第28回外秩父七峰縦走どろんこハイキング大会 雪辱ならず
- GPS
- 10:00
- 距離
- 27.7km
- 登り
- 1,785m
- 下り
- 1,705m
コースタイム
07:45 官ノ倉山CP
08:22 和紙の里
09:45 萩平丁字路
11:17 笠山CP
12:05 堂平山CP
休憩
12:15 出発
12:27 剣ケ峰CP
13:45 定峰峠
休憩
13:55 出発
14:50 ポイントG2
休憩
14:57 出発
15:25 大霧峠
17:00頃橋場バス停
天候 | 雨 霙 曇り 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り;17:00頃?橋場バス停→17:30頃小川町駅 18:04急行池袋行き→ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・笠山に入ると道はぬかるみ状態、自然林のなかに道が踏み跡で造られていました。登山道は傾斜に沿って上から下へ泥水が流れていました。 ・堂平山は雪と泥混じりのぐちゃぐちゃ状態でした。 ・小さなアップダウンが大霧山まで連続しますが、何しろ滑ります。ロープ設置されていなかったら、わたしは下りられませんでした。 ・ステンレスの手すりの設置された木段、あんなに高低差があったかな?という位段差があり、先に降りる男性が手すりに掴まり、後ろ向きに降りていたのでわたしも真似しました。 ・大霧山山頂直下の下りはロープありましたが足元はぐっちゃぐちゃ、滑った足跡ばかり目立つ急な坂でした。 ・トイレは駅、東武竹沢駅から官ノ倉山の間、官ノ倉山から和紙の里の間、和紙の里、萩平丁字路、堂平山(トイレの場所は遠い)、定峰峠、粥新田峠と橋場バス停の間。 |
写真
感想
日曜日、朝から雨。
…昨日から雨。
外秩父七峰縦走の開催日です。
何日も前から風邪をひかないように栄養を摂り、お酒は飲み過ぎず、就寝時間も夜10時頃、お布団に入ってからは七峰縦走の地図と高低差と何種類かのタイム・レコードを組み合わせてシュミレーションを繰り返し、出かけるときはスニーカー
(昨年、前日に埼京線内でハイヒールの女性に足を踏まれ、アダとなったので)で足を庇い、昨年の雪辱を果たし、42kmゴール!
を夢み、目指しましたが…
大霧山でタイム・アップ、粥新田峠でバス停へ、という結果になりました。
スタートから官ノ倉山、車道歩き、和紙の里、萩平丁字路、までは昨年よりも少し早かったのですが、笠山からいけませんでした。
笠山からぬかるみの道が始まり、参加者みんな滑って上りつらかったので抜くも抜かれぬもありませんでした。
わたしも前を行く皆さんと同じように滑り手をついてしまい、ぬかるみの中から一段上がったところへ這い上がるときに、親切な方が手を差し出してくださいました。
泥で汚れた手袋だったのに。
ぬかるみはこの笠山だけだろうな、これがずっと続いたらマズイなぁ
と思ってたら、
停滞状態の時、わたしの前にいた女性が
「わたしは今回初めて参加するんですけれど、皆さん普通にハイキング行ってる方がやはり参加なさるんでしょう?
こんな渋滞なんてするほどの難易な所じゃないですよね?」
はい〜、CP前だから混雑しているのと、ぬかるみの上りで皆さん滑るから詰まってしまうのではないかと…
「ぬかるみなんて、山でよくあるじゃない?
田んぼみたいな所、結構ありますよねぇ」
などとおっしゃる。
エッ?エエーっ?
わ、わたし笠山の今の上りの部分でさえ、あんな長く続くぬかるみ道、経験したことないんですけど…。
高尾山のぬかるみだって、ここよりどんだけマシか。
奥多摩の六ツ石の巻き道だったか、ちょっとぬかっていたけれど、一部分の話だし。。
ノロノロ状態でしたのでいきなりの冬景色をブルブル震えながら見ていました。
笠山のロスタイムを挽回しよう、と同行者にはファイトを誓いますが。。
堂平山までの間で、別の女性から
「CPの判、まだ1箇所しか貰ってないですよね。。?」
と話かけられる。
(…こんな調子で果たしてどこまで行けるのかしら。。。)
といった面持ちでした。
堂平山、最後の3分の上りを頑張れば山頂、
なのですが、
こんなにキツかったっけ?
