川苔山〜赤久奈山


- GPS
- 07:41
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,804m
- 下り
- 1,927m
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
途中で下車する場合は前方に乗るのをお勧めします。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 ズマド山付近に崩落による道の弱い箇所があります。 |
写真
感想
川苔山は、奥多摩では鷹ノ巣山に次いで何度も登っている山。
梅雨時の苔の生き生きした雰囲気や、
もちろんハイライトの百尋の滝も大好き。
手応えのある登山道と相まって、中々印象深い山ですね。
富士を目指す連れに、山の色々な楽しみを知って欲しくて、
今回は川苔山自然探訪と題して、登ってみました。
まずはお馴染み川乗橋。
2本目のバスながら満員で、7割の乗客がここで降りました。
相変わらず人気の山ですね。
準備を整え、林道を登っていきます。
朝方は日差しがありました。熱いくらいですね。
でも滝に近づく頃には、曇ってしまいました。
山ですし、仕方ないですね。
まだ木々は冬の装い。新芽も芽吹いていません。
桜もまだ固いつぼみです。
でも所々に目を出した草花もありました。
百尋の滝は、まだ水量が少ないですね。
梅雨明け後から秋口の、あの豪快な流れとは違い、
何だか優雅ですね。
川の水をマグでたっぷり飲んで、
昼食用にボトルに水を入れました。
この川の水は美味しいんですよね。
さてここからきついルート。
この急登は何度登っても厳しいですね。
スズメバチに刺された苦い記憶もあり、因縁深いです(笑)
でも川を越えた辺りからの、苔生した道は大好き。
間伐され、放置された杉木が、苔の苗床になっています。
この神秘的な雰囲気は、川苔山らしくていいですね。
山頂は、バス停の賑わいをそのまま持ってきたような感じでした。
焚き火をする若い男性二人がいて、皆白い目で見ていました。
火が燻ったまま立ち去ったので、残った水で消しました。
見兼ねた女性ハイカー二人が協力してくれました。
心無い行為に苛立ちを覚えながら。
下山は、赤久奈山を目指します。
このルートは初めてです。
これまで辿ったルートは植林が深くて薄暗く、
また崩落地で滑落したり、これまた良い思い出がありません。
今回の赤杭山は、良かったですね〜
なだらかで快適な稜線でした。
途中はカラマツ林あり、珊瑚の石灰岩あり、化石のありそう礫岩あり、
栗木や狼住所(オオカミスンド)など、古の人々の香りもあり、
趣深い道でした。
赤久奈山には表記が赤杭山もありますが、
恐らく何れも当て字でしょう。
アカグナヤマは多分、縄文時代からの古い呼び名かと思います。
この山域には、そうした山の名が多いですからね。
木立に囲まれ展望はないですが、静かで雰囲気の良い佇まい。
続いてズマド山を目指します。
この降り道は、稜線の分岐が意外と怪しく、
弱い道が見えたりして少し怖いです。
地形図は必ず携行し、確認しながら進んだ方がよいかと思います。
連れは何度か、怪しい稜線に向かおうとしていました。
ズマド山は、地形図で見ると少し面倒に思えたので、
連れを気遣いキャンセルしました(笑)
そのまま古里に降って、セブンイレブンへ。
となりの食堂でハイボールで乾杯ヽ(^。^)ノ
今日も楽しい山行でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する