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Yamareco

記録ID: 2810424
全員に公開
雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

極寒の八ヶ岳で雪山テント泊 アイスキャンディーと硫黄岳

2020年12月19日(土) ~ 2020年12月20日(日)
 - 拍手
りえ その他3人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:36
距離
19.3km
登り
1,303m
下り
1,311m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:34
休憩
0:01
合計
3:35
7:03
59
8:04
8:04
6
8:10
8:11
6
8:17
8:17
4
8:21
8:21
64
9:25
9:26
75
10:41
2日目
山行
5:54
休憩
2:55
合計
8:49
10:41
6
7:08
7:09
93
8:42
8:42
36
9:19
9:20
18
9:37
9:43
43
10:26
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4
10:34
12:52
45
13:37
13:45
35
14:20
14:21
4
14:25
14:26
55
15:20
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5
15:25
15:48
0
15:48
15:48
0
15:48
15:48
0
15:48
ゴール地点
天候 19日は曇り時々晴れ
20日は曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小淵沢道の駅で前泊
コース状況/
危険箇所等
新雪でふわふわ
硫黄岳の山頂付近は風が強く感じましたが、まだマシな方なんだとか。
赤岳鉱泉まで行きは冬靴に何もつけず
帰りは軽アイゼンつけました。
その他周辺情報 もみの湯
美濃戸口から出発です。まだ薄暗いですね。
美濃戸口から出発です。まだ薄暗いですね。
駐車場で身支度してから出発!
駐車場で身支度してから出発!
やまのこ荘に着きました。Oちゃんは荷物が重くてもストック使わない、強い人スタイル!
やまのこ荘に着きました。Oちゃんは荷物が重くてもストック使わない、強い人スタイル!
赤岳山荘です。マスクしたマムートぬいぐるみが可愛い。
1
赤岳山荘です。マスクしたマムートぬいぐるみが可愛い。
赤岳山荘前にもアイスキャンディーが!
赤岳山荘前にもアイスキャンディーが!
みんな荷物大きいなぁー
みんな荷物大きいなぁー
美濃戸山荘も過ぎます。
美濃戸山荘も過ぎます。
ここから少しずつ登り。
ここから少しずつ登り。
薄曇り。
何度も橋を渡ります。
何度も橋を渡ります。
どんどん雪が増えていくー
どんどん雪が増えていくー
こんもりしてきた
こんもりしてきた
メンバー中一番の若手!元気です。
メンバー中一番の若手!元気です。
温泉の成分のおかげ?赤いです。
温泉の成分のおかげ?赤いです。
私の後姿。皆に比べるとまだザック小さい。
私の後姿。皆に比べるとまだザック小さい。
どんどん登る
小鳥がいました。
小鳥がいました。
真っ白です
アイスキャンディー!どーーん
1
アイスキャンディー!どーーん
赤岳鉱泉に着きました
赤岳鉱泉に着きました
憧れの山小屋の1つ!
憧れの山小屋の1つ!
さ、テント張ります!
さ、テント張ります!
いい天気になってきたー
1
いい天気になってきたー
雲が流れていきます
雲が流れていきます
アイスキャンディーの申し込みしました。ワクワク。順番待ち。
アイスキャンディーの申し込みしました。ワクワク。順番待ち。
これを登るの?
ドキドキ
まずは、経験のあるメンバーがお手本を見せてくれます。
まずは、経験のあるメンバーがお手本を見せてくれます。
さすが、落ち着いてる!
さすが、落ち着いてる!
かっこいい!
もう、あんなところに!
もう、あんなところに!
2番手、一番の若手Oちゃん。ガンバ!
2番手、一番の若手Oちゃん。ガンバ!
初めこそコツが掴めず苦戦してたけど、さすがのみこみ早い!
初めこそコツが掴めず苦戦してたけど、さすがのみこみ早い!
コツを掴んでからはスイスイ!
コツを掴んでからはスイスイ!
クライミング頑張ってるMちゃん。
クライミング頑張ってるMちゃん。
安定の登り!
足使いが上手い!
足使いが上手い!
早!もう登れちゃった!!
早!もう登れちゃった!!
登ってる私、撮影してもらってました。皆に比べるとへっぴりごし感が否めない笑
登ってる私、撮影してもらってました。皆に比べるとへっぴりごし感が否めない笑
アイスキャンディーの上から撮影して良いよ、とスタッフに許可を得たのでクライマー撮影!
アイスキャンディーの上から撮影して良いよ、とスタッフに許可を得たのでクライマー撮影!
アックスを打ち込む瞬間の飛び散る氷が、かっこいいね!
アックスを打ち込む瞬間の飛び散る氷が、かっこいいね!
降りまーす!のOちゃん。
降りまーす!のOちゃん。
カラフルテント場
カラフルテント場
いい眺め
アイスキャンディーの、枠組み
アイスキャンディーの、枠組み
なかなかカッコいいな
なかなかカッコいいな
上からの眺め
私たちの命綱
お!2人目のクライマーが登ってきた!
お!2人目のクライマーが登ってきた!
かっこいいよ!Mちゃん!
ここでデジカメは1つ目のバッテリー切れ。
かっこいいよ!Mちゃん!
ここでデジカメは1つ目のバッテリー切れ。
夕ご飯の味噌豆乳鍋!美味しかったー
夕ご飯の味噌豆乳鍋!美味しかったー
2人用テントに2人づつ。ピッケルやストック類以外はテントの中へ。
2人用テントに2人づつ。ピッケルやストック類以外はテントの中へ。
翌朝のテントの霜。キラキラ〜。
翌朝のテントの霜。キラキラ〜。
硫黄岳へ出発します!大同心への分岐
硫黄岳へ出発します!大同心への分岐
キレイです。癒しの風景。
キレイです。癒しの風景。
先を行く2人
雪を全身で楽しむMちゃん。
雪を全身で楽しむMちゃん。
樹林帯はとても歩きやすい
樹林帯はとても歩きやすい
稜線は風が強くて写真撮れず
稜線は風が強くて写真撮れず
山頂です!登頂おめでとう!
山頂です!登頂おめでとう!
下山中、尻セードをする私たちを写真におさめようとするも、カメラのバッテリーが死んでおり、焦るMちゃんの様子
下山中、尻セードをする私たちを写真におさめようとするも、カメラのバッテリーが死んでおり、焦るMちゃんの様子
尻セードを楽しむOちゃん。
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尻セードを楽しむOちゃん。
尻セード着地に失敗するOちゃん
尻セード着地に失敗するOちゃん
人型の跡。下山は楽しや楽し。ここで2つ目のバッテリー切れ。雪山はバッテリー消耗激しい。
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人型の跡。下山は楽しや楽し。ここで2つ目のバッテリー切れ。雪山はバッテリー消耗激しい。

