小倉山〜西山古道〜釈迦岳〜ポンポン山〜大原野森林公園西尾根ルート〜南の谷〜小塩山
- GPS
- 08:32
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,349m
- 下り
- 1,279m
コースタイム
- 山行
- 7:26
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:32
『京青の森』は『大沢峠』とするのが正しいようですが、コースタイム欄の表記はそのままとなっています。
所々で倒木の片付けをしたり、落とし物を探すために来た道を戻ったりしており、コースタイムは参考にならないでしょう。
ゴール地点が別表記されていますが、南春日町バス停でゴールしています。
天候 | 晴れ/薄曇り/曇り/小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■西山天王山駅〜小倉山〜浄土谷 西山天王山駅から住宅街を歩き、小倉神社へ。 神社の脇から入山し、少し先の分岐で右へ。 道なりに登って行くと小倉神社分岐へ至り、小倉山まではわずかの距離のピストン。 小倉神社分岐に戻り、浄土谷方面へ。 雨水で道の中心がえぐられた区間まで来ると、浄土谷にある登山口はすぐそこです。 ここからは少し舗装路を歩きます。 ■西山古道〜大沢峠 彌勒十三佛の近くから入山し、あまり歩かれていない谷を進むと、西山古道の道標13に出合います。 東に延びる尾根に進路を取り、途中の道標などを見つつ進むと、道標10地点。 ここへは柳谷観音の方から来る人が大半でしょうか。 薄暗い谷の道を進むと沢があり、その先がこもれび広場です。 登り返しの急坂を経て、シダの道を進むと、緩やかな道になります。 送電線の下の展望台を経て、ゴルフ場の横を通過してしばらく進むと、大沢峠です。 以前までは『京青の森』と表記していましたが、『大沢峠』とするのが正しそう。 途中で何度か作業林道と交錯して、初めてだと少しややこしいかも知れません。 西山古道の順路を示す標識はあるので、大丈夫でしょうが。 ■大沢峠〜釈迦岳〜ポンポン山 大沢峠から釈迦岳の山頂までは問題なし。 ポンポン山の山頂までについても同様で、標識が充実したはっきりした道で問題なし。 今回は部分的に一般のルートから逸れて歩いています。 ■ポンポン山〜大原野森林公園西尾根ルート〜森の案内所 ポンポン山の山頂から出灰方面へ少し進んだ所に標識があり、そこから西尾根ルートへ。 やや急な斜面の区間があるので、滑らないように注意したいですね。 ほぼ踏み跡ははっきりしており、森の案内所まで歩きやすい道が続きます。 ■森の案内所〜南の谷〜小塩山 森の案内所を出て府道に出合うと、小塩山の登山口がすぐそこにあります。 少し進むと沢があり、ここを渡渉し、南の谷へ。 南の谷は一般のルートではなく、2018年9月の台風21号による倒木で部分的に荒れています。 特に危険ではないけれど、それなりに歩き慣れている人向けと思われ、ある程度の注意は必要でしょうか。 谷を詰めて行くと関電巡視路に出合い、今回はP604に寄り道した後、分岐を経て、トラバース道となります。 途中に斜面崩落地があり、やや通行しにくくなっています。 天皇陵道に合流し、その後は舗装路などを歩き、小塩山山頂へ。 ■小塩山〜南春日町バス停 淳和天皇陵を回り込んで先へ進むと、舗装路に出合います。 舗装路を進み、標識に従って車道をショートカットする山道へ。 明瞭な道が続きますが、少し滑りやすそうな路面状態の所があります。 ゲートを通過し、その先の正法寺の池を横に見て、左折。 地図に従って進むと、南春日町バス停へ至ります。 この時期、落ち葉で足元の障害物に気付きにくかったり、滑りやすくなっているなど、色々と負傷に繋がりやすい状態になっている所が多いはず。 |
写真
感想
前回の山行で右足の足首をぐねり、捻挫を発症してしまいました。
まだ完治していないけど、小走りできるぐらいまで回復しており、歩き慣れているルートで現状を確認してみるのが良いと判断。
前回の予定ルートを歩くのが良さそうなのだけど、何となく胸騒ぎがするので、天王山と十方山を踏むのは止めておく事に。
