丹沢/日向薬師〜大山川
- GPS
- 05:02
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 970m
- 下り
- 978m
コースタイム
8:45 二重橋(大山川入渓点)
9:00 大山川入渓
10:45 大山山頂東側稜線(遡行終了)
10:50 大山山頂
11:18 大山発
12:40 日向キャンプ場駐車場
天候 | 晴れ(残暑) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
■遡行グレード 1級上 |
ファイル |
非公開
2803.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
9日日曜は県連の定期理事会があるから土曜だけでもどこか行かないと
欲求不満。(先週も関東ブロック協議会のため山にも沢にも岩にも行けなかったし、2週間も間が空いてしまうとさすがにねぇ)
ということで当初、裏丹沢の伊勢沢を予定していたのだけど、折からの台風直撃で、さすがに神ノ川は徒渉できんでしょう〜・・・
さて、こんな時頼りになるのが普段は水涸れする大山川だ。
Hさんが体調不調で欠席、ワタさん曰く、私と2人だけの沢は初めて???
そうかぁ〜何度か一緒に行っているけど2人だけは初めてなんだ。
台風一過の青空はもう秋の空色。
でも南からの海風を引きずっていてなかなかの残暑は沢日和なわけで。
日向薬師バス停から更に3kmほど上部のキャンプ場手前の駐車場で待ち合わせ。
バンガロー内に敷かれた快適な仕事路を見晴し台までまずは登る。
そこから目指す大山川入渓点の二重ノ滝までは少し下り気味の水平路。
案の定、二重ノ滝はほどよい水量でフツーの沢登りができそうだった。
いつもの赤い幟と社に安全祈願をしつつ
二重ノ滝は左側の壁をフリーで登る。
続く2条の滝もわたさんはど真ん中の岩を、私は左の水流をそれぞれフリーで越す。
さて、普段ならこの奥の沢が右折する滝下で水は涸れるのだが
今日はちょうどよい感じで滝になっている。
ここも真ん中の岩をフリーで乗り越す。
続いて、やや真ん中が被った5m滝もフリーで取り付くが
やや右手から取り付き、落ち口に向かいスタンスを大きく踏み出す所が
なかなかバランスクライミングでおもろかった。(元蘢度)
流木のかかった7m滝は水流(普段はないだろうな)右壁を容易に登り
ゴーロ帯(こんなのあったっけな?久し振りだから記憶にない)を行けば
核心のトイ状6m滝出現。
残置ハーケン&スリングが途中3箇所見られる。
ここも本日は水流ありなので、一応唯一ロープを出す。
わたさんリードで私セカンド。
出だしはステミングして、中間部は水流内にフットジャム気味にするが
ホールドに乏しいため、無理せず残置でA0してもよいかなって感じだ。
(元蕁
その後の涸滝4mも右側壁から腕力頼りで体をあげ
バランスで落ち口へ向けトラバース気味に登るのもおもろかった。
あとは草付きの詰めを稜線目指して登れば
大山山頂東側5分程度の登山道にひょっこり飛び出す。
遡行時間は休憩入れて1時間45分。
短いけれど1級「上」がついているのは、やはり滝の登攀が初心者には
ちょいと難しいからであろう。
さて下山はわたさんご推薦の仕事路を採る。
大山から東側の不動尻に向かって少し下り
エアリアにも記載されている989Pから
送電線にほぼ則して降りるルートだ。
踏み跡とテープが随所にあるのだが
途中から植生保護柵が真ん中に走っているので少し邪魔。
(さほど問題にはならないが)
最期は工事中の堰堤上部の河原に降りて
一旦対岸に渡り、踏み跡通しに行けば堰堤下の林道に通じる。
少し下れば名水が湧き出ており、水汲みの方々で混んでいた。
うーん、やはり大雨の後の沢は大山川だね。
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