以前、やはり粉雪が舞い始めて驚いた同じ道が今日は苦しく、なんだかどんどん追い抜かされて行く。
先に堂平山に到着していた同行者はこの先のCP、わたしを待たないで進むことに
します。
定峰峠の下りとか先に下りて、わたしが下りが苦手な事を知っているからおそらく滑る滑るのオマケ付き、わたしがどんだけ往生して下りるか、想像していたかな。
ロープがあっても、後ろの人が掴んだり離したりすると張りが変わり、いきなり力を入れなければならなくて、今右腕が痛いわたしには、その急激な力を加えると激痛が走り、少しすれば収まるのですが、それがあるから盛大に転ぶことも怖いので思い切りよく下ることが出来ません。
下り苦手意識の強いところに転んで激痛が走る怖さ、
も、どんどん抜いてくださいー、
ほんっと、スイスイ下りられる人が羨ましい。。。
ところが同行者、先に進めばいいものを定峰峠でも大霧山でも待っていてくれました。
大霧山の手前のベンチのある所で、別のふたり組が
この時間じゃもうタイムアウトだな〜、
えー、ゴメンー、アタシが遅かったからー、
という会話が聞こえたので、あぁ、わたしの外秩父は終わった、と思って強い風の大霧山でまさか待っているとは知らずのんびりしてしまい悪いことしてしまいました。
超健脚の同行者は両腿攣ったようでしたが、笠山や堂平山で私を待っていなければ寒さにもやられずにゴールできたのではないかしら、と思います。
覚えている粥新田峠に出て、橋場バス停へ。
途中、靴を洗える水道がありましたのでドロドロに靴を洗い、同じくドロドロのスパッツと雨具を脱ぎ、バス停へ向かいます。
…ずっと舗装道路かと思ったら、また土の道が現れてしまいまして、せっかくある程度キレイに洗ったのにおじゃん。
橋場バス停のスタンプを押してもらい、小川町駅に到着。
池袋行きには完走者を乗せた寄居からの乗客が乗り換えて来ます。
ガックリのふたりと目の前に達成感たっぷりの完走者。
ロング缶を開けてひとくち飲まれたら、本当に
「プハーッ」
って言ってました。
60094歩。
来年、もちろん再々挑戦します。
ただし、前日も当日も天気がいい時、に限ります!
写真からドロドロ感が十分伝わってきました
ドロドロは体力奪われますよね!!
笠山以降、凄い泥濘ですね。
千何人が歩いた後では、田圃の様だったでしょうね。
昨年私たちカッパーズも同じ場所でリタイアしましたが、コース状況は雲泥の差があります。
大変お疲れ様でした。
miketamaさん、
去年は午後から雨でしたが、今年は何ですか、季節外れの雪 そんな中、ホントがんばって歩かれましたね〜。 ドロドロ田んぼ状態もいいとこ 粥新田峠まででも充分ご立派と思います。 天気でコンディション大違いですもんね
来年は、お姉さまもロング缶で「プハーッ」といきませう
miketamaさん。こんばんは。
とにかくお疲れさんでした。
それにしても凄い泥濘。
この悪天候とこれだけの人が歩くと長靴で歩くようなコースに変身するんですね〜。
来年のリベンジと「プハ−ッ」。楽しみにしてます。
miketamaさん
万全の準備をして楽しみにしていた大会なのに〜
無念さが伝わってきます
生憎のルートコンディションで力を発揮できなかったのはとても残念ですが、
寒い雨の中チャレンジしたmiketamaさんのファイトに拍手です
お疲れさまでした!
来年こそ完歩!!
ドロドロは体力奪われるものなののですね?
