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Yamareco

記録ID: 2889081
全員に公開
雪山ハイキング
東北

梵珠山を思いついたルートで歩く

2021年01月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:14
距離
7.5km
登り
422m
下り
423m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:30
休憩
0:44
合計
5:14
距離 7.5km 登り 423m 下り 423m
8:57
9:02
0
11:55
11:59
4
12:03
5
12:08
12:39
66
13:51
ゴール地点
天候 曇り時々雪
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場は除雪あり
周辺含めて計20台位は停めていました
コース状況/
危険箇所等
【コース状況・危険箇所等】
447ピークから避難小屋を除いて登山ルートではありません
そもそも、全て雪の下にてトレース無ければルートは無いに等しいです
今回の経路は谷筋を含んでおり、雪崩、滑落を含む雪山のリスクが伴います

沢内沢を遡上し、旧林道は一部路面欠落がありますが、大きな問題は有りません
林道の橋から先、2つ目の堰堤を右岸から越えましたが、滑落の危険があり、落ちれば怪我の可能性がある高さです
3つ目の堰堤は突破困難のため右俣の沢を遡行し、二俣から沢に挟まれた尾根を選択しました
一部細尾根となっており、注意を要します
447ピークから梵珠山山頂までは登山ルート上ですが、ピンクテープなどは薄いためあてにはなりません
基本は尾根通しです。吹き溜まりを避けて歩いたためトレースが西寄りになりすぎて途中で修正しています
釈迦堂山から先もコンパスで方位を定めて歩くかGPSが必要です
一部ピンクテープと旧登山道らしい跡がありますが、雪のためハッキリしない部分が散発します。
分岐から先は沢沿いに下りるルートは不明瞭となっており、下りやすい斜面を見定めて下る必要がありました
下部は道の残存がありますが、一部崩落などがあります

※梵珠山の北東斜面を下りきるのはやめた方が良いですね。
その他周辺情報 ビジターセンターは開設されており、トイレが使用可能です
簡易的なスノーシューが借りられます
ビジターセンターからスタートです
2021年01月31日 09:04撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/31 9:04
ビジターセンターからスタートです
今日はスノーシュー
久しぶりー
2021年01月31日 09:04撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
1/31 9:04
今日はスノーシュー
久しぶりー
外に仮設トイレもあります
靴を脱ぎたくない方用かな?
2021年01月31日 09:06撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/31 9:06
外に仮設トイレもあります
靴を脱ぎたくない方用かな?
最初はキレイ
道だったのが判る
2021年01月31日 09:10撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
1/31 9:10
最初はキレイ
道だったのが判る
すたすたー
2021年01月31日 09:13撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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すたすたー
一部は林道跡が崩落し
トラバースがキツイところもあるけど
まあ、何とかなる
2021年01月31日 09:30撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/31 9:30
一部は林道跡が崩落し
トラバースがキツイところもあるけど
まあ、何とかなる
これは谷上部の林道跡
コンクリートで補強した跡が見える。
その他にもポコポコ堰堤がありますが
地形図には出てこない堰堤です
2021年01月31日 09:34撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/31 9:34
これは谷上部の林道跡
コンクリートで補強した跡が見える。
その他にもポコポコ堰堤がありますが
地形図には出てこない堰堤です
お、橋だ
ここで林道とはおさらば
2021年01月31日 09:42撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
1/31 9:42
お、橋だ
ここで林道とはおさらば
その先の堰堤
これが地図で描かれているものか?
2021年01月31日 09:43撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
1/31 9:43
その先の堰堤
これが地図で描かれているものか?
ふむふむ、と考えて
行ってみる事に
2021年01月31日 09:45撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ふむふむ、と考えて
行ってみる事に
第一の堰堤を越えたら
また先に堰堤が見える
2021年01月31日 09:47撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
1/31 9:47
第一の堰堤を越えたら
また先に堰堤が見える
第二の堰堤後のトラバース
ちょっとおっかない
左は落ちていて、滑落すると怪我するね
堰堤前後はスリリングだから要注意!
2021年01月31日 10:02撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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第二の堰堤後のトラバース
ちょっとおっかない
左は落ちていて、滑落すると怪我するね
堰堤前後はスリリングだから要注意!
第三の堰堤
ありゃま!
どうしろと?
2021年01月31日 10:02撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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第三の堰堤
ありゃま!
どうしろと?
左も右もどうにもなりませんね
カモシカさえも足跡が盍いていた
2021年01月31日 10:07撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/31 10:07
左も右もどうにもなりませんね
カモシカさえも足跡が盍いていた
という訳で
手前の北に延びる沢にルート変更
2021年01月31日 10:07撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/31 10:07
という訳で
手前の北に延びる沢にルート変更
振り返って
ちょっと急だけど
登れる範囲
2021年01月31日 10:14撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/31 10:14
振り返って
ちょっと急だけど
登れる範囲
お、日差しが
2021年01月31日 10:15撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
1/31 10:15
お、日差しが
日差しを浴びながら
沢を登って行く
このまま天気復活か?
2021年01月31日 10:25撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
1/31 10:25
日差しを浴びながら
沢を登って行く
このまま天気復活か?
二俣からその間の尾根を選択

