【無風静寂の高見山】桃俣〜天狗山〜北尾根〜高見山ピストン
- GPS
- 05:20
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 736m
- 下り
- 731m
コースタイム
天候 | 曇天なれど微風/無風で過ごしやすい日でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪10cm〜50cm、チェーンアイゼン着用。標高1000m以上では30〜50cm程の為、ワカン着用。 GPSログの登りの標高790mまでのルートは登山道ではありません。 |
写真
感想
この2日、雪山を堪能していたので、あまり考えてなかった3連休最終日。朝、起きて「お天気ナビゲーター」をチェックすると高見山が午後から晴れ間もあり風が弱いという予報、これはチャンスと高見山へ。
駐車場では9時を過ぎて他車なし、今日はこのコースは自分一人のよう。
まずは帰りは別の尾根からバリルートで下山しようかと考え、下山想定付近を偵察へ。沢の渡渉ができなかったり、地形図にない崖で着地できなかったりするのは嫌ですからね。2万5千地形図にある旧登山道跡も探してみるが、痕跡も見つけられない。
朽ちた山の神の祠を発見した地点から適当な尾根ルートを桃俣登山道まで上がります。雪が少なく落ちている杉の枯れ枝に引っかかりやすい状況。これでは自分の場合、バリルート下りでまず間違いなく転けます。
この時点で下りのバリルートは諦めた。もう少し雪がある時に又考えます。
登山道に合流し、天狗山につくと昨日と思われる足跡がひとつ。徐々に霧氷の世界に入っていく。山頂に近づくにつれ、稜線の風が弱くなっていく。予報の通りだ。寒風吹かない稜線は暑いくらいで汗をかいてしまう。足を止め、霧氷に見惚れていると音が一切聞こえていないことに気づく。全く風の音がないのだ。この無音の世界を体験するのは久しぶり、霧氷無風無音の白い世界にしばし浸る。
三峰山からの稜線と合流する地点以降は、積雪も深くなるが、ワカンなら足抜けしやすく快適。青空も見られるようになってきた。
北尾根コースは、高見山を登る人の1割も利用しないのではと思うほどのマイナールートだが、霧氷の合間から山頂を見ることができる良いコースだと思うのだが…
誰にも合わずに着いた山頂には10名程の登山者、無風の高見山で皆さんのんびりされてました。私も山頂展望台で大峰大台の山々を見ながらカップスープにクロワッサンを。
帰り、ワカン着用でバージンスノーに足跡をつけていると登山者に出会う。なんと三峰山から縦走してきたとのこと、帰りの方法が気になり尋ねると自転車をデポしていてそれで入山口まで帰るとのこと。自分も考えたことがあるルートだったが、雪山シーズンにそれをする発想はなかったので大いにビックリ!素敵です。
その後は桃俣登山口まで登山道を歩く。登山道に人の足跡はなかったが、動物の足跡はずっと登山口まで続いていた。
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