【丹澤山】冬枯れの主脈縦走（平丸〜蛭ヶ岳〜丹澤山〜塔ノ岳〜大倉バス停）

2020年12月20日(日) [日帰り]

• GPS: 09:16
• 距離: 22.7km
• 登り: 1,952m
• 下り: 2,044m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:48
• 休憩: 1:28
• 合計: 9:16

距離 22.7km 登り 1,952m 下り 2,060m

7:30 平丸バス停
8:17 クラボネ
8:52 平丸分岐
9:08 大平分岐下 水場
9:15 9:26 黍殻避難小屋
9:28 青根分岐
9:40 八丁坂ノ頭
9:59 東海自然歩道 最高標高地点
10:01 10:11 姫次
10:23 原小屋平
10:32 地蔵平道標
10:40 地蔵平
10:57 ポッチノ頭
11:13 小御岳
11:25 11:52 蛭ヶ岳
11:53 11:56 蛭ヶ岳山荘
12:08 中ノ沢乗越
12:15 12:16 鬼ヶ岩
12:19 鬼ヶ岩ノ頭
12:30 棚沢ノ頭
12:40 不動ノ峰
12:45 不動ノ峰休憩所
12:49 12:50 箒杉沢ノ頭
12:55 早戸川乗越
13:12 13:28 丹沢山
13:28 13:29 みやま山荘
13:29 丹沢山
13:44 竜ヶ馬場
13:47 竜ヶ馬場休憩所
13:58 日高
14:20 尊仏山荘
14:20 14:35 塔ノ岳
14:35 尊仏山荘
14:35 14:36 塔ノ岳
14:49 金冷シ
14:53 花立
14:59 花立山荘
15:15 天神尾根分岐
15:27 堀山の家
15:37 堀山
15:45 駒止茶屋
15:56 一本松
16:07 16:09 見晴茶屋
16:12 雑事場ノ平
16:25 観音茶屋
16:40 丹沢クリステル
16:44 どんぐり山荘
16:46 大倉バス停

天候

終日晴れ♪
ただし、気温も低くて風もあり。
実際のところはわかりませんが、予報段階で12時の山頂で‐5℃。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

◆行き
◇自宅〜相模湖
　東上線〜武蔵野線〜中央線を乗り継いで。
　06:14高尾発のいつもの電車。

◇相模湖〜平丸
　神奈中バス　湖28 三ヶ木行
　06:31　相模湖発
　06:53　三ヶ木着
　乗車4人だったかな。
　途中で一人下車して、3人が三ヶ木まで。

　三56 月夜野行
　06:55　三ヶ木発
　07:24　平丸着
　10名程度の乗車。
　なんと、全員が平丸での下車・・・
　平丸からだとほかの登山道もないので、みなさん主脈縦走だったということなのでしょう。
　年で一番昼間の短い時期なのに、これだけの人がいると思っていませんでした。

◆帰り
◇大倉バス停〜渋沢駅
　タクシー　1,900円
　バスで帰る予定でしたが、かなりの行列で乗れるかどうか・・・
　これだけの人がいるのは完全に予想外。
　止まっているタクシーは予約かと思いつつ聞いてみたら、乗車OKとのこと。
　そのままタクシーで渋沢駅へ。
　次のバスまで時間もあったようで、結果的には大正解。

◇渋沢〜自宅
　小田急〜JR〜東上線を乗り継いで。

コース状況／危険箇所等

・焼山、青根からの登山道は、丹沢の案内サイトでは昨年の台風の影響で通行止め。
　焼山分岐は通行止めの案内あり、青根分岐は特になし。
　平丸からの登山口が主脈縦走の唯一のアクセス（のはず）。
・この時期の丹沢、泥んこ祭りを想定していましたが、気温も低く地面が凍ったまま。
　ほとんどぬかるみもなく（というか、凍って固い）、非常に歩きやすいコンディションでした。
　逆に言うと、止まるとクソ寒かったのですが・・・
・行くたびに登山道が整備されています。
　ちょうど、蛭ヶ岳から不動ノ峰に向かうところで整備をしていました。
　いつもありがとうございます。
・その他、特記事項ありません。
　よく整備された歩きやすい道です。