感想

八ヶ岳で雪山テント泊をしてみたい!

マイテントを買ってから、まだ
雲取山
燕岳
でしか、テント泊の経験がないのに、
そう思ってしまったのです。

初心者向けの天狗岳か悩みましたが、
今回同行してくれるメンバーが経験者だったこともあり、硫黄岳にしてみました。

おりしも19日は赤岳鉱泉名物アイスキャンディーの解禁日!まだ、外岩クライミングも未経験な私ですが(ジムでは一回だけトップロープの経験あり)、経験者が教えてくれるとのことで、初チャレンジしてみました。アイスアックス持つの初めて!

アイスキャンディーの経験者は、メンバー中1人だけだったので、他の3人は経験者のお手本を見て、注意事項を聞いた後、順番にチャレンジしていきます。
女性4人のグループは珍しいらしく、1番若い20代前半のメンバーが登攀中は、ギャラリーにたくさん写真を撮られてました笑
サングラスとヘルメットで顔が分からないから、まぁいいか笑笑

私以外の2人の初心者は、クライミングやボルダリング経験者なので、初めてとは思えないくらい上手に登っていきます。

私も、超初心者ながら、登りやすいルート設定とメンバーのアドバイスのおかげで、なんとか上まで登れました!!
アックスがカツッときいたときは気持ちいい!
でも、まだ足元に不安があります。
アイゼンの爪を上手く引っ掛けられません。
うーん、またやりたいなぁ!!

時間ギリギリまで遊んでから、テントで夕ごはん。メンバーのMちゃんが、美味しい味噌豆乳鍋を作ってくれました!!
あったまるー!やっぱり雪山では鍋ですね。

2人用テントに2人づつ、冬は荷物が多いのでパンパンです。外に出すと何でも凍ってしまうので、登山靴もテントの中へ。
女性2人でこんなに狭いなら、大柄な男性2人で2人用テントはどんなことになっちゃうんだろう?

