黒斑山と蛇骨岳
- GPS
- 03:46
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 576m
- 下り
- 579m
コースタイム
- 山行
- 3:09
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 3:44
天候 | 晴れ 微風・無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から山頂まで完全積雪路。出発の時間が遅かったのでラッセルはなかった。また、今日の時点で凍結箇所もなく、全般的に歩き易かった。 |
写真
感想
車坂峠には9時頃に到着。途中の道路は圧雪路が多くて、夏タイヤなら全く登って来ることができない状態だった。天気は街中走行中は曇っていて希望が持てなかったが、峠に着いたら青空の雪山登山日和。予報はあまり良くなかったが良いほうに外れたのかもしれない。クルマの外気温計はマイナス8℃を示しており、外に出たらかなり寒いはずだが、日差しがあって風も弱いためそれほどの寒さは感じなかった。でものんびり支度をしていると手先が痛くなってくるのでさっさと準備を終わらせ9:18に行動開始。今日は峠から黒斑山と蛇骨山を目指す。今日は表コースから登り中コースを下ることに。
駐車場から既に雪が着いていて、どこでアイゼンやチェーンスパイクを履くかは時間の問題だったが、歩き始めはしばらくつぼ足で進む。トレースはしっかりできていて、持参したスノーシューは全く使うところがなかったが、今日はボッカトレーニングのつもりでもあるので良しとする。天気は晴れて展望も良い。八ヶ岳や遠くに富士山も見える。もっと曇っていて展望もないような天気を想定していたので、この好天はかなり嬉しい。9:45頃に休憩しつつアイゼンを装着。同行のZさんはチェーンスパイクを着けていた。この先も急傾斜地はないので滑り止めなしでも行けると思ったが、ずるずる滑りながら歩くよりはしっかりグリップさせて歩く方がよいと思った。また折角積雪が豊富なので、アイゼン歩行の練習もしておきたかった。アイゼン歩行で順調に距離と標高を伸ばす。積雪は徐々に増え始め、樹上の雪も多くなる。天気は良いが気温は低いままなので、雪が融けているような箇所も見られず、頭上から雪がドサッと落ちてくるようなこともなかった。シェルターを過ぎるといよいよ浅間山とのご対面。ここまでも樹木の間からは何度も浅間山の姿を見ることはできたが、それらはまだ一部でしかなく、稜線に上がると山全体が見えるようになった。雪を被ってい白いが、粉砂糖をまぶしたようにしかなっておらず、真っ白の雪山にはなっていない。例年最も寒い1月や2月でも大体このような感じなので、本当に真っ白になることは滅多にないのではないか。それでも12月としてはかなり白くなっているようには見えた。写真を撮り通過。登山道を左におれて、トーミの頭を目指す。ここの登りは短いが結構急で、雪が凍った状態だと厄介だろう。今日は雪はどこもサラサラのパウダーだったので、凍結の心配は全くなかった。10:54頃にトーミの頭に到着。浅間山の眺めはとても良い。ここはいつ来ても多くの登山者で賑わっているので、我々は写真のみで通過する。ここまでくれば大きな登りはなく、樹林帯歩きはあるが稜線歩きと言って良い。今日の目的地の1つである黒斑山には11:08に到着。狭い山頂に多くの人が休んでいて、座れるような余地はなかった。Zさんは休憩したがっていたが、もう少し先まで進むことに。とは言えこの先休憩可能なところは蛇骨岳までないことは経験上知っていた。しかし黒斑山までの往復の人が多いことも分かっていたので、この先の人通りは黒斑山までと比べたらだいぶ少なくなり、ペースを乱されることなく歩き易くなった。外輪山を周回したのか、あるいは蛇骨岳付近まで行ったのかは分からないが、すれ違う登山者を交わしつつ11:35に蛇骨岳に到着。風が吹き抜けて寒いが、ここしか休むところはないので、ザックを下ろして休む。天気は良く、この先の仙人岳やJバンドもよく見える。前掛山への登山道もはっきり見えていて、今は規制のために入山できないが、火山活動が落ち着く時期があれば再訪してみたい。
寒い中で長時間休憩すると体が冷えるので、適当なところで行動を再開。来た道を戻る。既に正午近くの時間だったが、外輪山歩きをしている人は多かった。行きとは異なり左手側に浅間山を見つつ歩く。展望に見とれてばかりいると、アイゼンを引っ掛けたりして斜面から転げ落ちそうになる。樹林帯に入ったり、それから出て展望を楽しんだりしながら黒斑山まで進み、更にトーミの頭を下る。下り切ると中コースへの入口があり、ここから下り始める。Zさんは雪道の下りが早くて全然着いていけない。Zさんは軽いチェーンスパイクで、自分は12本爪の重いフルアイゼンと装備の違いも歩行速度が異なる原因だろう。自分はアイゼンで歩くのも練習なので、敢えて外さずにそのまま下る。でもやはりペースは速いので、想定していたよりもだいぶ早く車道が見え始め、13:02にクルマに戻る。着後、後片付けをしてお風呂などは入らずさっさと帰る予定だったが、体が冷えたので、高峰高原の日帰り入浴を利用することに。ここはお風呂からの展望が良いので、訪問の際はつい利用してしまう。
雪を被った前掛山 がどかーんと目の前に現れると きっと感動すごいですよね
行ってみたいです お疲れ様でした☆
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