が、なかなかの急登で、、、
2021年01月31日 10:39撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
1/31 10:39
二俣からその間の尾根を選択

が、なかなかの急登で、、、
ひえー、汗だくだね

木からの落雪も被っちゃうし
2021年01月31日 10:47撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
1/31 10:47
ひえー、汗だくだね

木からの落雪も被っちゃうし
青空だ
2021年01月31日 10:48撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
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青空だ
でも、すぐに雪が降ってくる
構わずに尾根から小ピークを目指す
2021年01月31日 11:22撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/31 11:22
でも、すぐに雪が降ってくる
構わずに尾根から小ピークを目指す
447ピークにはピンクテープあり
2021年01月31日 11:22撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
1/31 11:22
447ピークにはピンクテープあり
コンパスを合わせて進むけど
吹き溜まりは嫌なので
頑張って薄氷の方を選ぶ
2021年01月31日 11:23撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/31 11:23
コンパスを合わせて進むけど
吹き溜まりは嫌なので
頑張って薄氷の方を選ぶ
風と雪がゴーゴー
ココでもコノ厳しさ
右頬がギンギン疼く
2021年01月31日 11:26撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/31 11:26
風と雪がゴーゴー
ココでもコノ厳しさ
右頬がギンギン疼く
山頂に着きました
2021年01月31日 11:59撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6
1/31 11:59
山頂に着きました
で、あっと言う間に避難小屋
2021年01月31日 12:08撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5
1/31 12:08
で、あっと言う間に避難小屋
本日のランチ
テルモスのお湯でカップラーメン
シーフードと味噌!
で、一つづつパン追加で
2021年01月31日 12:17撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/31 12:17
本日のランチ
テルモスのお湯でカップラーメン
シーフードと味噌!
で、一つづつパン追加で
さ、下りましょう
2021年01月31日 12:39撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/31 12:39
さ、下りましょう
行ったことない尾根に行きます
ココからもコンパスで
2021年01月31日 12:39撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/31 12:39
行ったことない尾根に行きます
ココからもコンパスで
お、道の跡
ピンクテープも発見
でも無視して
コンパスの示す方向にズドン(笑)
2021年01月31日 12:44撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/31 12:44
お、道の跡
ピンクテープも発見
でも無視して
コンパスの示す方向にズドン(笑)
そしたら道に出た
2021年01月31日 12:50撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
1/31 12:50
そしたら道に出た
杉林ですね
2021年01月31日 13:18撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/31 13:18
杉林ですね
道は一部ハッキリしなかったけど
とりあえず沢沿いに
一回失敗して戻る(^^ゞ
2021年01月31日 13:29撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/31 13:29
道は一部ハッキリしなかったけど
とりあえず沢沿いに
一回失敗して戻る(^^ゞ
ピンクテープさん
たま〜にあります
2021年01月31日 13:33撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/31 13:33
ピンクテープさん
たま〜にあります
地形図には出てこない堰堤がポツポツ
それらの堰堤は昭和62年の物でした
2021年01月31日 13:33撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/31 13:33
地形図には出てこない堰堤がポツポツ
それらの堰堤は昭和62年の物でした
雪はそんなに深くはありませんでした
2021年01月31日 13:34撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/31 13:34
雪はそんなに深くはありませんでした
堰堤をいくつか越えて行くような道だったようですが
ここでも林道の崩落あり
2021年01月31日 13:41撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/31 13:41
堰堤をいくつか越えて行くような道だったようですが
ここでも林道の崩落あり
あ、道にでましたね
いきなり「道路」でした
2021年01月31日 13:42撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/31 13:42
あ、道にでましたね
いきなり「道路」でした
車道を歩いて駐車場まで
2021年01月31日 13:47撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/31 13:47
車道を歩いて駐車場まで
ただいまです
おつかれさまでした
2021年01月31日 13:51撮影 by  RICOH WG-20, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/31 13:51
ただいまです
おつかれさまでした