シュラフはモンベルの3番しか持っていなかったので、イスカのエア 130Xという薄いシュラフをお借りして、重ねて使うことに。
これ、すっごく薄くてコンパクトなのに暖かいです。
また、今回はマットも、クローズドセルとエアマットの二重使いにしてみました。
すごい!お尻が冷たくない!!

結果、11月に燕岳でテント泊した時よりも暖かく眠れました♪1つのテントで2人が寝てるっていう暖かさもあるかもですね。1人だったら寒かったかな?

朝起きると、テント中に霜がはってキラキラ綺麗でした。急いで朝ごはんを作って食べて、温まったら出発の準備!硫黄岳に向かいます。

残念ながら曇り空ですが、登ってるうちに晴れるかも?と希望をもって、もふもふの新雪の上を歩きます。真っ白でキレイだなぁー。
硫黄岳に向かう道の樹林帯、とっても歩きやすいですね。傾斜も程よい感じ♪

稜線までは、12本爪アイゼンとストック。
稜線から先は風が強いので、ピッケルに持ち替え、バラクラバとゴーグルも身につけます。

ここで、私のインナーグローブが行方不明に。
(結果、首から下げたサコッシュに入ってました…なぜ見つけられないのか苦笑)

指先が冷たくて痛くなってきたので、マグマ(超あったかいカイロ)をテムレスに入れていざ!稜線へ。

硫黄岳、いつもよりは、風がひかめえだったと経験者の子は言ってましたが、風が痛い!!
バラクラバの息がかかる箇所がどんどん凍ります。口周りが冷たい!!
ゴーグルも凍ってしまって、前が見えない!!

うーん、装備を要検討ですね。
私、息を吐きすぎなのかしら??

山頂までの道は、そんなに難しい箇所はなく、稜線にでてからはすぐに山頂に到着。
トレースが風で飛ばされてしまうので、ちょっと道に迷った箇所がありましたが、経験者の子がいたおかげですぐにルートに戻れました。
頼もしいー!

山頂は残念ながら展望ゼロ。
写真だけ撮ってすぐに下山します。

樹林帯に戻ってからは、ホッと一息。
カチカチに凍った装備を外して、気持ちよく下山。新雪の中をさくさく降りるの気持ちよかったなぁ。途中尻セードにぴったりな場所を見つけて、みなで滑り降りました!楽しい〜♪
新雪のおかげで、すっごくよく滑ります。

下山は登山よりも、もっとあっという間。
テント場に帰ってきて、撤収の準備です。
これが大変。
凍りついたテントやプラティパス、あれこれをザックに詰めるけど、入らない笑
きた時は余裕だったザック、パッツパッツです!
氷のつぶを含んで、何もかもが膨張してる笑

無理矢理片付けてるうちに、オーバークラブでは作業しづらくて、素手になってしまいました。
テント撤収完了した頃、手はかじかむを通り越して、痛くて痺れるーー指先がちょっとどす黒い?

あわわ、硫黄岳でも大丈夫だったのに、テント場で凍傷になりかけてしまった!!
赤岳鉱泉でビーフカレーランチをいただく間、ストーブで指先をあたためました。
その後も右手の指先が痛すぎていうことを聞かないので、ずっとマグマで保温。
左手だけでは、靴を履くのもザックのベルトを止めるのも一苦労。
メンバーに手伝ってもらいつつ、美濃戸口まで下山します。

メンバーのIさんは、やはり硫黄岳で足の指が凍傷になってしまったことがあるそうで「痛いうちはまだ大丈夫。ヤバイのは突然痛みがなくなった時だよ」と言われ、ホッとしました。
Iさんは突然痛みが無くなり、足が慣れたのかな?と思っていたら、下山後、足指が真っ黒だったそうです。恐ろしや。

美濃戸口に着く頃には、指の痛みはだいぶ落ち着きました。あぁ、両手が使えるってなんて便利なのー。

下山後、もみの湯という日帰り温泉でゆっくり冷え切った身体をあたためます。
ただ、右手をお湯につけたら激痛!
右手だけお湯から出す謎スタイルで入浴笑

さっぱりした後、高速で東京へ。
日曜の夕方なのに、道路は渋滞もなくスムーズに帰宅できました。

あぁ、雪山テント泊、思った以上に楽しかったなぁ!アイスキャンディーも体験できて大満足。
また、行きたい〜。
八ヶ岳には、まだまだ沢山の山やテント場がありますよね。うーん、次はどこに行こうかな?

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積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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