けれども、完走した方も大勢いらっしゃる。
すごいなあ、強いなあ、と 感心しきりでした。
お花の写真撮っているひといませんでした、
もっともあの雨の中カメラ出すのは。。
ピンク色の藤の花を見たのですが撮れずに残念でした。
昨年リタイアした白石車庫→笠山峠からでも良かったのですが、長い舗装道路歩きの果てに広がる萩平の里の風景が何故か見たくて、最初からのスタートにしてしまいました。
jazminさん、kikkaさんが歩かれたところは単独でも訪れたことがない所なので行ってみたかったです。
『都会が雨なら山は雪』、
木の上の大きな塊の雪が頭の上に二回も落ちて来て、痛かったです!
いや〜、miketamaさんのレコ、いつも楽しげですが、今回のはなんと深刻な・・・
それでも10時間のウォークはご立派
日曜のあんな天候の中、決行されただけでも脱帽ですよ〜
悪天候、それに渋滞・行列・混雑・・・の苦手な私には絶対に真似できませぬ
来年は雨が降ったら長靴でも履いて参戦ですかね
おつかれさまでした
ShuMaeさん,
ありがとうございます。
ShuMaeさんは昨年完走のキャップ、戴いたのでしたよね
『外秩父七峰縦走』ロゴ入りのザックカバー付けて、ウエストポーチ腰に巻いて、参加賞の軍手はめているおじいさん参加者いました!
猛者ですよねー、
こういった猛者って多いんだなー、とつくづく感じ入りました。
『ロング缶』って、覇者にふさわしいですね!
はい、長靴で参加していた年輩男性見ました!
じゃっぽんじゃっぽん足を踏み入れて、ずっぽんずっぽん歩かれていて、呆然と見送ってしまいました。
わたしなんか、少しでも泥濘道を避けようとちょっとでも固まっている端があったらそっちを行くのに、全く意に介せず突き進む方もいましたので、ドロが好きな人もいるんですね。
ロング缶の男性は、坂戸駅で降りられましたからお家は近いのでしょうに、待ちきれずに東上線で単独打ち上げなさっていたようですネ。
敗退レコですのに、ねぎらって下さってありがとうございます。
まだまだ修行が足りないな、とひしひしと感じました
これからますます体力は落ちて行く一方です。
何を、
どうすればいいのか、と。
昨夜はかなり落ち込みました。
おわかりになられました?本当に楽しみにしていたんですよ。
そうですね、来年に向けて。
目標のある人生の方がいっかなっ?!
心配おかけしました、
いえ、結構面白いこともあったのですヨ。
ピンク色の雨具を着ているから女性だと思ったら小柄なおじいさんであったり、目の前で面白いようにズルッと滑る人を何十人も見ましたし。
どろんこ祭りにでも参加したの、くらい全身どろんこの若い男性もいました。
堂平山では、バーナーとコッフェル出して調理している山ガもいて、な、何をのんきに…と思いましたが縦走目的ではなく、最初からここまで、堂平山で下りると決めていて参加を楽しんでいるひともいるのを知りました。
トイレの床なんて、泥まみれの靴で入りますでしょ、
ウ○チが便器の廻りに落ちているみたいでした。
帰りの電車も17:45発の池袋行きに乗ったつもりでしたのになかなか発車しないからおかしい、なんて言ってたら、1本後のに乗り込むマヌケをしていました。
エッ?↑のこと自体、miketama相当焼きが回ってきたナって?!
mmm、まだまだ若いモンには負けません!
…って。。(^^;)
miketamaさん・・・こんばんは
季節外れの降雪で、登山道が泥んこ状態
ましてや下りでの補助ロ−プを使わないと危ない
箇所もあり、足腰まして完治していない肩に相当な負担が 大変だったと思います
楽しみが半減しちゃったのはチョット残念でしたが
ロング缶でプハァ〜〜の楽しみは後にとっておくと思えば・・・・
相方さんは優しいですね・・・ムフフ
ゆっくりお休みください・・お疲れさまでした
日頃、あまり人に出会わない山域が多いので、苦手な下りもマイペースで大丈夫でしたが、大会ともなると背後から押し寄せて来る人、人、人。
下りのロープ箇所ではいつの間にかトップ、
「もしかしてわたしが渋滞を引き起こしている?!」
怖いわ、申し訳ないわ、情けないわで雪を楽しむ、泥と戯れる、なんて全くありませんでした。
他の健常な参加者への迷惑行為としたら、本当は参加してはいけなかったのかもしれません。
相方は優しい…、、ハートマークというよりパンチマーク
叱咤激励というより叱咤叱咤。
わたしに、ハタ坊の足の回転のような足の運びを望んでいるのではないかと思います。
それにしても、多くのユーザーさんたちが完走されていて驚きと賞賛です。
靴をキレイにして、またボチボチ始めます、
またよろしくお願いします!
