編笠山〜西岳 周回

2020年12月27日(日) [日帰り]

• GPS: 08:11
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,314m
• 下り: 1,308m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:50
• 休憩: 1:19
• 合計: 8:09

距離 12.4km 登り 1,314m 下り 1,314m

6:50 富士見高原リゾート駐車場
7:16 五叉路分岐
7:24 7:28 盃流し
7:55 7:56 臼久保岩小屋
10:09 10:27 編笠山
10:53 11:39 青年小屋
11:48 11:53 乙女の水
13:14 西岳
14:01 林道出合
14:34 14:38 不動清水
14:42 14:43 五叉路分岐
14:59 富士見高原リゾート駐車場
14:59 ゴール地点

天候

晴れ〜高曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行きは中央道 小淵沢ICから。帰りは渋滞回避のため佐久甲州街道経由で
中部横断道へ入り上信越道〜関越道。

コース状況／危険箇所等

雪は1800mを越えたあたりからチラホラありましたが、山頂に至るまであまり多くなく、行き帰りともチェーンも使いませんでした。編笠山までは道標も多く歩きやすい道です。森林限界を抜けると山頂までは岩や石だけのゴーロ帯ですが、雪も氷も着いておらずあまり難しくはありませんでした。編笠山山頂から青年小屋までは一旦樹林帯に入りますが、それを抜けるとまたもやゴーロ帯。岩にルートの印がついてはいますが、迷路をさまようごとく中々小屋まで着かないという、名所ですかね。
西岳へはゆるふわスノーハイク。西岳からの下りは若干凍結してます。3回も足を滑らせ大コケしてしまいました。ケツが痛い…

写真

12/27 6:52

南アルプスがドン！と見えてる富士見高原スキー場の駐車場から出発です。登山者はB-1駐車場に停めるとのこと。他には10台ほどすでに駐車していました。

12/27 6:59

富士見高原登山口。

12/27 7:05

暫く行くと林道に合流。

12/27 7:05

通常ルートは土石流のため通行禁止とのことで、迂回路から行きます。

12/27 7:09

こちら迂回路入り口。設定したルートから外れてるのでヤマレコアプリはルートの逸脱警告を発しますが、みんなの足跡機能が心強い。（いつもアプローチで迷って間違ってしまう…）

12/27 7:18

五叉路分岐。編笠山まで220分だとすると、11時着？

12/27 7:22

何度も林道を渡ります。この林道の右のほうが土石流の跡か。

12/27 7:28

ここは左岸に渡ります。この手前から通常ルートが見えたけど、特にそっちから来ても問題なかったかも。

12/27 7:53

白久保岩小屋。ここの道標は編笠「岳」になってるな。

12/27 8:17

この辺で1800mぐらい。ようやくチラホラ雪が見えてきた。

12/27 8:33

細かくタイムを刻んだ道標。山頂近くまでは沢山道標が設置されています。

12/27 9:11

斜面に陽が差してきた。

12/27 9:36

南側が開けたら眼前に南アルプスがドーンと広がってます。以降この北岳・甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳の図を見飽きるほど堪能することになります。この辺から岩歩き。