写真

12/20 7:28

昨年の台風の影響で、主脈縦走には唯一のアクセスとなる平丸からの出発です！

12/20 7:34

国道を左に折れて、奥が登山口。

12/20 7:35

ロープが張ってったため、「あれ？平丸もダメなん？？？」とびっくりしましたが、「通行注意！」でした。あー、びっくりした。ロープを超えて、先に進みます。

12/20 7:40

「最初の400mが崩壊」という通り、最初は荒れていますな。

12/20 8:00

ちょっと登ると普通の登山道。

12/20 8:34

木々の間から、この日の初太陽。

12/20 8:44

木の奥にこの日の初富士さん。

12/20 8:50

1,000mくらいになると、この日の初霜柱。

12/20 8:53

平丸分岐。焼山方面はロープも張られて通行止め。

12/20 8:54

スカっと晴れた、蛭ヶ岳から丹澤山方面。

12/20 9:41

陽も差してきて気持ちのよい東海自然歩道トレイル。

12/20 9:53

山歩きも楽しいのですが、やっぱり運搬用のモノレールを見ると乗りたくなってしまうw

12/20 9:59

東海自然歩道の最高点。

12/20 10:02

そして姫次へ。

12/20 10:03

富士山ドーン！

12/20 10:03

しっかし雪少なっ！

12/20 10:03

蛭ヶ岳。意外と近く見えるのですが、ここからまだ3km以上歩きます。

12/20 10:11

檜洞丸。

12/20 10:27

倒れた木々。確かに昨年の台風の影響は大きいですなあ。我々にはいかんともしがたい自然のパワー。

12/20 10:27

見上げる冬枯れの空はすっきりと。

12/20 10:36

このあたりになると、霜も多くなってきます。

12/20 10:49

さて始まった、蛭ヶ岳名物の階段地獄。これでもか！？というくらい続きます。

12/20 11:07

富士山に南アルプスも見えてきました。

12/20 11:08

振り返って登ってきた道。もう、結構、歩いてきていますな。

12/20 11:14

あと0.4kmって、ここからがツラい。

12/20 11:14

山頂は目と鼻の先ではあるのですが。

12/20 11:19

山頂近くなると、階段にも霜が降りていました。お昼近いのにまったく溶ける気配もなし。

12/20 11:26

蛭ヶ岳登頂！

12/20 11:27

南には伊豆半島と伊豆大島。この日はかなりコンディションがよく、奥には新島に神津島。

12/20 11:28

富士山ドーン！

12/20 11:28

南のすそ野に広がる愛鷹山と。

12/20 11:28

南ア。こちらはだいぶ雪が多くなった印象。

12/20 11:28

雲の下の八ヶ岳。

12/20 11:28

奥秩父山塊。

12/20 11:52

お昼ご飯を食べているうちに、山頂付近の雲が多くなってきていました。

12/20 11:54

都内方面もスカっと晴れています。

12/20 11:57

これから向かう稜線。これだけ晴れていると非常に気持ちがよい。

12/20 11:59

ユーシンに至る谷の奥に伊豆の山々。

12/20 12:03

個人的には丹沢っぽい風景。

12/20 12:13

鬼ヶ岩。

12/20 12:15

岩々のクサリですが、頼るほどではなし。てか、使ったことないなあ。

12/20 12:16

鬼ヶ岩からの蛭ヶ岳。

12/20 12:16

同じく富士山。

12/20 12:21

南アを見ながら、素晴らしい天候に恵まれた、素晴らしい縦走路です♪

12/20 12:21

こう、ちょっとした見え方が変わってくる稜線歩きが楽しいです♪

12/20 12:23

普段はこの時期、泥んこ祭りの印象ですが、気温が低く凍っていて歩きやすいコンディション。

12/20 12:41

これから歩く稜線の奥に相模湾・江の島ってのもオツなものですな。

12/20 12:51

丹沢〜塔ノ岳の稜線。

