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Yamareco

記録ID: 2858554
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

(過去レコ)北岳

2005年10月02日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
25.5km
登り
2,476m
下り
2,331m

コースタイム

日帰り
山行
10:35
休憩
1:10
合計
11:45
0:05
0:05
40
0:45
0:45
145
5:15
5:35
80
6:55
6:55
25
7:20
7:50
25
8:15
8:20
60
9:20
9:30
140
山行記録公開=2021年1月
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2005年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車

感想

一昨年の夏山シーズンに南アルプス林道で土砂崩れがあり、一昨年〜昨年は夜叉神峠から奥は車は通行不能だった。
その間、奈良田〜広河原間はバスで入れた。
復旧工事は完了したが、マイカーは通行禁止となり、芦安〜広河原はシャトルバスで入ることになった。

今回は、後から考えたら無謀ともいえる夜叉神峠から広河原まで徒歩で入るつもりで夜叉神峠へ車を置いた。
相当時間が掛かることを覚悟して、夜叉神峠には23時過ぎに着いた。
ところが林道ゲートには乗り越えられない高さの頑丈なバリケードが設置され、中年女性の監視員が立っていた。
徒歩で入るのでゲートを開けてほしいと頼んだが、頑として聞き入れてくれなかった。
仕方がないので夜叉神峠越で行くことにした。

夜叉神の駐車場から峠までは登山者が多いのでいい道だが、峠から南アルプス林道西口への下りではガレ場があり、踏み跡の分かりにくい所もあった。
林道へ下ると上空は満天の星空で、トンネル以外ではライトを消しても歩けた。
ある程度歩いた所に広河原まで8.4劼判颪れた表示があり、「ええっ、まだ2時間以上も掛かるのか!」と心の中で叫ぶ。
多分、夜叉神〜広河原間は10勸幣紊△襪世蹐Α
林道は全区間舗装され、トンネルの天井も水滴が落ちないように鉄板が張られていた。
沢を渡る大きな橋ごとに広河原までの距離が表示されていた。
広河原手前の長い橋(ゴウロ沢の橋)の両側にもゲートがあった。
3時10分、やっとの思いで広河原に着く。夜叉神峠越をしたので4時間近く掛かった。
アルペンプラザ脇の水場でたっぷり水を飲む。

北岳へは草すべりから肩ノ小屋経由で行く。
下りは八本歯ノコルから大樺沢沿いに下るつもりだった。
広河原へ着いた時、万歩計を見たらすでに2万歩を超えていた。
ずっと急ぎ足で歩いていたためか、登山道では異常なほど足のだるさを感じ、とうとう二つ目のベンチで腰を下ろして休んだ。
疲れを感じて腰を下ろすのは、2003年5月の笈岳以来だった。
20分休んで月餅と饅頭を食べ、スポーツ飲料を飲む。

登るにつれ、バットレス上部にはガスが掛かっているのが見えるようになる。
その後、時間とともに下の方から消えている感じで安心したが、小太郎山分岐に着いた時には、仙丈ヶ岳は中腹から上は完全にガスの中だった。
北岳も肩ノ小屋から上はガスで、風が大変強くて寒かった。
小屋より下では富士山や、ガスの掛からない鳳凰三山が見えていた。

8時15分北岳登頂、展望皆無。ガスが消える気配はないので、5分で下る。
この時点では間ノ岳も行く予定だったが、北岳山荘方面と八本歯ノコル方面との三差路で、間ノ岳は諦めて下ることにした。
9時間以上歩いて疲れていたことよりも、ガスで展望皆無なのに行くのが馬鹿馬鹿しくなった。
八本歯ノコルを境に、その下にガスは掛かっていなかった。
風もほとんどなく、紅葉が綺麗だった。

11時50分に広河原へ下山し、夜叉神までバスに乗る。
下から見上げると、バットレス中腹に掛かったガスと色付き始めた紅葉が綺麗だった。
10月とはいえ、この日、関東以西は30度を超える暑さだった。

【歩数=45,470歩】

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