雪山はいいですね。
麓はすっかり春ですね。
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麓はすっかり春ですね。
ここからが慎重を要するところ
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ここからが慎重を要するところ
シャクナゲ平まできました
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シャクナゲ平まできました
尻セードのトレースです
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尻セードのトレースです
晴れて良かった。
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晴れて良かった。
トトロの木まで戻ってきました。
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トトロの木まで戻ってきました。
リフト終点からもなかなかの景色。
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リフト終点からもなかなかの景色。
楽しませてくれます。
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楽しませてくれます。
でも、本当の楽しみはこれ。
尻セードのトレース。
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でも、本当の楽しみはこれ。
尻セードのトレース。
あとは、石ゴーロの道を下る。
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あとは、石ゴーロの道を下る。
あれは何の山でしょーか?
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あれは何の山でしょーか?
ストックを落としたことに気づいて、
登り返し。
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ストックを落としたことに気づいて、
登り返し。
気を取り直して、最後の最後の尻セード。
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気を取り直して、最後の最後の尻セード。
この道を下るのはしんどいのですが、
難所は尻で下りたため、
それほど苦にならず。
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この道を下るのはしんどいのですが、
難所は尻で下りたため、
それほど苦にならず。
もうすぐゴール
ゴール。
これのおかげで左うちわでした。
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ゴール。
これのおかげで左うちわでした。
白峰温泉総湯
ソフトが100円引きになります。
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ソフトが100円引きになります。

感想

週末の天気は「曇りときどき晴れ」とまずまず。
水墨画の世界を見に行くことになるかも知れないけど、
荒島岳に行ってみようと思いました。

岐阜から東海北陸自動車道に乗って白鳥で下りて、
それから国道158号線へ行きますが、
長良川SAを過ぎてから気がつきました。

「さっきのサービスエリア過ぎたら、食材調達できない」

油坂峠から先はコンビニがあったようには思えず、
ふくべヶ岳パーキングエリアへ立ち寄ってみると、
屋台が開いたところでした。
カレードーナツと明宝フランクを買って調達完了。
カドハラスキー場を目指します。

カドハラスキー場では、1台も車が停まってなくて不安でしたが、
登山届けを書いて出発してふと振り返ると何台か停まってました。

最初は、スキー場のゲレンデの登り。
結構傾斜がきついので、あえてゆっくり目に登ります。
リフト終点へ向かう石ゴーロの登りの途中から雪がついてました。
まだ、標高が低いので、踏み抜きまくり。
踏み固めたトレースを選んでひた歩きます。

リフト終点からは登山道。
ときどき融けて、夏道が出ているところがあります。
かと思えば、雪が割れているところも。
今年は積雪量が多く、気温の上下が激しかったためでしょうか。
確か、この山でも犠牲者が出たはず。

西側斜面は、雪崩の巣になっている可能性が高いな。
あまり西側に近づかないように歩いていこう。

割れ目を見ながらそう思いました。
トトロの木まで来ましたが、夏道がさらけ出てます。
ただ、まだ朝早く気温がそれほど上昇していなかったので、
踏み抜きがなかったのが幸い、
割と自分のペースを守りながら歩いていけます。

シャクナゲ平への長く急な登りに入りました。
さすがに数歩いっては深呼吸の繰り返し。
やはり、冬限定のショートカットコースはなかったようです。
まあ、あってもシャクナゲ平まで行こうと思いましたが。

シャクナゲ平を過ぎて下り、もちが壁の手前で小休憩。
アイゼンを装着し、ストックもピッケルに替えます。

もちが壁を登ると青空が見え、白山が見えてきました。
立ち木にも霧氷がついていて、言うことなしです。
一番乗りということもあって、
何もトレースがないところを歩くのはことのほか気持ち良いです。

山頂に着きました。
標識はかろうじて顔を出しているだけ、2m近くの積雪でしょうか。
風が強いので、祠の裏で昼食です。
ウエアを着込んで、ふくべヶ岳パーキングエリアで買った、
カレードーナツ、明宝フランクを食べます。
食べている間に、ガスに包まれてきました。
後続の方を待っていましたが、寒さに耐え切れず、
30分ほどで下山開始です。

下山からは、ストックもピッケルもザックの後ろにしまいこんで、
持ち出したのは、ヒップソリ。

トレースがついていない、あまり危険でない場所を選んで、
尻セードで下りていきます。

た、たのし過ぎる!

下りていく途中で何人もの登山者と行き会いましたが、
数人に一人は必ず、
「これ、楽しそうですね」と声をかけられました。

シャクナゲ平でアイゼンをはずします。
こまめに、尻で下りていきます。
すっかりボトムはビショビショに。

リフト跡からは、尻セードの超ロングコース。
元スキー場のコースだけあって、傾斜も適度で楽しい、楽しい。
登りは苦痛だった斜面も楽しく下りることができました。

ところが・・・。

雪の斜面をおりきって、岩ゴーロの道を下り始めると、
ストックの1本がなくなっていることに気づきました。

しかたないので、リフト終点まで登って、なかったら諦めようと思って、
登り返してしばらく行くと、ストックを発見、事なきを得ました。

そこからは、再び尻セード。

最後の岩ゴーロの道は、ラクラクでした。
雪がないときであれば、さんざん木の根の道や岩ゴーロの道を
歩いた後なので疲労もピークなところですが、
今回は、しんどいところは危険でなければ尻で下りたので、
足の疲れはありません(笑)

尻セードはやっぱり楽しい。

下山後のお楽しみは、このまま石川へ行くので、
途中にある白峰温泉総湯へ。
檜の香り漂う温泉で汗を流しました。

ヒップソリを持っていったのは大正解でした。
また、来年も尻セードを楽しみたいと思います。

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