まるで街道の奥高尾縦走路を陣馬山からモモちゃんのいる景信山まで
- GPS
- 04:35
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 691m
- 下り
- 739m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
週末は1ヶ月ほど家に引き籠っていたが、もう個人の努力でどうこうという感じでもないし、紅葉の時期もちょうど終わって山も少しは静かになっただろうということで家族にくっついて陣馬山から奥高尾縦走路を歩くことにした。
どこまでにするかは決めていなかったが、さすがに高尾山まで歩くと人が多そうなので、その手前の景信山か小仏城山で下りようかなとは思っていた。
景信山には6月に行ったときかわいい黒ラブラドールがいたので今日もいるか楽しみだ。↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2402134.html
冬場は陽が短いので陣馬山へは早く登ってしまおうと、最短の和田から登るためにJR藤野駅からバスに乗ることにしたが、これがとんでもない大行列。
神奈中バスも予想外だったらしく増発を決めかねていたようで1台目をぎゅう詰めになるまで詰め込んだのだが、その後結局2台目を増発したようだ。
こんな社会状況なのだから1台目をぎゅう詰めにしないようにさっさと増発を決めればよいものを(以下自粛)。
ぎゅう詰めバスでも20分弱の乗車なので窓を大きく開いておけば大丈夫だろう。
車内はなぜだか子供が多く、降車ボタンをいたずらで2回も押していた。
そして和田バス停で降りてみて、このバスに乗っていたほとんどが子連れの1つの団体だったことが判明。
子供会かなにかしらないが、こんな時にこんなイベントを開催するなんて(以下自粛)。
和田から陣馬山に登るのは初めてだが、陣馬山登山口から登る栃谷尾根と同じような雰囲気で、なだらかに高度を稼いでいく。
陣馬山は八王子側から登るより藤野側から登った方が気分のいい山かなと思う。
広葉樹林帯が多く、葉の散った枝の間から暖かい陽射しが射し込んでいる。
陣馬山山頂に着く直前から富士山が見えてきた。
まだそんなに冠雪しておらず、南側から雲が這いあがっているのは今日は南風なのだろうか。
今日は気温も高く、風が吹いてきても寒くなく心地よい。
陣馬山から奥高尾縦走路を進む。
この道は掃き清めているのかなというほど落ち葉がなく、これはそれだけ通行量が多いということなのだろう。
登山道もしっかりと踏み固められていて、もう登山道というよりは昔の街道である。
いつもは捲いてしまうことの多い堂所山にも寄ってみる。
奥高尾縦走路を歩いたことは何度もあるが、しっかりと山頂を踏んだのは初めてかもしれない。
ここから北側へ向かうと夕焼け小焼けふれあいの里に下りることができるのでいつかは歩いてみようかなと思っているのだが。
奥高尾縦走路は最近トレランの人が多いイメージがあったが、そんなに数も多くなくマナーがいい人が多いので気持ちよく歩ける。
ただ、2人ほどトレランのつもりはないのかもしれないが、ストックを両手に持ち振りながら走っている人がいて(以下自粛)。
景信山に近づくと大きな声が聞こえてくる。
景信山の茶屋は全て営業しているようだった。
思ったよりも賑わっていて数グループかが宴会をしているようだ。
顔が赤くなるまで酒を飲んで大騒ぎしている人もいて、忘年会を兼ねているのかなあとは思うが(以下自粛)。
景信山は今流行りの『鬼滅の刃』の登場人物のひとりの出身地という設定になっているようで、そのキャラクターを含めたグッズが売られていた。
主人公は雲取山出身、その他大岳山出身のキャラクターとかもいるようだ。
それにしても、メジャー高尾山ではなく景信山を選ぶところからしても、作者は登山が趣味なのだろうか。
景信茶屋も営業していて、6月にも会った黒ラブもいたが昼寝中のようだ。
常連さんが呼び掛けてモモちゃんという名前だと分かる。
モモちゃんは今日は眠かったようで、あまり構ってもらえなかったのでまた会いに来ようと思う。
関東平野は晴れているものの薄汚い薄紫色のスモッグに覆われているのは逆転層でもできているのかと思ったが、今日は陽射しもあって地表の気温も上がっているのだから単に風が弱いからなのだろう。
陽も陰ってきたので今日はここまでで小仏バス停に下山することにした。
久しぶりに山の空気を吸いながら、色々なことに文句を言いながら歩き、いい気分転換になった。
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