12/20 13:10

丹澤山の手前から。丹澤山山頂は木に覆われて蛭ヶ岳は見えません。

12/20 13:13

丹澤山山頂のみやま山荘。

12/20 13:22

山頂は思っていたより人が少なかった。先着1名のみ。

12/20 13:30

山頂標識と記念撮影。

12/20 13:39

再び富士山を眺めながらの稜線歩き。

12/20 13:43

楽しい笹の稜線♪

12/20 13:48

奥には塔ノ岳。

12/20 13:53

非常に気持ちがよい稜線。

12/20 13:54

ユーシン谷越しの富士山。丹沢で好きな風景の一つです。

12/20 14:08

階段脇はまだ霜が溶けずに残っています。

12/20 14:15

でーんと蛭ヶ岳に丹澤山。

12/20 14:16

そしてこの時間で見事な霜柱。まあ、寒いわけだ・・・

12/20 14:18

ここを登りきると塔ノ岳。

12/20 14:23

塔ノ岳山頂！下山を考えると遅い時間ですが、まだまだ人はいっぱい。

12/20 14:21

この時間の逆光の富士山も大好きです♪

12/20 14:21

この時間でも南アがはっきりと見えていました。

12/20 14:21

いやあ、蛭ヶ岳から歩いた、歩いた。

12/20 14:21

だいぶ太陽も傾いてきました。この時期は早いなあ。

12/20 14:23

大山に都内方面。

12/20 14:34

さて、しばし休んだ後に、塔ノ岳を後にします。

12/20 14:35

もう一度、歩いてきた稜線を振り返り。

12/20 14:35

富士山に別れを告げます。

12/20 14:38

さてと、相模湾と伊豆大島を見ながら下ります。

12/20 14:55

だいぶ陽も傾いてきて、下山は時間との勝負。

12/20 14:55

大山からの横浜、江の島方面。

12/20 14:55

花立山荘からの富士山。

12/20 16:11

下山途中で間もなく日没・・・

12/20 16:18

いい感じのアーベンロートですが、木々の間なのが残念！

12/20 16:40

登山口近くで紅葉が残っていました！完全に予想外！！！

12/20 16:40

もうちょっと、陽に照らされている時間だったらなあ。

12/20 16:47

大倉バス停まで無事に下山。

12/20 16:48

秦野戸川公園では、イルミネーションをやっていました。

撮影機器：

NIKON D3300 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

ザック(26L) ザックカバー 昼ご飯 非常食 サーモス 水 レインウェア フリース ライトダウン 帽子 手袋 ストック ヘッドランプ ライター サングラス 地図 スマホ カメラ ロールペーパー 救急用品 サバイバルシート 予備靴ひも 携帯簡易トイレ 保険証 タオル

感想

dai_t

たまに行きたくなる丹沢主脈の縦走。
行ってみるかと思っていたら、焼山からは昨年の台風の影響で通行止めだと・・・
アクセスできるのは平丸からのみ。
個人的には主脈縦走は焼山からが正統ではありますが、まあ、しゃーねっか、ということで平丸からの主脈縦走へ。

素晴らしい冬晴れに恵まれた、素晴らしい縦走路。
これが神奈川だというのだからねえ。
方や都心を眺めつつ、反対方向は奥深い山塊の奥に富士山を楽しみ。
都心からのアクセスが近いところにこれだけの山があるということに感謝です。

ただ、今年はここ数年のこの時期では一番寒い印象。
地面が凍っていてこの時期恒例の泥んこ祭りがないのはよいのですが、止まっていると、とにかく寒い。
寒さに加えて乾燥もしていて、口の周りが動きづらいし。

ともあれ陽の短い時期ですが、なんとか明るいうちに下山。
が、今年は外出自粛の影響か、思っていた以上に体力減衰。
前に比べて時間がかかっていたうえに、疲れ方も半端ない。
今年はしょうがないと思いつつ（と言い訳しつつ・・・）、体力戻さないといかんんなあ、と思う今日この頃。。。