伊豆ヶ岳(正丸駅〜正丸峠〜伊豆ヶ岳〜子ノ権現〜吾妻駅)
- GPS
- 04:55
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 920m
- 下り
- 1,035m
コースタイム
天候 | 曇り→雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
吾野駅付近東郷神社に駐車場有(無料) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・トイレは正丸駅、子ノ権現、浅見茶屋、御嶽神社駐車場、吾野駅で確認。 ・正丸駅から伊豆ヶ岳、正丸峠の分岐以降の正丸峠への道は、場所により荒れている。 ・今回のルート全般、特に天目指峠から子ノ権現までの道では熊出没注意の看板が目立つ。 ・子ノ権現〜吾妻駅間に浅見茶屋有り。手打ちうどんが美味しい。スイーツも有り。 |
写真
感想
最近週末といえば雨、雨、雨。。。
3回も流れた山行。
今回も微妙な天気だったが、いい加減山で癒されたいと思い、多少の雨も覚悟で出発。
同行予定だった相方は当日発熱でダウン。
一人電車で秩父に向かう。
8時半に正丸駅に到着し、ホームでパンをかじりながら靴紐を締め直したりと準備をする。
トイレは駅の外。かなりキレイなトイレ。
駅を出て右手に進むと急な階段が出現。
他の人のレコで見ていたが、これは気持ちが悪い構造。
階段の向きから角度、手摺にいたるまで、全てが斜め。。。
出発早々滑落しそうだ。。。
高架下を潜って細い舗装路を歩く。
市議会議員選挙が翌日あるようで、こんな細い道でも選挙カーがいる。
静かな山歩きを期待していたが、これでは無理かなぁと思いながら歩くと最初の分岐に。
この日はかなり寒く、厚めのジャケットを着ていたが、歩くと暑くなったので、ロンTと半袖の2枚になる。
ここまで他のハイカーが多数いたものの、皆さん最短ルートで伊豆ヶ岳を目指すようで、
自分以外は皆山道へ進んでいった。
自分一人だけ正丸峠方面へ進む。静かな山歩きを希望していたので、好都合ではある。
すぐに山道になったが、熊出没注意の看板にビビる。
今日は二人の予定だったし、話ながら登ればいいかと思って鈴とか持ってないし。。。
基本的に整備されたキレイな登山道であったが、所々荒れている場所もある。
どう見ても涸沢にしか見えない場所も道であったろう形跡がうっすらとある感じ。
途中旧正丸峠の分岐があって行こうか迷ったが、午後から降るであろう雨を思うとパス決定でスルー。
階段が出てくると正丸峠まであと一息。この階段が急で汗ダラダラ。
ここは山ガールの聖地秩父。スタートして50分位で汗ダラダラの状況だけは見られたくないなと思いながら登っていると、
運悪く山ガール風4人組の姿が。。。ちょっとペースダウンしてやり過ごし、正丸峠で息を整えて伊豆ヶ岳へ向かう。
正丸峠から伊豆ヶ岳の男坂女坂まではいくつかピークを越えるものの、起伏もほとんどなく歩ける。
先ほどの山ガール風4人組もここで抜いたので、疲れた様子も見せずにすんだ^^;
良く見るとGパンの子もいたし、靴もスニーカーとかだったので、仲間内とか子供会のレクの下見っぽかった。
さて、今日の核心部、男坂。
以前は通行禁止だったと記憶していたが、通行禁止とは書いていなく、自己責任でとのこと。
実際見てみると、それほど荒れた様子もなく、危険だなとは感じなかった。
先行者ファミリーがいたので、注意して観察してみる。
両手で鎖を掴んでらっしゃる。。。岩場慣れしてないと判断して、距離をおいてみる。
落石怖いなぁと思っていると、数回落石。。。危ない。。。
自分も登ってみると、傾斜もいいとこ60度くらいで鎖も使わずいけそうだった。
ちょっとロッククライミング気分で楽しい。
垂直壁とか自分は無理だけど。。。
男坂を登りきると先ほどのファミリーのパパさんに謝られたが、お互い様だし怒ることでもない。
以前西穂で30センチ大の落石おこされた時は死ぬかと思ったけど。。。
男坂のテッペン付近はアセビとツツジが咲いていてキレイだった。
そしてここからの景色が一番良さそう。
最後にもう一つ3mくらいの岩を登ると女坂と合流。
最初この岩は巻くのかと思ってルートらしき所を進んだが、途中崩れていて通れなかった。
無理して通れなくもなかったが、滑落の危険がありそうなので、岩を登った方が良い。
ちなみに、時間的にも先行者がいると待ち時間があるので、女坂を進む方が無難。
特に子供がいる場合は女坂がおススメ。
