乗鞍 摩利支天岳から滑り台
- GPS
- 04:56
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,282m
- 下り
- 1,264m
コースタイム
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 4:59
天候 | 晴れ 山頂爆風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【ゲレンデ〜ツアーコース終点】 ・かもしかゲレンデ中央左側を直登。かもBからかもAにトラバーストレースあり。 ・位ヶ原急登上部までトレースあり。 ・6番標識先の沢地形は、だいぶ埋まってきた。 【ツアーコース終点〜2790ポコ】 ・位ヶ原急登のヤブは登行、滑走共に気にならない。 ・摩利支天岳東面2650m過ぎから若干スリッピー。2690mクトー装着。 【2790ポコ〜摩利支天岳】 ・摩利支天岳分岐付近雪付き悪い。作業道一部雪切れあり。 ・コロナ観測所直下は急斜面でスキーでの乗り上げは緊張。 ・摩利支天岳山頂は爆風。自撮り中に一度体を倒された。 ・コロナ観測所西面から東面への移動は、板を担いで北面建物脇50儖未僚蠅鯒腓辰堂鵑蟾んだ。 【滑走】 ・コロナ観測所東側は雪がない。スキー装着場所まで10mくらいツボで歩く。 ・作業道まで岩ゴロを岩を踏みながら斜滑降で降りる。 ・滑り台はパウ〜モナカ〜パウと雪質変化。下部の樋状にはパウが溜まっていた。 ・位ヶ原の急斜面が一番雪質が良かった。 ・ツアーコースからゲレ滑走はいつも通り。 |
写真
感想
休暇を取得したので山スキーへ。行った事のない猫岳にしようと思ったが平湯は岐阜県だ。。。今はやめておこう。
ならば安定の乗鞍摩利支天岳へ。
自宅の用事を済ませて1時30分に出発。4時前には到着出来るから2時間寝て6時30分スタートと見積もった。ところが道中に色々あり1時間遅れでやまぼうし駐車場費到着。今日は休暇村から登行する為に駐車場を移動して7時50分と遅いスタートになってしまった。
休暇村ゲレンデは登りやすく、あっという間にツアーコース入口に着く。暑くなってきたのでシェルを脱ぎミドルで行動する。先行者(スキー3、ツボ1)のトレースもあり急斜面も楽々でした。先行者に感謝感謝。上部では今シーズン初めて右手の樹林帯側にトレースが延びていた。
太陽は温かいが気温低目、風も出てきたので立ち止まると寒い。位ヶ原急登を登り上げたら地吹雪も吹いているのでシェルを着てフードを被る。トレースは強風にかき消され、先行者の姿は目視する事が出来ない。肩の小屋方面、摩利支天岳の南東面、滑り台にはトレースは無いので富士見岳方面か剣ヶ峰に向かったのかな。
滑り台の南側から南東斜面を観察しながらアプローチする事にする。斜面はモナカっぽいので滑るには苦労するかなと思いつつ高度を稼いでいく。
ふと剣ヶ峰方面を見ると大雪渓から朝日岳の斜面を登っている人がいた。
2650くらいからややスリッピーになってきたのでクトー装着。南東斜面を落としてくるスキーヤーと少しお話したら、上部はパウだが結構なモナカで滑り難いとの情報。上部で滑り台側に出て雪質を確認するとパウ&ノートラックだったので滑走は滑り台にする事とした。
2790ポコに着いて滑ろうかと思ったが、時間も余裕あるし摩利支天岳の山頂に行く事にした。その結果、滑り台のノートラックを取られても仕方ない。
摩利支天岳まで作業道をクトーを装着したまま歩く。山頂直下には土留めの段差があるので、段差のない所から登り上げる。急斜面なのでジグるのに緊張しながら摩利支天岳登頂〜。
いきなり爆風が襲ってきた。
景色をパシャり、貸し切りなので自撮りをするがカメラがすぐに倒れてしまう。一度強烈な爆風に煽られ自分も転倒してしまった。
コロナ観測所の西面から東面に移動するのに建物北側の幅50儖未療變韻畩紊鯤發のだが、担いだスキーが爆風に煽られ途中から進めなくなる。土留めの石垣にウィペットをねじ込み体を固定するが転倒しないようにするので精いっぱいだ。しかたなく這いつくばりハイハイで通過した。
東面に出ると雪がない。10m程高度を落として滑走準備。周りは岩ゴロだが何とかなる。雪を繋ぎ岩を踏みながら作業道に降りる。絶対にアイゼンで降りた方が早く安全だな。
作業道の雪切れ箇所もスキーのまま通過し、2790ポコを巻いて滑り台に出る。そこは何とまだノートラックの面ツルが残されていた。
GO〜。
出だしは雪質を確かめながら慎重に。上部はパウで快適〜優しいモナカへと変化する。スキーを縦に落とし込みながら滑る。中間でシュプールを見上げ快感に浸る。登ってくる単独スキーヤーが写真に収めてくれた。。。恐縮です。斜面の情報提供をし、そこから更に高度を落として樋状の地形に入るとパウが吹き溜まっていた。小回りターンで歓喜をあげる。滑り台を落とし終わり見上げるとスライドした3名のPTから歓声が。。。またまた恐縮です。
あまりにも気持ちがいい斜面だったので登り返してもう一本滑ろうと思ったが、今登っているスキーヤーも楽しみにしている事だろう自分一人で欲張ってはいけない。
位ヶ原の急斜面のパウは結構食われていたが残パウを頂いた。ここの雪が一番軽かったかも。ツアーコースはスキー、ボードのシュプールで祭りの後だ。皆さん歓喜に酔った事だろう。終盤の急斜面も残パウを拾い休暇村ゲレンデを滑って駐車場に出てゴール。
行きの道中はスマホを忘れ取りに戻り、車のフロントウォッシャーが出ない等のトラブルで到着時間が遅れた。山行中登りではテルモス水筒、最近ハマっているアンパンの携帯忘れでテンションダダ下がりとなり下山してしまおうかと思った。
しかしいい天気(爆風には閉口)、いい雪の滑走となり大満足の一日となった。
お疲れ様でした。
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