武奈ヶ岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,325m
- 下り
- 1,325m
コースタイム
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 8:37
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ここ数日の気温の高さで積雪は極端に少なくなった。 金糞峠から武奈ヶ岳方面は雪が残るが、踏み抜きの多さに閉口する。 広谷周辺での道迷いには要注意。 |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
輪カンジキ
アイゼン
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
|
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感想
熱が冷めないうちに先週の堂満ルンゼをもう一度、と楽しみにしていたが、ここのところの気温の高さに加えて前日の雨。
雪は消えただろうと予想しながらも、念のためピッケルを持って行く。
雪の残るところもかなり弛んでいそうなのでワカンも。
あとは行ってのお楽しみ。
最近のお決まりになった琵琶湖畔、鳥居浜への寄り道。
暗い湖面を眺めてから背後を振り返り、山のシルエットに向かって歩き出す。
イン谷口まで1時間の散歩道だが、長いと感じることはない。
今日はどの道を歩こうか、状況はどうかなんて想像を巡らしているうちに着いてしまう。
案の定、山を見上げても雪は見えない。
峠を越えて谷に下りればあるだろうが、東の斜面の雪はほぼ消えてしまっている。
堂満ルンゼの取り付きもしかり。
ルンゼの登攀という楽しみは次回に持ち越しとなったが、山の楽しみはいくらでもあるので気にせず行こう。
年初のレコでryuji1700さんとdolceさんが歩かれていた武奈ヶ岳の東稜が気になっていた。
あの辺りの雪はどうだろう。 行けば歩けるだろうか?
お二人のように下から行きたいが、雪の状況が悪ければ時間のロスが大きそうだ。
武奈ヶ岳山頂から眺めた様子で決める方が間違いないだろうととりあえず向かうことにする。
金糞峠から谷に下り、今日はコヤマノ岳直登ルートを歩く。
さすがにこの辺りの斜面は真っ白で、途中でアイゼンを付けることに。
(ワカンの方が良さそうだったが、ここ数年付けてなかったので面倒がってしまった)
この冬は寒波が来て積雪があっても短い周期で気温が上がり、雪がすぐに緩んでしまう。
根雪にならないと言えばいいのか、足を受け止める雪がないので一歩一歩がズボズボ沈む印象だ。
山頂だけを見据えて急いでいると、雪に取られる足が腹立たしくて仕方ない。
次の一歩を焦るより、一足ごとに雪を踏みしめて足元を安定させる方が体力もメンタルも温存できる。
武奈ヶ岳山頂では2組の先客がいたが、ほとんど入れ違いに下山された。
北に視線を向けると、一目で東稜と長尾尾根が判別できる。
東稜はここから見る限りしっかり雪が付いている。
トレースは二本見えるが新しくはなく消えかけている。
まるでゲレンデのような広い尾根を下る。
途中でとうとうワカンを付けた。
その歩きやすさに気分を良くしながら、なんでもっと早く使わなかったのかと今更後悔・・・。
まっすぐ伸びる東稜を進み、最後の急勾配をなんとか下りきると谷の沢沿いを歩く。
いくつかの沢が合流する地形を雪が覆い、方向感覚が狂う。
雪の踏み抜きに中止しながら、ちょっと深い雪の谷歩きを楽しむ。
いつもと違うところを歩いているので風景が見慣れない。
スマホのGPSが何かの原因でSTOPしてしまっていたのでちょっと焦ったが、立ち止まって紙の地形図を広げるときの緊張感は大好きだ。
広谷からイブルギノコバ、ゲレンデコースから八雲ヶ原に出る。
ロッジ跡まで登り返し、琵琶湖を眺めながら熱いお茶とおにぎり。
ワカンを外して下山にかかる。
ダケ道を下り出すとすぐに雪は消えた。
自分にしてはかなりのハイペースで大山口まで下り、あとはのんびり比良駅へ。
先週とは違う顔で迎えてくれた比良の山。
行けば必ず楽しませてくれる山に感謝。
次回はどんな表情を見せてくれるんだろう。
dolceさん、ryuji1700さん、勝手にレコの中身をパクらせてもらってすみません。
楽しそうな皆さんのレコに引きつけられて、雪のあるうちに是非! と思っていました。
東稜の登り、長尾尾根・・・まだまだ私の知らない比良はたくさんあります。
どうもありがとうございました!
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