(過去レコ)甲斐駒ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 2,412m
- 下り
- 2,397m
コースタイム
- 山行
- 11:50
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 13:25
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
感想
北岳の登山口、広河原へは昨年からマイカー規制されるようになった。
北沢峠へ行くのがちょっと不便になった。
膝の痛みが凄く心配で、もし痛みがひどければ北沢峠へ下り、山小屋に泊まることも考えていた。
三足目の登山靴を購入したのを契機に、靴屋で膝痛対策用の足底板を作ってもらい、今日初めてその靴で12時間以上歩いた。
サポーターで膝を固定し、痛み止めの薬を定期的に飲んだので、足底板の効果がどれだけあったかは分からない。
新しい靴は上りではかかとが靴擦れしたが、下りでは全く問題なかった。
天気は予報ほど悪くなく、雷雨を覚悟でレインウェアを持って行ったが、終日雷雨にはあわなかった。
標高差が2192mもあるので荷物を軽くしようと、デジカメとラジオは持たず。
真夜中の0時45分に神社手前の駐車場を出、神社までは5分ほど。
神社で二礼二拍手一礼し、安全祈願をしてスタート。
吊橋を渡って山道に入ったが、標高差が2000m余りあると言うのにどうなっているのだろうかと思うほど、平坦で歩きやすい道が延々と続いた。
笹原の斜面の樹林帯が刃渡りの下まで続く。
露岩の急傾斜には鎖を張ってあったが、片手にストック、片手に懐中電灯で、鎖に掴まるほどではなかった。
下界では市街地の明かりが綺麗だったが、夜空に星明りは見えなかった。
地図の刀利天狗(現地表示は刀利天)で夜が明け、水と食料で20分休憩する。
黒戸山を巻いて鞍部へ下る途中の五合目小屋は立入禁止の表示、地図に廃業とある鞍部の屛風小屋は建物が綺麗に取り払われていた。
ここから鎖や梯子が連続する急登が所々にあった。
梯子場では中年の単独行女性が後ろ向きになりながら下って来た。
15分ほど立ち話をしたが、美人で好印象。春日部から来たと言い、北沢峠から上がって昨夜は七丈小屋に泊まったとの事。一人が気楽でいいと言っていた。
七丈小屋は入口が開いて奥まで見えていたが、静まり返って人の気配はなかった。
地図にある石の鳥居は崩れ落ち、石柱だけ立っていた。
七時間少々で8時丁度に登頂。
時々雲が掛かりながらも南アルプスは塩見岳まで見え、八ヶ岳全山、薬師岳の彼方に富士山も見えていた。
アサヨ峰と鋸岳は雲が掛からず、ずっとよく見えていた。中央アルプスは微かに見えていたが、秩父連峰は全く見えず。
空は全体に曇りがちだが、時折薄日も射した。
北岳、仙丈に掛かった雲が消えなくなったので下り始める。
下山し、神社の泉で手を洗ったり冷水を飲んだりしてから駐車場へ。
心配だった膝はひどくはならず、非常に達成感&満足度の強い山行だった。
【歩数=36400歩】
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