梵珠山を思いついたルートで歩く
- GPS
- 05:14
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 422m
- 下り
- 423m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 5:14
天候 | 曇り時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
周辺含めて計20台位は停めていました |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況・危険箇所等】 447ピークから避難小屋を除いて登山ルートではありません そもそも、全て雪の下にてトレース無ければルートは無いに等しいです 今回の経路は谷筋を含んでおり、雪崩、滑落を含む雪山のリスクが伴います 沢内沢を遡上し、旧林道は一部路面欠落がありますが、大きな問題は有りません 林道の橋から先、2つ目の堰堤を右岸から越えましたが、滑落の危険があり、落ちれば怪我の可能性がある高さです 3つ目の堰堤は突破困難のため右俣の沢を遡行し、二俣から沢に挟まれた尾根を選択しました 一部細尾根となっており、注意を要します 447ピークから梵珠山山頂までは登山ルート上ですが、ピンクテープなどは薄いためあてにはなりません 基本は尾根通しです。吹き溜まりを避けて歩いたためトレースが西寄りになりすぎて途中で修正しています 釈迦堂山から先もコンパスで方位を定めて歩くかGPSが必要です 一部ピンクテープと旧登山道らしい跡がありますが、雪のためハッキリしない部分が散発します。 分岐から先は沢沿いに下りるルートは不明瞭となっており、下りやすい斜面を見定めて下る必要がありました 下部は道の残存がありますが、一部崩落などがあります ※梵珠山の北東斜面を下りきるのはやめた方が良いですね。 |
その他周辺情報 | ビジターセンターは開設されており、トイレが使用可能です 簡易的なスノーシューが借りられます |
写真
装備
MYアイテム | |
---|---|
個人装備 |
ハードシェル(上下)
登山靴
兼用靴
防寒着
帽子
タオル・手拭い
手袋
バラクラバ
オーバーグローブ
ツェルト
ヘッドランプ
ナイフ類
サバイバルブランケット
笛
カットバン・包帯・テーピング
トイレットペーパー・ティッシュ
携帯トイレ
身分証明書・保険証
ハンディー無線機
GPS
予備電池
地形図・コンパス
筆記用具
計画書
時計
デジカメ
携帯電話
コッヘル
ガスストーブ
ガスカートリッジ
水分
おやつ(非常食)
食事
ストック
ゴーグル
スノーシュー
ゾンデ
スコップ
ビーコン
輪カン
ゲイター
インリーチ
|
感想
今日は西風が強そうなので、それなりの山となるところだけど、いつもと違う選択方法で梵珠山に行ってみる事にした。
梵珠山とは言っても、今日は一般的なルートではなく、以前とんでもない目にあったと聞いた事がある、山頂から北東に延びる沢方面から登ってみる事にした。
何がとんでもないのかを確認するためでもある。
前半は地形図にある林道が崩落していたりして、あー、これはスキーで下山だと厳しいかもね、と思っていたが、地形図にある堰堤付近の奥に、再度の堰堤があり、はっはー、ココは確かに厳しいわ!よく突破したな〜、と言っていたら、その奥に又しても堰堤が現れ、厳しすぎて私達は突破を断念した。
堰堤部両脇の谷が、地形図以上に斜度が急で、乗り切るには困難が見え見えです。
あの人が「ひどい目にあった」と言うだけの事がある谷だったのを確認し、私達は即座に進路を変更!
ちょっと遠回りだけど、北に延びる沢から迂回して登る事にした。
こちらの沢は堰堤もなく、十分に登っていける傾斜でした。
地形図で沢の角度を確認したり、現れる地形から現在位置の確認など、冬の自由な山歩きをアナログの手法で進めて行きました。
こんな山歩きが私達は好きなんです。
そりゃ、たまにやらかして目論見と違った結果になったりもしますが、それも楽しみの一つ。
デジタルでココ!と一発で答を出されるのは、どうしようもなくなってからだけでいいんです。
今回は登り、そして下山まで、好きなアナログで山を楽しみながら歩き続け、
一般的にはお勧め出来ないルートでしたが、楽しい山行でした。
お疲れ様でした。
本日の天気予報は昨日よりはましだけど、昼頃までは荒れ模様
山の風は収まらないようでした
梵珠山で意見が一致し、行った事のないルート取りで行く事に
沢内沢を遡行して梵珠山山頂をねらう予定
現地判断で変更あり、という事で出発です
ビジターセンター脇のキャンプ地を抜けて、そのまま沢沿いに旧林道?があり楽
道がUターンする先からは沢地形の中を進む
1つ目の堰堤は問題なし、2つ目の堰堤は、、、
右岸しか通過出来なさそう、沢は渡れる状態
トラバースがスリリング
この間の暖気でザラメが固まった層があり、硬さが変わるので注意しながら進む
北に分かれる二俣の上部に3つ目の堰堤があり両岸とも険相で到底通過したくない感じ
という訳で、右俣の沢沿いに上がる作戦へ
コンパスと地図で沢を同定し、二人で確認しあう
緩やかな沢で上がりやすいが、温かかった時に崩れたと思しき雪の塊もあり、注意しながら進む
角度のない二俣からはその間の尾根を登る事にした
すっかり抜け落ちていたが、こういう沢の間の尾根って、とっつきの角度がきついのだ
何度も経験したのに全く学習しないと思いながら頑張って細尾根を登る
なだらかなピークに達して稜線上に
風は一気に強くなり、横殴りの雪がやってきた
稜線通しなのだが、東寄りは雪が吹きだまっているのでやや西のルートと思ったら行き過ぎて途中修正
コンパスで方角をみているのだが、ついつい体は楽な方を選んでしまう
山頂にはグループの人達が丁度休み終えた所
私達も同時刻で下山開始し、避難小屋へ
他に来訪者もなく落ち着いて昼ご飯を頂いた
ここからさらに南下して下山することにしたので、またコンパスを合わせる
山頂付近ではまだ尾根は見えない
コンパスを信じて進むと前方に比較的はっきりとした尾根があり、その脇には旧道らしき跡
それを基本はたどりながら下る
広場状の部分では左の尾根、
さらに下ってもう一回左の尾根で鞍部へ到着
この付近は杉林になっていた
やや暗い沢地形を下るが、旧道らしき跡は判別つかず、ピンクテープも途切れる
下れる斜面を探して沢に下り、下り続ける。沢の合流部は地形が結構険しい
旧道のルート通りで正解だった
冬の里山、ルートを変えると結構手ごわく、なかなか満足な山歩きになったと思う
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