装備

MYアイテム
しゅん
重量:8.30kg
こまどり
重量:6.46kg
個人装備
ハードシェル(上下) 登山靴 兼用靴 防寒着 帽子 タオル・手拭い 手袋 バラクラバ オーバーグローブ ツェルト ヘッドランプ ナイフ類 サバイバルブランケット カットバン・包帯・テーピング トイレットペーパー・ティッシュ 携帯トイレ 身分証明書・保険証 ハンディー無線機 GPS 予備電池 地形図・コンパス 筆記用具 計画書 時計 デジカメ 携帯電話 コッヘル ガスストーブ ガスカートリッジ 水分 おやつ(非常食) 食事 ストック ゴーグル スノーシュー ゾンデ スコップ ビーコン 輪カン ゲイター インリーチ

感想

今日は西風が強そうなので、それなりの山となるところだけど、いつもと違う選択方法で梵珠山に行ってみる事にした。
梵珠山とは言っても、今日は一般的なルートではなく、以前とんでもない目にあったと聞いた事がある、山頂から北東に延びる沢方面から登ってみる事にした。
何がとんでもないのかを確認するためでもある。
前半は地形図にある林道が崩落していたりして、あー、これはスキーで下山だと厳しいかもね、と思っていたが、地形図にある堰堤付近の奥に、再度の堰堤があり、はっはー、ココは確かに厳しいわ!よく突破したな〜、と言っていたら、その奥に又しても堰堤が現れ、厳しすぎて私達は突破を断念した。
堰堤部両脇の谷が、地形図以上に斜度が急で、乗り切るには困難が見え見えです。
あの人が「ひどい目にあった」と言うだけの事がある谷だったのを確認し、私達は即座に進路を変更!
ちょっと遠回りだけど、北に延びる沢から迂回して登る事にした。
こちらの沢は堰堤もなく、十分に登っていける傾斜でした。
地形図で沢の角度を確認したり、現れる地形から現在位置の確認など、冬の自由な山歩きをアナログの手法で進めて行きました。
こんな山歩きが私達は好きなんです。
そりゃ、たまにやらかして目論見と違った結果になったりもしますが、それも楽しみの一つ。
デジタルでココ!と一発で答を出されるのは、どうしようもなくなってからだけでいいんです。
今回は登り、そして下山まで、好きなアナログで山を楽しみながら歩き続け、
一般的にはお勧め出来ないルートでしたが、楽しい山行でした。
お疲れ様でした。

本日の天気予報は昨日よりはましだけど、昼頃までは荒れ模様
山の風は収まらないようでした
梵珠山で意見が一致し、行った事のないルート取りで行く事に
沢内沢を遡行して梵珠山山頂をねらう予定
現地判断で変更あり、という事で出発です

ビジターセンター脇のキャンプ地を抜けて、そのまま沢沿いに旧林道?があり楽
道がUターンする先からは沢地形の中を進む
1つ目の堰堤は問題なし、2つ目の堰堤は、、、
右岸しか通過出来なさそう、沢は渡れる状態
トラバースがスリリング
この間の暖気でザラメが固まった層があり、硬さが変わるので注意しながら進む
北に分かれる二俣の上部に3つ目の堰堤があり両岸とも険相で到底通過したくない感じ
という訳で、右俣の沢沿いに上がる作戦へ
コンパスと地図で沢を同定し、二人で確認しあう
緩やかな沢で上がりやすいが、温かかった時に崩れたと思しき雪の塊もあり、注意しながら進む
角度のない二俣からはその間の尾根を登る事にした
すっかり抜け落ちていたが、こういう沢の間の尾根って、とっつきの角度がきついのだ
何度も経験したのに全く学習しないと思いながら頑張って細尾根を登る
なだらかなピークに達して稜線上に
風は一気に強くなり、横殴りの雪がやってきた
稜線通しなのだが、東寄りは雪が吹きだまっているのでやや西のルートと思ったら行き過ぎて途中修正
コンパスで方角をみているのだが、ついつい体は楽な方を選んでしまう
山頂にはグループの人達が丁度休み終えた所
私達も同時刻で下山開始し、避難小屋へ
他に来訪者もなく落ち着いて昼ご飯を頂いた
ここからさらに南下して下山することにしたので、またコンパスを合わせる
山頂付近ではまだ尾根は見えない
コンパスを信じて進むと前方に比較的はっきりとした尾根があり、その脇には旧道らしき跡
それを基本はたどりながら下る
広場状の部分では左の尾根、
さらに下ってもう一回左の尾根で鞍部へ到着
この付近は杉林になっていた
やや暗い沢地形を下るが、旧道らしき跡は判別つかず、ピンクテープも途切れる
下れる斜面を探して沢に下り、下り続ける。沢の合流部は地形が結構険しい
旧道のルート通りで正解だった
冬の里山、ルートを変えると結構手ごわく、なかなか満足な山歩きになったと思う

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