12/27 9:39

左の方には富士山がくっきり見えてる！
富士山の右側は毛無山山塊。

12/27 9:39

右に目をやると御嶽山。その右向こうには白山も見えてる様子。

12/27 9:40

この辺は穂高連峰かな。あっちは白いなあ。

12/27 9:47

さらに上がってきました。

12/27 9:47

山頂下は岩、岩、岩。

12/27 10:08

もうちょいなんだけど、この30分程の岩登りでふくらはぎやら太ももが攣りだしてしまい痛みを騙し騙し登る。

12/27 10:10

登頂！

12/27 10:19

編笠山 2,524m。一年半ぶりです。

12/27 10:10

いや〜絶景かな。

12/27 10:11

南八ヶ岳の主砲群。阿弥陀岳、赤岳、権現岳、三ツ頭。ここからの眺めは最強。

12/27 10:21

富士山。

12/27 10:21

毛無山。

12/27 10:21

鳳凰山。

12/27 10:21

北岳、アサヨ峰、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、

12/27 10:21

中央アルプス。空木岳、熊沢岳、宝剣岳、木曽駒ヶ岳などなど。

12/27 10:22

穂高連峰、常念岳〜後立山まで？

12/27 10:22

やや右手前は美ヶ原ですね。
子鹿のようになってしまった足をかばいつつ一回りしてみました。

12/27 10:22

かなり風がキツイのでぼちぼち次へ。

12/27 10:29

こちら青年小屋方面。樹林帯に突入！

12/27 10:36

樹林帯を抜けると小屋が見えてきました。

12/27 10:36

近いんだけど…

12/27 10:48

行く手を阻むのがこのゴーロ帯。

12/27 10:48

もう少し。

12/27 10:56

着きました。青年小屋は11/15で小屋閉めしたようです。次に開くのは来年は4月下旬のようです。

12/27 10:56

ここのテーブルで編笠山を眺めながら昼食としました。陽があたって温かい。（小屋のテラスからは富士山がよく見えるんですが、他の方でいっぱいだったので。）

12/27 10:59

さて次は西岳へ向かいます。進路は乙女の水方面ですね。

12/27 10:59

広いテン場。

12/27 11:46

この先は沢山雪が積もってます。

12/27 11:48

谷〜

12/27 12:03

おお、いい感じの雪道。多分30センチも積もってないけど。

12/27 12:11

南側が開けると編笠山。

12/27 12:12

南アルプスの上空には雲が出てきました。

12/27 12:17

権現岳。

12/27 12:18

そして八ヶ岳ブルー。

12/27 12:48

あれ、西岳に着いちゃった。

12/27 12:48

キミはホシガラスかい？

12/27 12:48

西岳山頂は風もなく、のんびり寝っ転がって周辺の山々を堪能できました。

12/27 12:48

権現岳と編笠山。こんなに近いのの山容が全く違う不思議。

12/27 12:49

編笠山の肩に乗っかる富士山。

12/27 12:49

南アルプスの上空に雲がかかる。

12/27 13:13

せっかくなので北岳にズームイン。

12/27 13:13

甲斐駒ヶ岳にも。

12/27 13:13

仙丈ヶ岳。来年は行きますよ。

12/27 13:57

景色を堪能したので、下山です。下りもチェーン無しでしたが、一回凍った斜面で大ゴケ、二回はなぜか乾いた斜面で大ゴケ。登りで足が攣って踏ん張れなかった？

12/27 14:01

下りも林道を数回パス。

12/27 14:12

1800m付近で鹿の群れに出会いました。

12/27 14:14

5~6頭はいたのかな。群れで走っているところに出くわして、あっちもこっちも「何ぞ？」を様子を伺う。

12/27 14:35

長命水のある不動清水まで下りてきました。

12/27 14:43

後は林道で元来たところまで戻るだけです。

12/27 14:55

終了！ありがとうございました。

撮影機器：

E-M1MarkII OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

ザック 登山靴 シェル フリース 長袖シャツ ズボン シェルパンツ タオル ソックス グローブ 帽子 コッヘル バーナー チェーンアイゼン アイゼン(12爪) 水筒 コンパス ファーストエイドキット 雨具 ツェルト ヘッドランプ ロングスパッツ トイレットペーパー ナイフ 簡易トイレ ライター ストック 熊ベル モバイルバッテリー リップ 目薬 日焼け止め 手帳 筆記用具 時計 地図（地形図） サングラス 老眼鏡 鏡 スペアコンタクト 財布 昼ご飯 飲料 行動食 予備食 携帯電話 ピッケル ダウンジャケット 気温計 ゴーグル

備考

編笠山山頂の強風を除き穏やかな天気だったため、防寒服はほとんど使いませんでした。

■Wearing
TNF Climb Light Jacket ← 使わず
Patagonia R1 Pullover
phenix Outlast Mid wt Stretch Crew
TS DESIGN TS DRY Short Sleeve

Heritage RJ Pants
Mont-Bell Strider Pants
Mont-Bell Super Merino Wool Tights
Uniqlo AIRism Brief Pants

Magic Mountain Snow Gator
Scarpa Triolet Pro GTX
Mont-Bell Merino Wool Alpine Socks
Injinji Liner Socks

感想

ミハラシ

　今回は一年半ぶりの編笠山に加え八ヶ岳で登り残していた西岳を周ってきました。前回このエリアに来たのはアブが五月蝿い7月。今回は虫に煩わされず初冬の八ヶ岳を堪能できました。
　編笠山は最後のゴーロ帯を抜け登頂すると、ドンドンドン！と赤岳、阿弥陀岳、権現岳の迫力が有り余る姿が眼前に広がるのがかなり感動的です。加えて始終見えてる南アルプスのスター軍団。今回雪が少なかったのはちょっと残念ですが、素晴らしい景色に浸りながら登ることができて大満足です。
　動画は編笠山山頂からの360度パノラマ。攣った足が蹌踉めいて途中画面が揺れてますが、ご勘弁を。