初めて西山天王山駅で下車し、進行方向の確認などで無駄に時間を浪費した後、結果としては再スタートとなり、今回もあまり幸先は良くなさそう。
阪急電車から見えている『天王山登山口』の看板を感慨深げに眺め、舗装路をしばし歩いて行き、小倉神社へ。
以前に天王山から下りて来て立ち寄った事はあるけど、正面から訪れるのは初めて。
立派な参道を歩き、まだ薄暗い中、お詣りをし、無事の山行を祈願。
神社の脇から入山し、まだ足の状態に不安があるので、ゆっくりと進んで行きます。
神社の辺りも含め、歩いている方がちらほらとおられ、地元の方に親しまれているのでしょう。
登山道にもそれは表れており、きちんと整備されています。
『天空』なる茶店があるようで、夏季以外の水曜と土曜の午前中にオープンしているよう。
天王山の縦走路が近づいて来ると雑木の森となり、まだ紅葉がいくらか残っている。
前夜から少し雪が降ったのか、うっすらと積雪が見られる。
小倉神社分岐に到着し、小倉山の山頂へピストン。
普段の山行では、十方山へ行く時にすぐ横を通っているのだけど、小倉神社を経由している時だけに登頂するようにしており、久しぶりの山頂です。
すぐに分岐に戻り、いつものように縦走路を辿って行き、浄土谷の登山口に到着。
舗装路を歩いて、移動。
いつもの登り口から谷ルートへ進み、西山古道に合流。
前回は足の負傷もあり、この小さな谷が歩きにくく、ここで症状が悪化したように思われるけど、今回は問題なく、順調に回復してくれているよう。
道標7地点で休憩とし、パンを食べながら展望を楽しむ。
送電線の下を通過する場所は展望台となっており、比良山系が白くなっているのが見え、体が普通の状態だったなら、あちらを歩いていたのかも知れず、未来は現在の自分が作り出すのだと改めて実感。
ゴルフ場沿いを経て、『京青の森』と認識していた場所に到着。
現地にも掲示されていますが、satsuki_ttjさんが記されていた通り、ここは『大沢峠』とするのが良さそうな。
歩き慣れた道を辿っていると、正面からリスがこちらへ駆けて来る。
もちろん、人がいると思わずに進んでいただけで、こちらの姿を認識すると、逃げ去ってしまいましたが。
数秒後に別のリスも見かけ、天王山〜十方山〜釈迦岳〜ポンポン山にかけての山域はリスとの遭遇率がかなり高いように思う。
釈迦岳の手前の展望所にはしばらく寄っていなかったのだけど、登山道に新たに『大展望台』との標識が設置されており、久しぶりに立ち寄ってみる。
相変わらず好展望で、この辺りでは随一かな。
釈迦岳山頂を経て、いつものように登山道から逸れて緩やかな谷へ。
期待していたほどの風景ではないけど、登山道よりも少し多めに積もっている雪の中を気分良く歩き、支谷をもぞもぞと登り、一般のルートに合流。
このタイミングで雪が舞い始める。
トレイルランの団体さんなどとすれ違いながら歩いて行きます。
保護エリアの扉が開いており、中で作業されているようで、感謝の思いを抱きつつ横を通過し、すぐにポンポン山山頂に到着です。
山頂は意外と人は少ない。
西尾根ルートに進むと、うっすらと積雪した地面に踏み跡がくっきりと見えており、歩いている人は少なくないよう。
リョウブの丘には先客の団体さんがおられるので、そのまま先へ進み、ツツジの丘で昼食にします。
風はなく穏やかだし、日射しはもう春を思わせるほどで、肌は少し暑く感じるぐらい。
その後も順調に歩き、大原野森林公園の森の案内所に到着。
少し移動し、登山口から入山して、一般のルートには進まず、南の谷へ。
足の具合が万全ではなく、こちらを歩くべきではなさそうだけど、ここを歩く事ができないようだと、出口が見えて来ないような気がして。
結果的には、もう歩き慣れているのもあってか、倒木帯も特に問題はなく、無事に歩き終え、関電の巡視路に合流し、ピークハンターさんのプレートを見るべく、P604方面へ。
しばし進んで行くと、地面には雪だけでなく氷片が見られるようになり、どうも霧氷が落下したっぽく、小さな白い塊が風に煽られて落ちて来るのが確認できます。
これほどの寒波だったのかと思いながら歩き、P604に到着です。
やや違和感があるけれど、ピークハンターさんのプレートは健在です。
