記録ID: 2823132
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾
雲取山で“キツメのヤバイ”尾根縛り(^▽^;
2020年12月27日(日) [日帰り]
- GPS
- 09:37
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,609m
- 下り
- 1,789m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:51
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 9:36
距離 21.6km
登り 1,609m
下り 1,800m
15:51
ゴール地点
天候 | ほぼ快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【往路】 自宅〜RI〜横浜市西区※1〜横浜環状〜相模原市内※2〜八王子市内※3一般道(R16・都道169・184・251・238・45・R411・都道184・R411)〜鴨沢駐車場※4〜小袖乗越※5〜R411〜峰谷川沿い町道〜奥集落※6 【駐車場】 ※5:小袖乗越・丹波山村営駐車場(通称:小袖口) (無料・30台くらい・トイレは新築で洋式) ※6:浅間奥登山口駐車スペース (無料・路肩の広がりに5台くらい) (ヤマレコ情報では「集落から登山口は未舗装」だが、最近、舗装されて路面がキレイになっている) 【復路】 小袖乗越※5〜R411〜峰谷川沿い町道〜奥集落※6〜峰谷川沿い町道〜一般道(R411・相模原までピストン・R129・神奈川県道601・46・43)〜自宅 ※1:整骨院立寄り ※2:銭湯 ※3:食糧調達 ※4:車中泊 ※5:メンバー集合(車両4台)。2台デポ(katsuhi88号、riezou号)。2台で登山口へ移動。 ※6:下山後に移動車両を回収。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【浅間尾根奥口〜浅間神社】 駐車スペースから尾根筋にトラバースするように入口がある。 ゆるゆるなジグザグを登り、太い尾根筋に入った頃に神社の鳥居が現われ、その奥に古い社がある。 【〜鷹ノ巣山の水場〜鷹ノ巣山避難小屋】 ちょい急登な尾根は植林帯から始まり、作業道を兼ねたトラバースジグザグだが、リッジトップにも薄い踏み跡があり、僅かながらショートカットできる区間も時々。 標高1550mあたりから石尾根に並行して西へのトラバースとなり、最初の谷筋渡りが水場だが冬涸なのか出ていない。 ゆったりとトラバース道が上がって小屋に至る。5年半振りだが整備もよくてキレイなまま。離れのトイレも使用可能。個人的には和式はツライ。 【(石尾根)〜大クビレ〜△日蔭名栗山〜△高丸山〜△千本ツツジ】 \佝根はトラバースルート(ゆったり登り)と尾根縛りルート(3つの急登ピークをアップダウン)があるが、riezou先生の「尾根ね!」の一言で△坊萃蝓katsuhi88さんには「巻きは許さんー!」と聞こえたようだ(笑 ちょっと下って大クビレだが、ココは鷹ノ巣山と名栗山の中間で、この尾根で最も深い落ち込みとなる。 石尾根のリッジトップは防火線なので開けており、両側が落葉松を中心とした雑木なので、アップダウンの大きな回廊のような感覚になる。 日蔭名栗山ピークは樹のために少し眺望が見にくいが、前後の急登は湘南・奥多摩・丹沢・富士山がキレイに広がる。 高丸山の登りは更に急で仰け反るような本日1番の直登。樹林内にジグザグもあるが、あえての尾根縛りは気持ち良いヒイヒイ(^^; 急降下で尾根道に戻り、千本ツツジへは少しだけゆったりした登り。 このルートはクセになりそうだ。 【〜△七ツ石山】 千本ツツジからはゆったり下り、七ツ石小屋への分岐路から鴨沢ルートに合流する。 神社の脇からの巻き登りは、錯覚なのか妙に長く感じる上に丸い山頂標がある。 【〜ブナ坂(a)〜旧:奥多摩小屋(b)〜△ヨモギノ頭(c)】 七ツ石からブナ坂へは小刻みなジグザグの一気下り。 コルにあたるブナ坂はブナよりも落葉松のほうが圧倒的に多い。 奥多摩小屋の跡地までは登り調の緩いアップダウンで、ヨモギノ頭へは急坂となる(巻き道はあるがパス)。 【〜△小雲取山〜△雲取山】 少し下って、すぐに今コース2番目の急登となり、多くの人が雲取山で一番キツいと評価する笹の坂を登る。 道は、その尾根のピーク直下で主峰への尾根に分岐するが、ピークに続く細道が笹の間にあり、わずか1分程度で小雲取山ピークをハントできる。山頂は樹林帯だが、登ってきた尾根側に踏み出すと、ここで一番の景観が観ることができる。 主峰へは緩くて広い稜線の道となり、山頂部直下で傾斜が上がり、その上の避難小屋を更に東京都・埼玉県境側の尾根に進んでピーク。 鬼滅関連の演出は無い。正直、山好きとしては安心した(^^) 【〜(c)〜(b)〜(a)】 登ってきた道をブナ坂まで戻る。 【〜上段と下段の分岐〜七ツ石山の水場〜七ツ石小屋】 ブナ坂からは巻きルートへ。 上段の道を辿り、峻険な斜面のトラバースを辿り、いくつかの谷筋を渡り、その最後が水場だが、チョロチョロ程度で汲むには時間がかかる。湧水源にはパイプが繋がれて七ツ石小屋を潤している。 水場からは2〜3分で小屋に下る。 【〜堂所〜緑道あがり〜小袖口】 小屋からジグザグを数回繰り返し、尾根筋を巻くあたりで薄い踏み跡があり、そこから尾根縛りで行ける。非正規だがわりと明瞭な道になっている。 正規ルートに合流したら、尾根東側の樹林帯の暗めの道をトラバースしながら下っていく。 途中で、昔の作業小屋跡や朽ちた小屋があるのが、炭焼き全盛の頃を偲ばせ、かの興行成績日本新記録映画の主人公の実家に選ばれたのかな?と勘違いしそうになる。 |
その他周辺情報 | 【買い物】 近隣に商店等は全くない。 ラストコンビニは古里駅前のセブンイレブン。 【温泉】 今回は帰着時間が早い見込みなのでパス。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック:チャチャ35
靴:ツォロミー1
|
---|
感想
『雲取山で“キツメのヤバイ”山行(^▽^;』
12/27(日)は、大ヒットアニメにハマっている大人たちと、その主人公の故郷を訪ねました(^^)
石尾根からのアレンジルートは尾根縛りのキツメのアップダウンだけど、冷気の中でもアツアツなテンション!
スケルトンの季節は尾根筋を煌めかせ、海から幾重もの山脈と富士山が見渡せる眺望に頬が緩みっぱなしな1日になりました(^O^)
雲取の山々は以前のままの美しさで、アニメで有名になっても何ら変わっていない(^^)
ただ、ファンっぽい人を数人見掛けたが、登山には縁遠い速度・装備で登ってきてことがちょっと心配だな・・・
ちなみに、私は「鬼滅の刃」を未読で未視聴。3世代で楽しめる作品なので、私タイプは希有だそう。
職場のちょっと年下のメンバーもそうで、家族から「読みなさい!」と本を渡されており、これを「キメハラ」と呼ぶのだそうな(^◇^;
【山行記】
見上げてキノコの尾根道は絶景への発射台
デコボコの回廊は息切れと歓声が混じり
オレンジ色の海から峰々が踊り上がり
尾根たちが幾重もの色濃い波になり
富士山がぷかりと浮かぶ島になり
南の山々が白い歯を見せニヤリ
見上げれば笹の頂がふんわり
見下ろして落葉松の尾根道は大洋への飛翔台
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:588人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する