47座目の火打山と48座目の妙高山

1999年10月08日(金) ~ 1999年10月10日(日)

• GPS: 56:00
• 距離: 20.7km
• 登り: 1,980m
• 下り: 2,257m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:20
• 休憩: 1:00
• 合計: 7:20

9:20 笹ヶ峰バス停
9:40 0:00 笹ヶ峰登山口
12:10 12:20 富士見平分岐
13:00 13:10 高谷池ヒュッテ
13:30 13:40 天狗の庭
14:40 15:00 火打山
16:00 16:10 高谷池ヒュッテ
16:40 ビバークテント場

2日目

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:50
• 合計: 7:00

6:00 ビバークテント場
6:30 0:00 黒沢池ヒュッテ
7:00 0:00 大倉乗越
9:00 9:20 妙高山(北峰)
9:30 10:00 妙高山
12:50 0:00 燕温泉
13:00 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

1日目：金曜日の仕事を終えてのち、18時頃家を出る。JR中央線で長野に入り、駅前のホテルにて前泊。
2日目：6時半頃の列車に乗って妙高高原駅で降り、8時頃のバスに乗って笹ヶ峰バス停に9時頃到着。準備を終えて9:40に出発し、14:40に火打山山頂に到着した。高谷池はテント場が満杯、高谷池ヒュッテも満杯だったので妙高山へ向かい、黒沢池ヒュッテ手前の茶臼山山頂辺りの登山道脇でテント泊した。
3日目：テントを撤収して6時頃に出発し、9時には妙高山頂到着、13時に燕温泉へ下山した。燕温泉からは登山者5人でタクシーに乗り合わせて妙高高原駅へ出て、長野駅、千種駅を経て19時頃に帰宅できた。

コース状況／危険箇所等

　人気のコースであり、特に危険個所などは無かったと思う。

写真

　笹ヶ峰登山口からの登山道の紅葉と青空。素晴らしい山旅になりそうな良い天気である。

　テントと水を背負っているのでザックは重いが、紅葉と青空がきれいなので、あまり気にならない。

　高谷池辺りから見る火打山・・・と思うが、記憶が薄れて定かでない。高谷池はテント場もヒュッテも超満員で、入り込む余地は無さそうである。

　こちらは「天狗の庭」という場所と思う。高谷池での泊りが無理なようなので、途中でビバークすることを覚悟して、思いザックをデポして火打山に向かう。

　47座目の百名山、火打山山頂に14時半頃到着した。　記念の一枚をとっていただく。

　山頂からの眺めは後立山あたりと思うが定かでない。山頂で30分ほど過ごして下山にかかる。デポした重たいザックを背負って妙高山に向かう。

　テント場に良さそうな場所を探しつつ歩き、茶臼山を過ぎたあたりで16:30分頃にテント場を決めた。人通りが絶えるのを待って17時半ごろにテントを張った。

　翌朝4：30頃に目覚めて朝飯をつくって食べ、日の出を迎えた。今日も良い天気だ！

　10月中旬の標高2,100mはかなり冷え込んで寒く、霜柱が出来ていた。

　朝日に赤く染まった、昨日登った火打山。テントを撤収して、6時に妙高山に向かって出発する。

　しばらくすると、特徴的な姿の山小屋、黒沢池ヒュッテが見えた。こちらも超満員の様子である。

　こちらは特徴的な姿の、これから登る妙高山である。この特徴的な山容の山は、列車からでも飛行機からでも、すぐそれとわかる目立つ存在である。

　紅葉の登山道。

　振り返れば青空に浮かぶ、たおやかな山容の火打山。背後に見えるのは焼山か？今日は冷え込んだ分素晴らしく見通しが良い。

　目の前にはゴツゴツした岩山の妙高山が迫る。ここでカメラの電池が切れてしまった。寒さで能力が落ちたようなので、外して肌で温めながら山頂に向かう。

　妙高山頂上で48座目の記念写真。これが電池切れ最後の一枚となった。見渡す限りの素晴らしい眺望なのに写真が撮れないのは残念だが、良い山旅であった。

装備

個人装備

テント ガスストーブ 食料 食器 水 嗜好品

感想

fujisky

　素晴らしい天候に恵まれた良い山であった。
　久しぶりにテントを担いで登ったが、高谷池のテント場が満杯であったのには少々戸惑った。しかし、秋の夜空を眺めて、一人静かに過ごせたのはかえって良かった。
　カメラの電池切れも、素晴らしく見晴らしのよい山日和だったのに、絶景の山写真が撮れなくて残念だった。あの時以来、替え電池を2個持って歩いている。
　20年前の記憶を思い出しつつ書いてみた。鮮明に覚えていることと、全く記憶にないところがあるのは不思議な気がする。認知症が進みつつあるのかもしれない。しかし、あと5年は頑張って低山を中心の山歩きをしたいと思っている。