乾徳山・黒金山周回〜踏み跡のない残雪コース〜


- GPS
- 05:53
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,477m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
6:01 徳和駐車場
6:22 乾徳山登山口
7:13 錦晶水
7:19 国師ケ原
7:42 扇平
8:15 乾徳山 8:20
8:56 笠盛山
9:32 黒金山 9:45
10:16 大ダオ
11:37 乾徳山登山口
11:54 徳和駐車場
天候 | 快晴・風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆徳和〜乾徳山 舗装道路を経て登山口に至る。始めは緩やかな歩きやすい登り坂で、錦晶水を超えた辺りからこぶし大の岩がゴロゴロしだす。国師ケ原を超えて急坂をなり高度を稼いで月見岩に至る。扇平まで少し登り、その後、樹林帯に入る。大きな岩と根っこの出ている登山道を交互に通過し、鎖のある岩場を超えて頂上到着。 この日は、凍結もなく、危険な感じはなし。 ◆乾徳山〜黒金山 金属製の階段を最初に下り、大きな岩をいくつか越えて分岐に至る。ここからは、黒金山まで、ひたすら樹林の中を歩く。一部を除き、展望はない。倒木も多数で、テープや番号のある札を慎重に見ながら歩かないと、登山道を見逃すおそれあり。 この日は、凍結した残雪がずっと続いていた。 ◆黒金山〜徳和 同じ路を少し戻り、分岐を大ダオ方面に進む。この日は、大ダオ直前までアイゼン装着。残雪に踏み跡がなく、マイナーな登山道。大ダオまで樹林帯の中で傾斜も緩く、テープを頼りに慎重に歩く必要あり。大ダオから徳和までずっと下り道。うんていまで沢沿いの道を徒しょうしながら歩くが、踏み跡がはっきりしないので、とにかくテープが頼りとなる。作業用の一部コンクリート舗装もある林道を歩き、徳和の登山口を経て徳和に戻る。 |
写真
感想
ゴールデンウィークの最初の山歩きは、乾徳山と黒金山の周回コースです。
最近、周回コースを探しては楽しんでいます。
乾徳山は、毎年この時期に歩いています。
理由は、乾徳山の展望の良さと帰雲亭の山菜天ぷらそばをいただくためです。
乾徳山は、標高2000mチョイで、日当たりがいいので、暑い夏は避けています。
山菜てんぷらは、店主が採ったり、農協から仕入れた新鮮な、ふきのとうやこごみなどを利用したもので、絶品です。
ヤマレコの記録を眺めていると、黒金山まで足を延ばせば、ぐるっと周回できるコースがあることが分かりました。
昭文社の地図では、乾徳山から黒金山まで2時間30分とありますが、天気も安定してるし、朝早く出発すれば、なんとかなるかなと思って、この周回コースを歩くことにしました。
乾徳山までは、何度も歩いているコースですし、ペース配分も良く分かっているので、涼しくて歩きやすかったので、サクサクっと歩き、2時間14分で頂上に到着。
頂上には、すでに先客が一人いました。さすが、人気のある山です。
360度の大パノラマを楽しみ、黒金山を目指します。
金属製のハシゴを降りると、んっ?雪がついている・・それも、凍っている。
北斜面だし、標高もあるので、ある程度は覚悟していましたが、乾徳山直下ですぐかい?
幸い、急坂はなく、針葉樹の中を歩くコースなので、黒金山までは、滑落の危険もなく、アイゼンなしで歩くことができました。
それにしても、乾徳山から先はマイナーなコースらしく、踏み跡が少なく、林の中を歩くので、道がはっきりしていません。クレジットカード大の番号のある表示とテープ・リボンを目印に慎重に歩きます。
特に頑張って早く歩いたという意識もなく、乾徳山から1時間12分で黒金山に到着しました。徳和から3時間半で来ちゃいました。
黒金山は、片側だけが開かれた場所ですが、すごく気持ちの良い場所です。
富士山も端っこに見えていて、何よりも、自然豊かに感じるのがいいです。
この日は、風が強く、雪が残っていることは気温も低い訳でして、寒くて仕方ありません。
携帯の電波も届いたので、頂上から帰雲亭に、2時間くらいで着きますのでと、そばの予約の電話を入れて、下山を開始します。
下りは、軽アイゼンを装着します。だって、雪がかっちんかっちんですから。
3分で分岐に戻り、大ダオ方面に歩こうとすると・・・踏み跡が全くない・・。
雪の状態からすると、相当前に降雪しているはずなのに・・・超マイナーなコースなんだなと、一人納得しながら、下山していきます。
それにしても、道がわからない・・・テープと番号板だけがとにかく頼りで、あっちフラフラ、こっちフラフラ・・・けもの道も交錯し、途中、鹿の足跡に導かれながら、進んでは軌道修正を何度も行いながら、なんとか大ダオに到着しました。
大ダオは、富士山方面の展望も良く、気持ちのいい峠です。
ここから、先は、沢沿いの下り道。
少し下ると、すぐ沢の水が出て、岩のすきまから出たばかりの新鮮な水を、自己責任でごくごく飲みました。雪解け水なのでしょうか?冷たくとすごくおいしいです。
ここも、標識はあまりなく、テープ、リボン、ビニールひもの切れ端を目印に、沢を渡りながら下っていきます。
でも、歩きにくいという感じはせず、東側という位置関係もあり、明るい沢道で気持ちがいいです。
あっという間に、うんていまで行き、作業用の林道を歩いて、乾徳山登山口まで戻り、徳和集落に帰ってきました。
全行程6時間弱の、変化に富んだ、楽しい周回コースでした。
もちろん、帰雲亭で、山菜てんぷらそばをいただきます。
今日の山菜は、タラの芽、こごみ、ふきのとう、うど、あとはなんだっけなという山菜です。1200円の価値は十分あると思います。
で・・予定より早くハイキングが終わったので、車で上日川峠に行き、大菩薩嶺をミニ周回をすることにしました。
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