中ノ湯ベースBC 安房山&焼岳
- GPS
- 16:28
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,986m
- 下り
- 1,922m
コースタイム
【3/23】9:00中ノ湯〜13:15安房山手前、13:40滑り出し〜14:20小船、14:40歩き出し〜15:50・1890mコル、16:10滑り出し〜16:45中ノ湯
【3/24】6:45中ノ湯〜(新中ノ湯ルート)〜11:00焼岳、11:50滑り出し〜(中堀沢と下堀沢の間の尾根)〜13:15からまつ橋〜14:10釜トンネル入口=中ノ湯
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●中ノ湯までの道路にはほぼ雪はなし。 ●中ノ湯温泉:単純硫黄温泉、掛け流し(日本秘湯を守る会の宿) 日帰り入浴12:00-17:00 ¥700 |
写真
感想
【23日】
沢渡駐車場で前泊していたら、テントの外側から鳥にくるみパンを食べられちゃうアクシデントが発生!(未開封だったのに!?なぜ?)
フライと本体の間に入り込んでつついた様子。(テントは穴あき状態に・・・(涙))
こんなことってあるんですねぇ・・・。これからは食料の置き場には気をつけないと・・・。
そんなこんなでスタートが1時間遅れ、安房山山頂まではあと少しであったが先が長いので山頂手前から滑り出すことに。
滑り出しの傾斜は40度以上はあろうか・・・雪崩にビビリながらも1人ずつ慎重に降りて行った。(滑る前にピットチェックは行った。一応セーフとの判断。)
雪質は所々新雪がまだ残っていて(あとはガリガリだけど)、またトレースもなく、楽しかった。
小船から200メートルの登りかえし・・・わかってはいたのだが精神的にこたえた。
けれど登りかえして稜線に出てからの眺めは本当に素晴らしく、疲れが一気に吹っ飛んだ。頑張ってよかった!
宿泊の中ノ湯裏まで滑りこんでツアー終了。
中ノ湯旅館は登山者に優しく、到着してすぐにお茶(とお菓子)を出してくれたり
「先にお風呂に入りたいでしょう」と言って、夕食の時間を30分遅らせてくれたりととても親切にしていただいた。
翌日は早出のため、朝食もお弁当にしていただく。
【24日】
本日は長丁場なので早朝出発。
中ノ湯裏手から歩き出すが、さすがにこちら側は赤テープもバッチリで、踏み跡もしっかりある。
クトーを効かせて針葉樹林帯を歩き出すが、斜度がだんたんと増してきて私はシールでは厳しくなりアルペンの2人は急斜の間だけ板を担く。
(テレマークの2人はそのままシールで)
春用の軽い板で踏み跡もしっかりあるので、私は担いだ方が快調でした。
高度をぐんぐん上げていくと木々の間から焼岳がやっと見えた。大迫力!
2000メートル付近の平坦地を過ぎて、下堀沢上部のカールの谷をつめて
モクモクと煙のあがる噴火口を目指してひたすらに登る。
けっこう急なので絶対に落ちれない!
後ろを振り返ると怖いので、ひたすら上だけをみて登っていく。(シール、クトーはちゃんと効いたので助かった)
南峰と北峰の間にでて板を外す。
ここから山頂まではあとわずかだったが、スキーブーツで岩を登るのも怖いし
山頂は夏に登ったことあるし・・・皆がピークには特にこだわらないでここで終了とした。
穂高連峰、乗鞍他山々がよく見えて、大パノラマの中を滑り降りるのは本当に気持ちがよかった!
我々の他に岐阜から来たという8人くらいのスキーヤーと出会う。
下堀沢と中堀沢の間の尾根を降りて大正池の南側の「からまつ橋」まで滑り込む。
ここから板を担ぎ、釜トンを歩いて通過して本日のツアー終了。
釜トン入り口から連絡して中ノ湯駐車場まで送迎してもらえた。
当初は下堀沢の南側の尾根を下りて下堀沢を滑りこむ計画であったが
ブッシュが濃そうだったのと、下から見上げたら堰堤がバッチリでていたので
ここを巻くのに苦労しそうであった。
今回滑ったルートでよかったと思う。
視界がよかったのと、地元スキーヤーのおかげで、かなり余裕のある時間に下山ができた。
お天気にもメンバーにも恵まれ、とても楽しい二日間でした。
久しぶりにリフトは使わずしっかり「登って、滑った」満足度の高いツアーとなりました。
参加者の皆さま、ありがとうございました。
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