The day!〜平湯から十石山〜パウダー祭り2
- GPS
- 07:26
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,250m
- 下り
- 1,235m
コースタイム
天候 | 雪〜曇り〆は晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢はほぼ埋まっていましたが、割れている箇所も残っています。 |
その他周辺情報 | 平湯民族資料館 |
写真
装備
個人装備 |
水
食糧
行動食
バックパック
使い捨てカイロ
アンダーシャツ
アンダータイツ
シャツ
パンツ
ダウンジャケット
靴下
ウインドブレーカー
ピンチ缶
ヘッデン
予備電池
メガネ
GPS
笛
コンパス
ナイフ
非常食
タープ
無線機
スリング
予備インナーグローブ
保温ボトル
防寒グローブ
ビニー
バラクラバ
ハードシェルジャケット
ゴーグル
オーバーグローブ
アイゼン
ビーコン
ゾンデ
スキーヘルメット
スキーシール
スキー板
スキーアイゼン
シャベル
シールメンテキット
兼用靴
ウィペット
ウエストバッグ
ウェラブルカメラ
|
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感想
前日に上越から戻ってきて、平湯に立ち寄ることにした。
メンバーはいつも見る方や久し振りの方でわいわいがやがやでスタートする。
皆さんも前日に大崩山を登ったとこですが、この日は前夜降り積もった雪とノートレースでラッセル必須の予感。
条件はあまりよろしくないので山頂は無理?かもとスタートするが、この面々でそんなことは全くなかった。(笑)
これだけの人数がいたので、ほんの少しずつ先頭を回して行くが、次第に俺が俺がと先頭でラッセルしていく達人多数。(笑)
予想外に稜線へ早く上がった。
天気も回復し、大展望が広がると皆「お〜っ」と声が出る。
最後に登ってきた☆さんを迎えて小屋横でシールを剥がし、滑り出す。
北斜面のオープンバーンに入ると皆声高らかに滑り、夢中になって落としすぎる人も多数。(笑)
平湯ドライパウダーを満喫し、雪の増えた中間の沢もほぼ自動運転。
最高のメンバーと最高の雪で最後のショートカット斜面も滑り終え、最後は皆で寒い温泉で💦を流し、再開を誓うのであった。
平湯パウダー祭り2日目は鉄板パウダーの十石山からわさび谷。昨夜の降雪で20冂度の新たな積雪でいきなり、駐車地確保と靴ラッセルからのスタートだが、今日の豪華メンバーは年甲斐もなく、我よ我よと先頭に立ちたがる、強者だ。どんどんラッセルして突進してゆく。わさび谷に入るとさらに雪深く、上部滝のトラバースポイントは雪崩警戒エリアだが、先頭の3名が後続を引き離しラッセルして行く様はまさに弾丸であった。後続は大きく引き離され、諦めて途中でお茶をしていたり・・・当初は山頂は難しいね〜と言っていたのは、全く嘘で、稜線11時過ぎ、山頂12時過ぎの楽勝パターンであった。スタートが6時過ぎていたにもかかわらずだ!なんという中高年パワーか・・・滑走は極上パウダーは当たりまえ。平湯独特のドライパウダ―斜面を羽の生えた老体たちは、我よ我よと落ちてゆく(一人だけちょっと若い!)。気が付けばすぐに駐車地であった。時間は1時30分ちょい。下りは1時間半くらいだったか・・。昨日同様、冷たい温泉につかり目を覚まして(笑)明るいうちに職場に到着でき、これまた感無量である。山スキー万歳!