引き返して行く途中に見上げてみると、確かに霧氷があり、下界とは600mぐらいの標高差でしかないのだけど、それが生み出す差異の大きさに驚かされます。
崩落地を経て、天皇陵道に合流し、程なくして小塩山山頂に到着です。
山名板が不安定な状態になっており、ちょっと修復。
ここでも霧氷が発生しているけれど、うまく撮影できず。
予定通りにピークを踏み終え、下山の途に。
天皇陵道ではなく、カエデの群生地を通るルートへ。
しかし、途中で手袋を紛失しているのに気付き、まずは山頂へと引き返す羽目に。
そちらでは見つからず、さらに来た道を引き返して行くと、無事に発見。
手袋自体は仕事でたくさん使っているのを廃棄せずに倒木の片付け用に再使用している物で、帰宅後に捨ててしまうのだけど、今回は紛失したと思われる区間が短いのもあり、探しに戻るという一択でした。
予定していた帰路へ向かうとバス便に間に合わなくなるかも知れず、結局は歩き慣れている天皇陵道で下山。
滑りやすそうな辺りを注意して下っていると、半ば予感通りに足をぐねってしまい、何とも言い難い気分に。
幸い、軽度だったようで、痛みは弱く、歩行への影響はほぼないぐらい。
その後も道は落ち葉が敷き詰められたような状態なので、注意して下ります。
ゲートを経て、いつものように正法寺へ。
スイセンぐらいしか咲いていなさそうだったのだけど、ふと見ると梅が開花しており、嬉しいような、ちょっと心配なような。
名残りの紅葉を見て、急ぎ足で歩いて行き、南春日町バス停にてゴールです。
前回の山行で不注意のために負傷し、山行の間隔が開いてしまいました。
ほぼ順調に回復しており、思っていたよりも早く復帰でき、歩き慣れている山でもあり、今回ぐらいの行程だと問題なしでした。
小塩山からの下山の際にまた足をぐねってしまった時には、呪われているのかなと思いましたが、幸いにも軽微なものだったようで、特に問題なし。
今後の雪山歩きを考えると、万全な状態が不可欠なので、他にも心配な箇所があるのもあり、きちんとケアしておく必要がありそう。
大沢峠で認識有難うございます 吉浦
現地の掲示のご本人からコメントをいただき、恐縮です。
以前にあそこで作業をされていた方とお話しをさせてもらった事があり、同じ方なのかなと思いつつ。
特に気にする事もなく、これまでは『京青の森』だと思っていましたが、『大沢峠』とするのが良いように思います。
峠の地形で、峠道も現存していますし。
ヤマレコでは、地名データが設定されており、ユーザーが編集できるようになっています。
現在は『京青の森』となっているけれど、変更できるはず?
すぐに『大沢峠』との単独表記にすると混乱が生じるかも知れないので、当面は併記する形にしておけば、名称として徐々に浸透するのではないでしょうか。
連絡有難うございます
大沢峠のベンチと地図を作ったのはAさんです(私は2015年ベンチの檜の間伐材の調達をしました、Aさんが1人りで1年かかり作り上げました、手伝い不要と言われ)
年に一度自宅-小塩 カタクリの花 28Km 10時間歩いてます
又4年前は嵐山駅AM7:00時集合 松尾-沓掛-老の坂-大枝山-小塩-ポンポン山-西山天王山 PM7:00 12時間34Km 3人で歩きました。
そう言えば、お話しをさせていただいた方は、使用している木材についても話されていたように思います。
山を歩いていると、休憩のためのベンチなどが設置されていて、ありがたく利用させてもらう機会が多いです。
その他でも、登山道の整備をしてくれている方など、お会いする機会がない場合がほとんどですが、本当にありがたいなと思うのです。
僕も小塩山のカタクリは見に行っているので、あの辺りですれ違っていたりするのかも知れませんね。
こんにちは 2年前の台風21号の後 Mさん怪我しながら又チエーンソー2台自費で購入して200日以上 ポンポン山のあらゆるルートの倒木の処理して頂いてます 現在 水声の道(頂上から川久保林道に通ずるルート)再整備中です)
他愛宕山の林道を整備されました 感謝 感謝 です。
そこまでして整備に尽力されているとは、本当に頭が下がります。
各地を歩く時には、感謝の思いを忘れずにしたいと思います。
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