ユニ石狩岳 〜三国峠から 展望の良い稜線歩き〜

2013年04月06日(土) [日帰り]

• GPS: 07:22
• 距離: 10.1km
• 登り: 1,149m
• 下り: 1,151m

コースタイム

9:25　駐車地点
11:05　稜線（Cot.1676）
12:30　Cot.1706
13:40　ユニ石狩山頂
15:30　Cot.1706
15:55　稜線（Cot.1676）
16:45　駐車地点

天候

晴れのち、曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三国峠ヘアピンカーブの路肩に駐車。
道路にはみ出さずに駐車できる。
3、4台駐車できるスペースあり。

写真

4/6 9:27

後輩Kが久々に出張から帰ってきた。山歩きを誘うと、問題ないようで、天気の良さげなところに行くことに。
北鎮かユニ石狩を提案すると、よりイージーな方が良いとのことで。距離が少しだけ短そうなユニ石狩に決め、三国峠を目指す。
写真は駐車帯にした三国のヘアピンカーブ。写真には写っていないが、路肩が広く、十分に車を停められるスペースあり。

4/6 10:04

そして、後輩K。
この前、一緒に歩いたのが2月の仁頃山。
かれこれ、2か月ぶりの山行。

前の仁頃山で聞いた時と同様、出張先では山には行っていないよう。街歩きで体力を養っているそう。出張ばかりで可哀想だけど、それなりに楽しんでそう。

ちなみに雪質はザラメ。
スノーシューもあまり沈まず、歩きやすい。

4/6 10:13

針葉樹林を抜け、ダケカンバ帯に入ると、右手に美しい稜線が見えてくる。
前に歩いた稜線だ。
鋭角に尖るのは1643か？
カッコ良い。

4/6 11:01

そして、稜線直下。
後ろを振り返ると、
クマネシリ山塊と三国のヘアピンと後輩K。
ナイスなバランス。

標高1400付近から、雪質が変わり、乾雪がいま融け出しましたというような雪質に。
こういう雪はスノーシューに玉になってくっつきやすいのだが、ワックスを塗ったおかげか、シューには付かなかった。

4/6 11:10

稜線のCot.1676に到着。

この稜線、やはり綺麗。

写真は、三国山へ向けての稜線。

4/6 11:10

こっちは、クマネシリ山塊と、ヘアピンカーブ。

前にニペ登った時に比べると、クマネシリは緑が目立つようになったと思う。

4/6 11:11

屏風とニセイカウシュッペ。
今日はニセカウも良い山日和だったよう。

4/6 11:11

そして、表大雪。

4/6 11:11

ニペソツ山とウペペサンケ。

4/6 11:23

一休憩して、ユニ石狩へ向けての稜線歩き。
やっぱり稜線写真は、モデルがいると映えますね。
後輩Kさん、ありがとうございます。

稜線上は強風。気温がほどほどあるので、バラクラバは必要ないが、ジャケット着込んで歩く。

4/6 11:30

どこを撮っても、綺麗。

石狩山地は山の形成のされ方が日高山脈と同じで、褶曲山脈というらしい。褶曲というのがこの綺麗な稜線を生むのだそう。

4/6 11:34

ここだったか、もう一つ先の急登だったか、
その手前で、アイゼンに切り替える。
ちなみに稜線上の雪は、北斜面がクラストしていて、南斜面は柔雪だった。

4/6 12:22

稜線歩きの最中は、ずっと展望が良い。
ニペ、ウペペがかっこよい。

ウペペは雲がかかってきた。

4/6 12:22

ニペをアップで。
雪を纏ったその姿は要塞の様。

4/6 12:27

後輩Kと稜線。
南斜面は雪が柔らかく、踏み抜きやすい。
北斜面はクラストしていたので、できるだけ北斜面を歩いた。

4/6 12:32

Cot.1706からの眺め。
ここからコルに下って、痩せた稜線を歩き、ユニ石狩へというルートが見渡せる。

この道程、やる気になります。

4/6 12:55

コルへ下降し、痩せた稜線を歩く。
右へ左へ雪庇が形成される面白い地形。

4/6 13:12

痩せた稜線通過後、後ろを振り返ると、こんな感じ。

この先に、クラストした急登があって、行くかどうか迷ったが、南側へ巻くと、ちょうど良い堅さの雪となり、南から登った。

4/6 13:27

振り返って、歩いてきたルートを確認。
カッコ良し。

ここで、奥のクマネシリには雲がかかり始める。

4/6 13:34

急登を越して、
あとはなだらかな稜線をユニ石狩へ。

4/6 13:43

13時40分、念願のユニ石狩山頂へ到着。
石狩、音更が近く、すごいすごいの連呼。感嘆の展望。


ちなみに、山頂標識が出ていませんでした。

4/6 13:43

ニペ、ウペペは残念ながら雲の中。

4/6 13:43

表大雪が。
少しは近くになった？

4/6 13:44

北大雪も一望できる。

4/6 13:44

ニセイカウシュッペをアップで。

4/6 13:44

武華、武利は重なって見える。

4/6 13:49

圧巻。
石狩岳、音更山。
ド、ドーンという感じ。
来てよかった。
後輩Kもこの景色をみて、感動していた。

4/6 14:17

山頂出発が、14時くらいになってしまい、
ヘッドランプ山行やら、雨が降り出さないか気になりながらの下山。

4/6 15:56

途中、完全にガスに包まれ、雨が降り出さないかと思い、降る前にと防寒着を着込む。

4/6 16:05

最後の下り。
尾根途中で、霧雨には遭ったものの、なんとか濡れずに下山。この時期の雨は命取り、重々注意したい。

帰りは、北見の板門店で、目丼＆焼き肉を食べて帰ろうかと思ったのだが、店が開いていない。19時に行ったのだが、早すぎたのか？その後、南門へ行くと、予約でいっぱい。最終的に赤とんぼで落ち着いた。ここの焼き肉もまた旨かった。

お疲れ様でした。

4/6 11:08

4/6 11:24

4/6 12:28

4/6 12:32

4/6 13:03

4/6 13:03

4/6 13:27

4/6 13:31

4/6 13:49

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-620 オリンパス

感想

ubejin

主な感想は写真中にコメントいたしました。

photosynthによる360度パノラマは以下から。
Cot.1676からの眺め


ユニ石狩岳山頂からの眺め

コメント

h2013m

そこから出発すればいいのですね。
　峠からは遠いと思ってましたが、そこから出発すればいいのですね。
　でも全然イージーじゃないですよ。
　
　しかし本当に美しい稜線ですね。今回はニペも見えているし。

　Ｋさんは出張終わりですか？

ubejin

後輩Ｋは、また出張に旅立つそうです。
片道5�劼�らいで仁頃山の尾根歩きと同じくらい、
と少しどころか大いに鯖を読んで？説得しました（笑）

意外と距離が短くて、クラストしてなければ簡単なんでしょうが、標高が高いところはまだまだ冬といった様子。
帰りに雲がかかってからは、更に気温が下がったようで、登りで雪が緩んでいたところがモナカに変わっていました。
まだ冬が楽しめるので、嬉しいですが、少しばかり難儀しました。

このルート、眺望良いし、ほんとにお薦めです。
今回、1676の直下、雪崩れる様子はなかったので、
もしかすると、1676と1643の間の谷も、狙えば、雪崩の心配することなく滑れるのかもしれません。