ながーいながーいだらだら動画はここ
祭りの二日目の朝、安房峠ゲートに向かう道中は20cm程の積雪に覆われて今日の山行が楽でない事を予感させる。
ゲート前は除雪が届いておらず、除雪作業の邪魔にならないように出来るだけ端に寄せて縦列で駐車。
続々と集まる今日の参加メンバー。
さすが祭りだ、さすがJUNDrさんの求心力だ。
揃った9名、JUNDrさん、☆さん、T中さん、O田さん、N田さん、YSNBさん、ktn92さん、雪豹さん、私。
一人を除いて実力者ばかりだ、一人とはもちろん私だが。
皆でスタートからラッセルだ。
結構な積雪量だが、このメンバーは強い。
停滞すること無くグイグイとトレースを延ばす。
時折トップを回すのだが、YSNBさんトップ、セカンド私の場面で私が置いて行かれてYSNBさん独走状態になる。
とんでもないパワーだ。
沢に入ればルーファイパズル。
ここではO田さん、N田さん、ktn92さんが沢ルートと尾根ルートを双方構築、私は登りで沢ルート、滑りで尾根ルートを通過したが、尾根ルートは滑りやすいルートが刻まれており流石!
急登に差し掛かると、下部ルンゼでT中さんのパワー炸裂、凄い勢いでトレースを延ばす。
まったくついていけず、圧倒されるばかりだ。
一旦緩斜に乗った時点で、今度はYSNBさん、O田さんがラッセル隊長だ。
またまた爆走が止まらない、稜線下乗越しまで突っ切っていく。
雪庇際で山頂を眺め佇むT中さんの姿、稜線中腹でバーボンをあおるYSNBさんの姿に「やってやったぜ」という漢を見た。
意外なほどの行程の進捗に十分余裕をもって、天候にも恵まれた事もあり天国な山頂に到達。
十石山とそこから眺める峰々がJUNDrさんの復帰を「お帰りなさい」と祝っているようだった。
さて滑走だ、☆さんも合流し皆で滑りだす。
最高の条件が整ったこの日、歓喜炸裂だ。
私も(自分なりに)思い切った滑りで頑張る。
JUNDrさん、T中さんに前後を支えられ、ktn92さん、皆さんに見守られて安心して滑れる。
お世話になり心底ありがたかった。
先生は昨日今日の両日が北ア再デビューと銘打たれたが、私にとってもこの日が本当の山スキースタートの日になった。
忘れられない二日間を過ごせたことを幸せに思う。
そして、山の〆はあの風呂だ。
昨日あれだけ「もう来ない」といっていた地獄風呂。
でもやっぱり向かってしまう我々みんな懲りないojinnなのだった。
コメント
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皆いい歳こいて、俺が俺がとラッセルを奪い合う、ティーンエイジャーのような鼻息でしたね〜。メンツ、コンディションとも最高でした。またよろしく〜。
いや〜〜皆、どこにその力隠してたん??余裕あり過ぎて、沢と尾根の2ルート作るとか・・・考えられんな〜〜(笑)
お疲れ様でした、ありがとうございました。
最強のメンバー、最高の天気、最高の雪、全て最高
こんなに幸せでいいんだろうか?なんて思う山スキーでした。
正にThe date!でした。
この日を最高と言わずいつが最高だ?と。
でも皆さんとなら次の山行も、その次も、いつも帰ってきた後で「今日は最高だったよね!」と言えると思うのですよ。
JUNDrさん、こんにちは。お久しぶりです。大崩山と十石山を連日登って滑り下りられるのならもう復活間違いないですね‼
ktnさん達も上越の帰りに大崩山と十石山というのも凄いですが...⁉
hareharawaiより
hareharawai様、お久しぶりです。大人の?家庭の?事情や膝の不調などで、しばらく山から遠ざかっていました。心に悪いと思い、皆様の記録もほぼ見ていませんでした。申し訳ありません。今シーズンから本格的に復帰しようと思い、山スキーチームに合流いたしました。最近は大人数でわいわいガヤガヤが楽しく思います。また何処かでお会い出来る日が来ることを期待し、これからも宜しくお願いいたします。なおktn92さんの機動力や体力は毎年向上しておりついて行けなくなりました(^_^;)
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