十勝岳
- GPS
- 05:12
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,086m
- 下り
- 387m
コースタイム
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
朝起きるとニュースは今季初の氷点下30度以下などと言っており、経験したことのない寒さだが、天気は良いので予定通り出発。三段山と同様、滑走者が多い前十勝まではトラバースのトレースがあったが、そこから十勝岳方面へはトレースなし。しかし十勝岳避難小屋まで行くと、望岳台からの登山者と思われるスキートレースがある。しかしここで皆引き換えしたのか、ここから先は一時間ほど先行していると思われるツボ足登山者の歩行トレースしかない。稜線付近は厚い雲に覆われて中々厳しそうだが、先行者もいるので頑張って進む。
前十勝だけとの鞍部からガスに覆われホワイトアウト、十勝岳の上部はだだっ広い雪原が広がっており、視界がないとルートファインディングが難しい。わずかに確認できる地形とGPS、そして道標のサポートで進む。目出帽の口回りは呼吸の水蒸気が即座に冷えてガチガチに凍り付き、まつげには氷がぶら下がる。
硫黄で黄色になったシュカブラ帯に入ると、十勝岳ピークまでの最後の登り。途中でスキーをデポするが、アイゼンは不要でツボ足登行。出発から四時間時なんとか登頂。
下りは早くもトレースが消えかけていたが、GPSがあるので問題なし。と思いきや、途中でスマホが寒さでシャットダウンしたので、機械便りではいけない。ホワイトアウトの中、無事にスキーを回収して虚無の中を下る。
前十勝との鞍部まで戻ると、下部は打って変わって平和な好天。雪化粧した富良野平野を眺めながら、絶景のパウダーランを楽しむ。
厳しさの先に素晴らしい景色を楽しむことができ、思い出深い大晦日となった。
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