拙レコへのコメありがとうございました。
昨年は怪我&病気、今年は厳しい天気で残念でしたね。
山は逃げません、また来年、ですよ!
実は、笠山手前での女性の発言に大変共感をおぼえコメしようか迷っていました。
>ぬかるみなんて〜
常々、登山道は舗装路ではないから泥濘、石ころ、木の根なんかで歩きにくいのは当たり前だよな〜と思っていたところ、ストライクな発言がレコに引用されていたので実は喜んでおりました
他の方がレコで触れていますが、とんでもないバケモノみたいな人達がたくさん歩かれているので、凄い人達の歩きっぷりをまとめて見学できるだけでも参加する意義アリだと思っています
それよりも、来年は槍でも降らない限り手堅い完歩賞を取りに行くか、赤線を更に延ばすか、いまから楽しみではないですか
山は歩きにくくてあたりまえ、
本当にそうですね。
下って、上り返しがあると、
「え〜、また上るの〜?」
と ブーイング上がることなどあり、
ここは峠で、山に上・下と書くのだからアップダウンがあってあたりまえ、
などと したり顔でハッパかけるのですが、
わたしときたら下りがネックでした。
ボクちゃんには帽子は頭囲は大きくありませんでしたか
本当にお疲れ様でした!!
当日私も奥武蔵を歩いていましたが、午前中の雨(雪?)に日和って午後からにしました。
あの雨(雪?)の中でも中止とかにならないんですね。
お疲れの事と思いますので、ゆっくりおやすみください。
次こそは、三度目の正直ですね
こんばんは。
最悪のコンディションの中、おつかれさまでした
ハイキング大会というより泥んこレースですね・・・
渋滞も酷かったようで。
miketamaさんのレコ読んで目を丸くしている自分は
2年連続悪天候の前に不戦敗です。
"試合前"の完璧な調整、見習わなければ。
毎年大会の日に天気が荒れるのも不思議ですね
完走しなかったくせに、終了当日夜は軽い興奮状態だったのですが、翌日靴の泥を落としているさいちゅう、自分の力不足さ加減を今さらながら思い知りました。
ブラシでゴシゴシこすりながら、
靴のせいじゃないもんなぁ…、
とか。
また、いつでもどこでも行けるようにキレイにしてあげました。
疲れなのですが、全身軽い筋肉痛はありましたが、大持山西尾根のあと程の激筋肉痛はありませんでした!
来年のタイトルは『三度目の正直』、使わせていただきます。
ありがとうございました。
『泥んこレース』
途中で若い男性達が
「こんな天気だったら、普通に行く山だったら中止しているよなー」
「そうだよなー、大会だから参加しただけだよなー」
と 話していました。
東武竹沢駅を出発してすぐの時に係員の方が
「笠山、堂平山は雪です」
と 言ってまして、
まぁ 雪。 、とちょっとウキッとしたわたしは、まったくお目出度い人間です。
笠山を過ぎた時、首に巻いていた手ぬぐいを取ったらびっしょりに濡れていて、これも身体を冷やした原因だったかもしれません。
tabidoriさんご指摘の通り、本当に悪天候に見舞われる東武鉄道さん主催のハイキング大会!
…でも、
暑くなくてよかった
ということで完走なさる方もいらっしゃるのですから
いやはや恐れ入ります!
来年は自信を積んで臨んで、自信をつけて終えたいと思います。
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