伊豆ヶ岳山頂はそれなりにハイカーもいたが、休憩するのに困るほどではなかった。
今回唯一の休憩ポイント。
菓子パンを食べてカロリー摂取して5分休憩し先に進む。
すぐに急な下りになる。しかもちょっと滑る。
“尻餅坂”と小さな看板があった。納得。
古御岳と高畑山の間にアセビのトンネルがあったが、ほぼ散ってしまっていた。
咲いていた頃はキレイだったに違いない。
中ノ沢ノ頭までくると、休憩していないこととちょっとシャリバテ気味もあって疲労の色が。
中ノ沢ノ頭の壊れかけた看板を良く見てみると、小さく“吾野駅までちょうど半分”みたいな表示が。
ちょっと心が折れかける。
天目指峠で一度車道に出るが、ここにきてまた登り。しかも急登。。。
更には熊目撃情報の看板多数。
伊豆ヶ岳を出てからここまで、1パーティにしか会っていなく、
さすがに不安なる。
先の方で人の声が聞こえるがちょっと距離がありそう。
ちょっと頑張ってペースを上げる。姿もたまにチラチラと見えるようになった。
先行者がいれば熊に遭遇する危険度も下がると一安心して、自分のペースに戻す。
本当に急登続きで、後半には堪えるレベル。
急に開けたかと思うと、そこは子ノ権現。
下の方に巨大な両手のオブジェが見えた。
あそこまで下りる気力はもちろんない。一人だし。。。
子ノ権現で大ワラジの写真を撮ったら、目指すは手打ちうどん!
車道を少し歩くと、また登山道へと入り、20分くらい下りる。
階段を下ると下りた所が浅見茶屋。
12時半とお昼時だったし、車でこれる場所柄、待つかなぁと思ったが席は半分も埋まってなく、
お好きな席にと言われたので、座敷もそそられたものの、
一人だし、登山靴脱ぐのが面倒だったので、通り沿いのカウンター席へ。
店内も古民家らしく雰囲気が良い。
肉汁つけうどんか釜あげうどんか迷ったものの、釜揚げは猫舌にはキツイかと、つけうどんを注文。
10分も待たず出てきたが、肉汁アツアツ。つけうどんにして正解。
蕎麦派の自分にはうどんってどこも変わらないイメージがありましたが、
ここのうどんは凄く美味しいと感じた。肉汁も濃厚で最高。
雨も気になったので、早々に平らげ、850円払って外に出る。
外に出たところで店主らしき人物に声をかけられた。
電車の時間やら駅までかかる時間やら。
また、5月4日のアド街で紹介されることを教えてくれた。
これは見ねば^^
道中気を付けてと声をかけられ、ひたすら車道を下る。
すぐに雨が降り出したが、車道歩きだしレインウェアを着るまでもないから折り畳み傘で対応。
御嶽神社の駐車場を右に曲がり細い道を進むとまた山道の登り。
短い距離だったのでホッとした。
西武線の線路脇上を歩く感じで、電車好きの方には絶好の撮影ポイントのようだ。
民家脇を通り、線路上の橋を渡ると車道へ。
あとはひたすら線路沿いを歩くと吾野駅へ到着。
まる2ヶ月ぶりということもあり、けっこうキツめの山行でした。
以前は子連れでと考えていたが、子供背負っては歩きたくない距離と連続のアップダウン。
天候不良で逆に流れて良かったと胸を撫で下ろした。
ほぼ休憩無しで歩いた浅見茶屋までの4時間、やっぱり適度な休憩とエネルギー補給は必要と痛感。
まぁ、わかってやったことではあるのだが。。。
人気の山域だと思っていましたが、天気がはっきりしなかったせいか、
正丸駅から正丸峠経由の五輪山までと、伊豆ヶ岳から吾妻駅まではほとんど人に会わない状況でした。
ソロ登山の場合は念のため鈴携帯をおススメします。
来週は浅間隠山。
週末は晴れるといいなぁ。
武蔵野うどん、美味しいですよね。
コメントありがとうございます!
ほぼ同じ時間に山頂にいますね。
山ガール風4人組なら山頂に居るとき近くで休憩してたので覚えてます。
たぶん女子大生だと思いますが、楽しそうにハイキングに来てるのが微笑ましくて印象的でした(^^)
今のところ週末は天気良さそうですね!
kodeさん
コメントありがとうございます。
うどんには疎いもので。。。
そんなジャンルがあるんですね♪
勉強になります^^
本当に美味しかったですよ♪
tsundoさん、
コメントありがとうございます^^
僕が山頂に行った時、一人ロープを張った斜面を下りてましたね。
何か落としたのか、謎の行動でした。。。
この週末も晴れ予報が前日急に雨予報になったので、気が抜けませんが、
今週末も山に出かけるハイカー一丸となって、晴れるように祈るしかないですね^^;
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