(過去レコ)和名倉山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,353m
- 下り
- 1,356m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
奥秩父の仁田小屋尾根から和名倉山へのルートの存在は、はっきり覚えている訳ではないが一昨年頃、山の話をしていて誰かから聞いたような気がする。
昨年秋、雲取林道が通行できるかどうか、秩父市役所大滝支所へ問い合わせると土砂崩れで通行止め、今回も事前に問い合わせると通行可能とのこと。
ついでに、仁田小屋経由の和名倉山へのルートについて問い合わせると、有志の人達によるものであり、役場としては把握していないとのこと。
山行に当たって、奥秩父の登山地図と、昨年行くつもりでネットからプリントしていた紀行文を持参したが、これがとても役に立った。
ネットの紀行文の日付は一昨年(2006年)6月8日であり、内容が少し違っている所もあった。
大洞橋から先の林道は未舗装で荒れ果てていた。かっては短い期間ではあったが、林道終点まで普通車で入れたことがあった。
大洞橋から15分ほどで、林道の山側に『ふれあいの森林』と書かれた案内板があり、ここが仁田小屋尾根への取り付きである。
微かな踏み跡を辿ると小さな流れの対岸に仁田小屋が建つ。
ここから上は明瞭な尾根で、地形図1405m付近からは猛烈な笹薮だった。
笹がトンネル状に繁茂していて、身をかがめて通り抜ける所も随所にあったが、道形そのものは地面に明瞭に付けられていた。
大洞ダムからのナシ尾根ルートと合流すると10分少々で和名倉山頂上である。
和名倉山は他県との境界を隔てない純粋の埼玉県最高峰でありながら、一般的な登山道は山梨県側にあるばかりでなく、山梨県側の呼称である白石山と呼ばれることも多い。埼玉県民はそういうことに関心を示さない県民性なのだろうか?
雲取林道は、2014年頃から鮫沢橋から奥が土砂崩れで通行できなくなった。
和名倉山へは秩父湖からの二瀬尾根、川又からのヒルメシ尾根からも行ったが、当時はどのルートも猛烈な笹薮だった。
ところが、2012年10月、SNSで誘われたSさんと一緒に二瀬尾根ルートで行った時には広大な範囲で笹枯れ現象が見られた。
森林軌道跡の水平道は笹が覆い被さって歩行が大変だった。
笹がすっかり枯れ果てたことで、元々のルートがかえって分かりにくくなっていた。
当時、道形以外は道標も目印も全くなかったが、その後はこのルートを歩く人が増えたのか、道標が設置されるようになった。
鮫沢橋から大洞橋まで1時間の歩行を余儀なくされたとはいえ、仁田小屋ルートは和名倉山への最短ルートに変わりはないと思う。
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